手錠かけられ「ありがとう」 地面師になれなかった男性の後悔と代償 | 毎日新聞

関連記事

手錠かけられ「ありがとう」 地面師になれなかった男性の後悔と代償 | 毎日新聞

裁判の判決前に架空の不動産取引の経緯を説明する男性。「地面師をまねした」と語った=大阪市内で2025...概要を表示 裁判の判決前に架空の不動産取引の経緯を説明する男性。「地面師をまねした」と語った=大阪市内で2025年8月6日午後3時1分、川地隆史撮影 すべては順調にいっている。 そう思っていた。 不動産会社に勤める男性(29)は、カフェで顧客の女性から差し出された封筒に息をのんだ。 中には架空の不動産取引による手付金440万円が入っている。「地面師」をまねて女性をだまし、契約の場にこぎつけていた。 だが封筒を手に取った瞬間、周囲の客が一斉に立ち上がり、こちらを向いた。 彼らの正体は警察の捜査員だった――。 あのドラマ視聴「できるんちゃう」 さかのぼること半年ほど前。男性は会社の後輩から「簡単に金が入る良い方法ないですかね?」と相談を受けた。 男性が勤める不動産会社は給料が歩合制で、仕事がうまくいかない後輩は成績が伸びずに悩んでいた。 収入が少ないにもかかわらず、ギャンブルなどで450万円ほどの借金を抱

ブックマークしたユーザー

• miqkun2025年10月21日 miqkun
• soramimi_cake2025年10月20日 soramimi_cake