睡眠と天候
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ようやっと重い腰を上げて、ドワンゴの裏切りによってサービス終了したLDRでエクスポートしておいたOPMLファイルを使い、別のフィードリーダーへと移行した。もともと長期休暇中に行うタスクとして計画していたが、椅子を買い替えてから取り組もうと考えていたため、今日の実行となった。
移行先は以前から決めていたFeedly + Feedpon(Firefox Add-on)またはInoreader + Irodr。
Feedlyで最初にハマった点として、FeedlyでのOPMLインポート作業、ファイル選択してアップロードしたらあとは勝手にバッチ処理が進むと思っていたら、アップロードしたタブは開きっ放しで待っていないといけないのだった。
長く利用していたLDR時代から、購読フィードのメンテは全くしていなかったためか、現在となってはデッドリンクならぬデッドフィードとなってるアイテムも多かった。仕方ないね。
[画像:【スクリーンショット】購読できなかったアイテム]
▼ [Web]Feedpon(Firefox Add-on)雑感
Feedponを使ってみたので、引っ越してきたLDRヘビーユーザーの視点から、雑感とメモです。インポートした購読フィードは1,000件ほどです。
前提として、LDR風の現代的なUIフロントエンドとして、とても良くできていますし、サムネイル表示や自動既読の機能要望は却下という方針にも共感しています。「自分が欲しいから作る」というモチベーションで実装されたソフトウェアでは、何でもかんでも機能要望に応える必要は無いと私も考えています。
- 使い慣れたショートカットキーjやkでのアイテム移動、rで再読み込みといった基本機能に加え、fで記事内容の全文取得といった拡張機能が最初からインテグレートされていてありがたい。
- 「スペースキーでのスクロール量が多過ぎる」と感じていたが、設定から変更できた(後述)。
- おそらくバックエンドのFeedly由来と思われるが、古い記事がほとんど拾われていない点が気になった。「Number of entries」を「200」に増やしたけどしっくり来ないし、もちろん「Only unread」を外せば大量に表示されるのだが、新着記事の表示量がLDRとは感覚的にかなり違う。
- GitHubにもある通り自動既読は実装されていないため「Mark all as read」をgmショートカットなどで行わないと未読状態のままだった点も、最初は戸惑った。ただ慣れたらそんなに不便ではないし、誤爆で既読化されない動作も悪くない。
- Pinを立ててもPinエリアに溜め込まれるだけで、一気に別タブで開く方法が分からず、使わなくなった。
- 気になった記事が目に留まったら、vキーで開いてる。
- LDRの特徴であった購読レートFeedly側にインポートされていないため、ひとまずカテゴリを順に舐めて読んでいる。
- 「★★★★★」とかのカテゴリを自分で作ればLDR風に管理できるのは分かっているが、今からやり直す気力も湧かない。
- 記事の読み込みを始め、全体的にもっさりしている。
- プレースホルダを使ったり、フロントエンド側で凄く工夫しているのは感じる。
- おそらくLDRの先読み機能が「大量にフィードを読む」という行為に対して、最適化され過ぎていたんだと思われる。革新的過ぎた。
スペースキーでのスクロール量
「0.5」だった値を「0.1」にしたら、丁度いい塩梅になりました。
キーボードショートカットの設定がUI側から柔軟に設定できるようになってて感心する。
[画像:【スクリーンショット】スクロール量を0.1に]
▼ [Web]Inoreader + Irodr雑感
InoreaderをバックエンドとするWeb型フィードリーダーIrodrも試しました。
1,000件ほど購読フィードをインポートした状態(ちょっと全件インポート成功したのかは分からない、後述)で使ってみての感想です。
素のInoreaderとしては一切使っていないため、感想の中でInoreader自体の仕様なのかIrodrの仕様なのか、私が勘違いしている点があるかも知れません。
- LDR風UIの「サクサクした軽快さ」再現度がもの凄いです。感動するレベル。
- j/kで記事単位の移動をした際も余計なアニメーションが一切入らないので、「これこれ、これだよ」という安心感。
- s/aで購読フィード間を移動した時の画面位置など、かなり「LDRの挙動を再現する」ことに力を入れている事が窺える。
- Pin機能が無い。vキーで淡々と開いて記事を読みに行く使い方になる。
- 未読の新着記事0件のフィードを表示/非表示切り替える設定は無いっぽい。個人的に、LDR利用時にはよく切り替えていたので違和感。
- 「購読フィードの記事を開いたら既読」になってて、LDRユーザーには分かり易い挙動。
- 最低限の機能を提供し、設定などはできるだけ本家Inoreaderに飛ぶようになってる。
- キーボードショートカットや拡張機能のサポートは、UserScript APIが用意されているので、欲しければどうぞといったスタンスのようで、この点も開発者寄りという印象。
- 考えてみればLDRも元々はこんな感じのスタンスだった。
InoreaderのOPMLインポート終わらない問題
1番苦戦したのがこれ。
インポート中のプログレスバーが、30分ほどしても完了せず、表示も「1,000+」になった状態のまま更新されなくなってしまった。
×ばつ」を押したら、なんとなくインポート完了している風ではあった。
[画像:【スクリーンショット】インポート中を示すプログレスバー]
連携アプリとしてのIrodr作成とOAuth Client Id/Client Secretキー取得
こちらも開発経験のある人でないと、なかなか理解できない気がした。
「Inoreaderと連携するアプリケーション」としてIrodrをユーザーが自分で作る必要があるんですね。
[画像:【スクリーンショット】OAuth Client Id/Client Secret取得のためのアプリ作成画面]