▼ [雑記]マツダのデミオとスズキのスイフトをそれぞれディーラーへ行って見てきた
2016年の目標だった筈の新車に乗り換え計画を1年遅れで実行に移すことにした。
かなり億劫だったが1日かけてディーラーを回って実車を見てきた。
ざっくり方針
- 5ナンバー車に絞る。
- CVTダメ。ゼッタイ。
- カタログ燃費性能は気にしない。実燃費で今乗ってる車くらいの数字(13km/L)が出てくれれば十分。
- 今乗ってる平成17年式(2005年1月購入)のスイフトは、中古車専門店で査定してもらった数字をベースに、ディーラー下取りの価格を交渉する。
- 予防安全装備のオプションはとにかく全部入れる。ACC含め、このために新しく車を購入すると言っても過言でない。
- 本当は予算250万円くらいまで許容できるのだが、ひとまずディーラーでは現金一括200-230万円くらいで考えていると主張することにする。
マツダディーラーでデミオを見る
- マツダディーラーの店構えが綺麗になっててびっくりした。ほんの2〜3年前まで町の整備工場に毛が生えた店舗だったのに。
- ガソリンエンジンモデルとディーゼルターボエンジンモデルの両方を試乗した。
- 内装の品質が凄く高い。輸入車みたい。輸入車を所有したこと無いけど。
- 後席が予想以上に狭い。頻繁に使う訳じゃないから別に良いにしろ、ちょっと狭過ぎでは。
- ペダルレイアウトが独特だった。アクセルペダルを遠くに感じると伝えると「マツダ車が正しいんです! むしろ他のメーカーがおかしいんです! マツダではオルガンペダルが正しくレイアウトできるようにシャシーから設計して云々〜」と力説する営業さん。いかにもマツダっぽい。熱いぜ。
- 低速域でハンドルが軽くなり、速度を出すとしっとり重くなるためか、とても運転し易い。全長4m超だからと心配してた小回りも問題なし。
- 最初に乗ったガソリンエンジンモデルでは、アイドリングストップが静かで、「マツダのi-stopってすげえ!」って感心した。しかしディーゼルエンジンモデルだと着火音が大きくて気になるのだった(もともと右折待ちなどでアイドリングストップかかるのは苦手)。
- ディーゼルエンジンの低速トルクは確かに凄いんだけど、意外と音が気になるなと感じた。乗る前は絶対にディーゼルしか無いと考えてたけど、これならガソリン車の13Sを中心に交渉して良いかなぁ。
- 提示された条件はどちらのモデルも同じ値引きで、乗り出し価格は13S Touringが207万円、XD Touringが232万円という見積もり。非常に惹かれる「マシーングレープレミアムメタリック」は特別色のため、これにプラスで4万円かかると言われた。
- 本体値引き12万円 + 下取り査定を5万円上乗せして9.3万円。
- 「できればマツダ初売りセール期間中(〜1/15)に決めて頂きたいです」とやんわり言われた。ゴリ押しをしないところが好印象。小改良で追加されたG-ベクタリングコントロール機能を30分近く熱弁されたのは少し引いたが......。
- 「もう値引きで買ってもらってマツダ地獄と言われる売り方はやめました」とも言っていた。全国的にこんな感じでゆったり商談できるのが今のマツダディーラーなのかもね。
[画像:【写真】デミオの商談テーブル。]
スズキディーラーでスイフトを見る
- 新型スイフトは年末の2016年12月27日に電撃的な発表をされ、販売現場も大混乱しているそう。この辺りの地域では試乗車のナンバー登録が追い付いておらず、最速でも試乗車の入庫は2017年01月14日前後になるとか。
- ひとまず展示車に乗り込んで内外装を見せてもらった。
- 内装に関しては頑張っていると思うが、正直なところ細かいステッチの表現など、デミオの圧勝だと感じられた。最近のマツダ車って凄いんだな。メーターに関してはスイフトの方が僕は好みだった。デミオは速度計がデジタル数字での表示なんだよね。
- リアドアの開け方が初見には分からない。ああいうドアハンドルが溶け込んだデザインが流行ってるそうな。普通のドアハンドルで良くないか。
- 後席が思ったより広い! 膝前にこぶし1個が入る程度には余裕があった。先代モデルは詳しく知らないが、自分が乗ってる先々代比では随分と広くなってるのでは?
- 6AT採用のRStグレードにマツダと同様のセーフティパッケージやETCなどのオプションを付けて、乗り出し価格204万円という提示。
- 本体値引き10万円 + オプションサービス5万円 + 下取り10万円以上を確約と強く言われた。
- 「スズキ車の下取りでマツダのディーラーに負ける訳には行きません!」と張り切っていた。これはこれで「もしや自分は今、スズキ地獄の始まりに立っているのでは?」と思わなくもない。
- 排気量1L未満、重量1t未満と、それぞれ税率区分が安くなるのも嬉しい点。
[画像:【写真】スイフトの商談テーブル]
ここから交渉
条件が出揃ったので、ここから交渉を始める。俺こういうの自己嫌悪になるから本当にやりたくないんだよ...。
- 査定させた複数の中古車専門店にディーラー下取り価格を伝える。「最低買取保証価格は同条件にするので、うちに売って下さい!」と返されたので、「じゃあ新車契約が決まったらこっちから連絡します」と言っておく。
- マツダディーラーに連絡し、スイフトの試乗が遅れることを伝える。「今日出してもらった条件って初売りセール終わっても引き継げますか?」→「うーん難しいですが上と掛け合ってみます」→「はいよろしくお願いします」ガチャン。
- スズキディーラーには「とにかく試乗しないと決められません。デミオはめっちゃ良い車でした。スイフトの試乗車が入ったら連絡して下さい」とお願いしておく。
1月はのんびり冷やかし試乗するつもりが、乗ってみたらデミオが想像以上に良い車で、1月中に決まっちゃいそうですね。新しいスイフトに乗ってみるのも今から楽しみだなぁ。