2025年06月29日
『美咲先輩!一つだけ聞いていいですか?』:留学生のための第二言語習得入門書、ついに登場!
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
新刊『美咲先輩!一つだけ聞いていいですか? 留学生のための第二言語習得の初歩』について
美咲先輩!一つだけ聞いていいですか?: 留学生のための第二言語習得の初歩 - 村上 吉文
美咲先輩!一つだけ聞いていいですか?: 留学生のための第二言語習得の初歩 - 村上 吉文
この度、新しい本『美咲先輩!一つだけ聞いていいですか? 留学生のための第二言語習得の初歩』を出版しました。普段は本の「まえがき」や「あとがき」で出版の経緯などを書くのですが、今回は留学生向けで分量を抑える必要があったため、こちらの記事で詳しくご紹介させていただきます。
留学生のための第二言語習得の基礎
本書は、留学生の方々が第二言語習得の基礎を学ぶためのものです。以前出版した『弟よ、これだけは知っておけ!第二言語習得の基本と日本語教育』の内容を、より易しい日本語で、かつ大幅に内容を絞り込んで書籍化しました。「弟よ」が500ページを超える大作だったのに対し、本書は100ページ程度に凝縮されています。中間言語などの基本的な概念もあえて扱わず、TBLTと行動中心アプローチの区別も厳密にはしていません。これは、厳密さよりも実用性や分かりやすさを優先したためです。
厳密さを諦めるのは研究者の方々には立場上、難しいかもしれませんが、第二言語習得理論のユーザーである私が、日本語を第一言語としない方々が気軽に読める最初の入門書として提供したいという思いで執筆しました。もちろん、プロの日本語教師の方々には、小柳かおる先生など研究者の書かれた本格的な書籍をお読みになることを強くお勧めします。本書はあくまでも留学生のための第一歩となる本です。
留学生と大学院生の対話形式
『弟よ』とのもう一つの大きな違いは、本書が対話形式になっている点です。『弟よ』では兄が弟に一方的に語りかける形式でしたが、今回は留学生と大学院生が質問と回答を繰り返す形式を採用しています。これにより、読者は文章のポイントをより理解しやすくなっているかと思います。また、前回のような男性同士の親しい文体に抵抗を感じた方にも、今回は基本的に丁寧語で書かれているため、読みやすくなったのではないでしょうか。
AIの利用と著作権について
今回の執筆にあたっては、AIを積極的に活用しています。特に、Google GeminiのGems機能を用いて、登場人物のキャラクター設定や各章の構成などを事前にAIに指示し、効率的に初稿を作成しました。その後はGoogle ドキュメント付属のGeminiを利用して、AIとの対話形式で描写の挿入などを行い、完成させました。結果として、本書の出版にかかった時間はほぼ1日と、大幅に短縮できました。
本書は、このような制作背景から、多大な労力を費やした「血と汗の結晶」とは異なるため、クリエイティブ・コモンズの「表示」ライセンス(CC-BY)で公開しています。これは、著作権者(村上 吉文)の名前を表示していただければ、自由にコピー、転載、販売していただいて構わないという意味です。もちろん、Amazonからのダウンロードも250円と手軽ですので、ぜひご活用ください。
最近の関連書籍
むらログの読者の皆様には日本語教育関係者が多いと思いますので、最近の関連書籍もご紹介させていただきます。
『弟よ、これだけは知っておけ!: 第二言語習得の基本と日本語教育』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0FD8MLFN7/
『カンタ!これだけは知っておいて! : サツキお姉ちゃんが教える行動中心アプローチ』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2L3XV5V
『AI時代の教育パラダイムシフトと自己決定理論』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0F9VLR9Q5
特に3冊目の自己決定理論に関する本は、AI時代において非常に重要だと考えています。AIが何でも教えてくれる現代において、学習者には自律性が不可欠です。AIが指示してくれるわけではないので、自ら学び、意思決定する力が求められます。この時代認識をお持ちで、かつ対応方法に悩んでいる方には、自己決定理論がきっと役立つはずです。
そして、冒険は続く。
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[https://groups.google.com/g/muralog/about](https://groups.google.com/g/muralog/about)
