▼ [メタル]FINLAND FEST なんばに行ってきた
フィンランドのバンドを多数集めて東京で開催されるLOUD & METAL ATTACKの出演バンドのうち、AmorphisとVon Hertzen Brothersの2バンドによるカップリング公演が大阪でFINLAND FEST なんばと題して開催されたので仕事を早々に切り上げて新幹線で大阪まで移動し、見に行ってきた。
会場は大阪ミナミのなんばHatchというライブハウス。初めて行ったのだけど大変に立派な外観で、ミニ武道館みたいな感じ? 中もスタンディング席のあちこちに手すりが用意してあり、これを利用すると非常に快適。感動した。
Von Hertzen Brothers
- サポートアクトとして前座公演40分くらい。
- 知らなかったバンドなのだけど、結構キャリアは長いらしい。名前の通り、元々3人兄弟で活動していたところにドラムなどのメンバーを加えたとか。
- 音楽スタイルはメタルというよりオーセンティックなロック。時折、何故か太鼓を抱えたりギターをスティックで殴り付けたりと、謎のパフォーマンスがある。
- ギターx2とベースの兄弟メンバーがそれぞれフロントマンとして歌えるので表現に幅がある。真ん中の人がしゃがれた元気なシャウトを聞かせていると思ったら、突然メガネギター氏の艶がある低音ボイスにスイッチしたり。長身ロン毛でベースの兄ちゃんも滑らかなフレーズ聞かせながらコーラスしてて器用だった。
- 驚くほど無難にまとまっていたので、フィンランド本国では結構な知名度があるのかも知れない。上手く会場を盛り上げて爽やかに去って行き、Amorphis目当てで見に来た人も皆満足したのではないか。
Amorphis
- 時間80分くらいと、ほぼフルセットの演奏時間。短めになると予想してたけど、これは嬉しい誤算。
- セットリストは直近3枚のアルバムと初期3枚のアルバムを中心に据えたもの。最後はド定番のHouse Of Sleepだった。
- しょうがないのだけど、最新アルバムからセットリストに何曲か入るために、これまで定番で演奏されていたThe SmokeやTowards And Againstは脱落してしまった......。
- 最初はトミのクリーンボーカルパートが調子悪そうだったけど、じきに勘を取り戻したのか、安定し始めた。グロウルは最初から全開だった。
- いつも以上にエサのリードギターを強調したセッティングで、このバンドの場合は正解だと思う。独特の叙情的なフレーズに涙腺が緩む。
泊まりはナンバプラザホテル
翌日金曜は年休を申請してあったので、ナンバプラザホテルというホテルに泊まった。場所が難波のアーケード商店街を抜けたところで、隣りがラブホという立地。本当は含み損サムティの優待ホテルにタダで泊まろうとしたのだけど、満室で断られたのだった。役に立たねぇ......。
旅行サイト経由で1週間以上前だかに申し込むと4,400円という朝食付プランだったから若干ひどい内容を覚悟していたけど、部屋も綺麗で水回りも普通だった。壁が少し薄いくらいだろうか。このホテルはたまに当日の空き部屋を3,000円台でも旅行サイトに載せてるので、また大阪に行く時は覚えておこうと思った。
2014年のフィンランド系イベントで「見たい!」と思ったバンドはAmorphisだけだったので、お金かけて東京まで遠征せずに済んで助かった。
翌日は時間に余裕があるので近鉄難波から近鉄特急で帰ることにして、色々と節約できた大阪遠征だった。