▼ [サバティカル]『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』見終わった
睡眠と天候
- 前日就寝:01:30
- 当日起床:09:30
- 当日天候:キリっと冷えて寒い快晴
前日(1/11)からAmazonプライムビデオで『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(以降『ガンダムUC』表記)を見始めて止まらなくなり、またまた夜更かしをしていたのだった。
この日は、起きてからちょろっとポケモンGoで散歩した後、ひたすら引きこもってガンダムUCを視聴していた。
[画像:【写真】ガンダムUC]
雑感
見ながら感じていたことをつらつらと書いておく。できるだけネタバレは無しで。
宇宙世紀ガンダムは、一部OVA作品を除いて、TVシリーズと劇場版含め、ほとんど見てます。
- ガンダムシリーズには珍しくボーイミーツガールで始まり、見てて「......ラピュタかな?」と言いそうになってしまった。
- 全体を通して、用語の説明がめちゃくちゃ丁寧だった印象。
- 宇宙世紀のガンダムシリーズって、エヴァシリーズほどではないにしろ、難解な用語に関しては、不親切というか、スパロボ等の別メディアで副次的な解説でも読まない限り意味が分からん扱いだった気がする。
- ガンダムUCだと「ニュータイプとはこういうもの」「強化人間とはこういうもの」って、劇中でキャラクターが解説してくれて、凄く親切だなぁと。
- 宇宙世紀100年間の総決算という感じのストーリーで、ジオン公国の話にケリが付いたところが良かった。
- 主人公バナージの造形も、カミーユやシーブックを想起させる、良い意味で「宇宙世紀ガンダムの系譜だな〜」という感想。
- 登場するMSも、ファースト時代の水陸両用から、Zガンダム時代を彷彿とさせる変形機構から、ガンダムZZや逆シャアからの流れを感じさせる火力偏重なタイプまで、盛り沢山だった。変形する百式シリーズ居たよね? あの機体カッケーっすわ。
- 戦闘シーンも全体的にスタイリッシュで良かった。ただ最終決戦は大味過ぎた気がする......。まぁガンダムの最終決戦って大抵はエスパー的で大味になりがちではあるけど。
- ちょっとどうかと思った点として、自己オマージュみたいな描写があまりにも多くて、公式二次創作でも見てる気分になってしまった。
- 「3倍の速度」とか、「見せてもらおうか〜」とか。
- フル・フロンタルと言いナレーションと言い、池田秀一のバーゲンセールやんけ。結局シャアと同一人物なのかどうか確証が持てなかったし......。俺の見方が浅いのか。
- これでブライトさんが主人公を修正でもしてたらドン引きだったところである。「そう言えばブライトさんの中の人ってお亡くなりになってたよな?」と思ってエンドロール確認したら、全く違う方が演じてて、でも違和感無くて声優ってスゲーなと素直にびっくりした。
- マリーダさんとジンネマンのおっさんが泣けるんだよなぁ。個人的に、ガンダムUCの裏主役はこの2人じゃないかなぁ。
- 宇宙世紀ガンダムのおける人工ニュータイプや強化人間って、不幸になるイメージしか無くて、マリーダが出撃する度に、いつ退場になるのかハラハラしながら見てた。
- プル・プルツーが獲得できなかった人間関係を持てる可能性の一つとして描かれたと思うと、『ガンダムZZ』が好きな自分としては、多少なりとも救われた気持ちになった。
- OPとEDは「製作にメ〜テレおるやんけ!」というインパクトが強過ぎて、あまり他の印象が残っていないのだった。
総評
前史としての逆シャアや、その後に続くF91といった「確定されている歴史」が存在する中で、作品間を埋めるだけでなく、「宇宙世紀の始まりから100年間」を見事に総括しているところがスゴイ。ガノタとして思わずオタク語りしたくなってしまう作品である。夢中になって一気見をした。
宇宙世紀ガンダムシリーズとしては珍しく終盤で退場祭りになっていないし、映像も現代的で美しいし、初めてガンダムシリーズを視聴する人にも、十分におすすめできるのではないでしょうか。