なお、このブログはクリエイティブ・コモンズCC-BYで公開しています。
この記事の内容は村上が確認していますが、文章自体はAIが作成しています。
新刊『美咲先輩!一つだけ聞いていいですか? 留学生のための第二言語習得の初歩』について
美咲先輩!一つだけ聞いていいですか?: 留学生のための第二言語習得の初歩 - 村上 吉文
美咲先輩!一つだけ聞いていいですか?: 留学生のための第二言語習得の初歩 - 村上 吉文
この度、新しい本『美咲先輩!一つだけ聞いていいですか? 留学生のための第二言語習得の初歩』を出版しました。普段は本の「まえがき」や「あとがき」で出版の経緯などを書くのですが、今回は留学生向けで分量を抑える必要があったため、こちらの記事で詳しくご紹介させていただきます。
留学生のための第二言語習得の基礎
本書は、留学生の方々が第二言語習得の基礎を学ぶためのものです。以前出版した『弟よ、これだけは知っておけ!第二言語習得の基本と日本語教育』の内容を、より易しい日本語で、かつ大幅に内容を絞り込んで書籍化しました。「弟よ」が500ページを超える大作だったのに対し、本書は100ページ程度に凝縮されています。中間言語などの基本的な概念もあえて扱わず、TBLTと行動中心アプローチの区別も厳密にはしていません。これは、厳密さよりも実用性や分かりやすさを優先したためです。
厳密さを諦めるのは研究者の方々には立場上、難しいかもしれませんが、第二言語習得理論のユーザーである私が、日本語を第一言語としない方々が気軽に読める最初の入門書として提供したいという思いで執筆しました。もちろん、プロの日本語教師の方々には、小柳かおる先生など研究者の書かれた本格的な書籍をお読みになることを強くお勧めします。本書はあくまでも留学生のための第一歩となる本です。
留学生と大学院生の対話形式
『弟よ』とのもう一つの大きな違いは、本書が対話形式になっている点です。『弟よ』では兄が弟に一方的に語りかける形式でしたが、今回は留学生と大学院生が質問と回答を繰り返す形式を採用しています。これにより、読者は文章のポイントをより理解しやすくなっているかと思います。また、前回のような男性同士の親しい文体に抵抗を感じた方にも、今回は基本的に丁寧語で書かれているため、読みやすくなったのではないでしょうか。
AIの利用と著作権について
今回の執筆にあたっては、AIを積極的に活用しています。特に、Google GeminiのGems機能を用いて、登場人物のキャラクター設定や各章の構成などを事前にAIに指示し、効率的に初稿を作成しました。その後はGoogle ドキュメント付属のGeminiを利用して、AIとの対話形式で描写の挿入などを行い、完成させました。結果として、本書の出版にかかった時間はほぼ1日と、大幅に短縮できました。
本書は、このような制作背景から、多大な労力を費やした「血と汗の結晶」とは異なるため、クリエイティブ・コモンズの「表示」ライセンス(CC-BY)で公開しています。これは、著作権者(村上 吉文)の名前を表示していただければ、自由にコピー、転載、販売していただいて構わないという意味です。もちろん、Amazonからのダウンロードも250円と手軽ですので、ぜひご活用ください。
最近の関連書籍
むらログの読者の皆様には日本語教育関係者が多いと思いますので、最近の関連書籍もご紹介させていただきます。
『弟よ、これだけは知っておけ!: 第二言語習得の基本と日本語教育』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0FD8MLFN7/
『カンタ!これだけは知っておいて! : サツキお姉ちゃんが教える行動中心アプローチ』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2L3XV5V
『AI時代の教育パラダイムシフトと自己決定理論』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0F9VLR9Q5
特に3冊目の自己決定理論に関する本は、AI時代において非常に重要だと考えています。AIが何でも教えてくれる現代において、学習者には自律性が不可欠です。AIが指示してくれるわけではないので、自ら学び、意思決定する力が求められます。この時代認識をお持ちで、かつ対応方法に悩んでいる方には、自己決定理論がきっと役立つはずです。
そして、冒険は続く。
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この記事の内容は村上が確認していますが、文章自体はAIが作成しています。
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