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2025年07月27日
エンタメ多読の理論的背景
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
[画像:Kindle表紙サイズ テンプレ (7).jpg]
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、百人町日本語学校物語の学習者用の第一話をアマゾンで公開したので、今日はエンタメ多読の理論的背景について説明してみますね。
第二言語習得からいうと、まず「インプット仮説」が有名ですよね。
多読という学習方法は、その中でも特に「理解できるレベル」を「たくさん読む」という点を中心にこれまで実施されてきたことが多かったのではないかと思います。
しかし、クラッシェンは第二言語習得のインプットは、「理解できる大量のインプット」とだけ言っているのではなくて、compelling(抵抗できないほど魅力的)なコンテンツでなければならないと言っているんですよね。
たとえばこれとか。
「Compelling Comprehensible Input, Academic Language and School Libraries (引きつけられる理解可能なインプット、学術的言語、そして学校図書館)」
https://clelejournal.org/wp-content/uploads/2014/11/Article-Stephen-Krashen-Janice-Bland-CLELEjournal-Vol-2.2-2014.pdf
しかし、語学教師はそんなストーリを書く訓練は受けていないので、これまではこの点は無視されてきました。
それも仕方がなかったとは思います。僕にもそんな能力はありませんし。
しかし、AIはそういうおもしろい物語を書いてくれるのです。
かつ、上記論文でも触れられている「specialized」なコンテンツを作るのも簡単です。百人町日本語学校物語でも、新大久保の日本語学校を舞台にした留学生が主人公のないようになt
それで作っているのが、この #エンタメ多読 です。
タイムスリップですよ?
罠にはめられて自殺した若者の呪いですよ?
マッドサイエンティストですよ?
崩壊する地下研究所からの脱出劇ですよ?
(まあ、彼らが留学生であるという以外にまったく独自性のないテンプレばっかりですが)
でも、少なくとも僕にはものすごーく!面白いんですよね
で、この学習者用のバージョンが全文がここからコピーできますから、みなさんもぜひ読んでみてください!
https://docs.google.com/document/d/1veRWiPw0qHlngC5NqkKsrUOS8eN7ZHqmHlooQNsCNxU/copy
クリエイティブ・コモンズなので、無断で使っていいんですが、何らかの反応があると嬉しいです。
特に、新大久保のあたりの皆さんには、皆中稲荷神社(鉄砲隊を祀る神社)とかいろいろローカルネタが入っていて面白いと思いますよー!
そして冒険は続く。
【ブログ更新情報のメールでのお知らせ】
「むらログ」更新情報のメール通知を希望される方は、こちらでご登録ください。
https://groups.google.com/g/muralog/about
【参考資料】
学習者用の全文(リンクを開くとコピーできます)
https://docs.google.com/document/d/1veRWiPw0qHlngC5NqkKsrUOS8eN7ZHqmHlooQNsCNxU/copy
日本語ネイティブ用全文(リンクを開くとコピーできます)
https://docs.google.com/document/d/1L3kwdsqEH__uczr67y2C4PwOHobdpqoa0H4XZJB4QFk/copy
Kindleで読みたい人はこちら
「タイムリーパーガール 江戸を撃て! 百人町日本語学校物語」(第1話のみ 学習者用)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FJ5DV1HX
Kindle板の日本語ネイティブ用 (第5話まで全文)
「百人町日本語学校物語: タイムスリップと幽霊とマッドサイエンティスト!? 留学生×日本語×エンタメ大爆発! (エンタメ多読)」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F35RZ7DD
第二言語習得の基礎についてはこちらもご覧ください。
「弟よ、これだけは知っておけ!: 第二言語習得の基本と日本語教育 (冒険新書) 」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FD8MLFN7/
「美咲先輩!一つだけ聞いていいですか?: 留学生のための第二言語習得の初歩 (冒険新書) 」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFZQC2BV
「諦めていた英語が伸びる!: 第二言語習得の新常識が教える、50代からの最短ルート (冒険新書)」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FGTDHGK1
「第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと Kindle版」
小柳かおる (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B097CYC2HT
「日本語を教えるための第二言語習得論入門 Kindle版」
大関浩美 (著), 白井恭弘 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSJP22M9
[画像:Kindle表紙サイズ テンプレ (7).jpg]
冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?
さて、百人町日本語学校物語の学習者用の第一話をアマゾンで公開したので、今日はエンタメ多読の理論的背景について説明してみますね。
第二言語習得からいうと、まず「インプット仮説」が有名ですよね。
多読という学習方法は、その中でも特に「理解できるレベル」を「たくさん読む」という点を中心にこれまで実施されてきたことが多かったのではないかと思います。
しかし、クラッシェンは第二言語習得のインプットは、「理解できる大量のインプット」とだけ言っているのではなくて、compelling(抵抗できないほど魅力的)なコンテンツでなければならないと言っているんですよね。
たとえばこれとか。
「Compelling Comprehensible Input, Academic Language and School Libraries (引きつけられる理解可能なインプット、学術的言語、そして学校図書館)」
https://clelejournal.org/wp-content/uploads/2014/11/Article-Stephen-Krashen-Janice-Bland-CLELEjournal-Vol-2.2-2014.pdf
しかし、語学教師はそんなストーリを書く訓練は受けていないので、これまではこの点は無視されてきました。
それも仕方がなかったとは思います。僕にもそんな能力はありませんし。
しかし、AIはそういうおもしろい物語を書いてくれるのです。
かつ、上記論文でも触れられている「specialized」なコンテンツを作るのも簡単です。百人町日本語学校物語でも、新大久保の日本語学校を舞台にした留学生が主人公のないようになt
それで作っているのが、この #エンタメ多読 です。
タイムスリップですよ?
罠にはめられて自殺した若者の呪いですよ?
マッドサイエンティストですよ?
崩壊する地下研究所からの脱出劇ですよ?
(まあ、彼らが留学生であるという以外にまったく独自性のないテンプレばっかりですが)
でも、少なくとも僕にはものすごーく!面白いんですよね
で、この学習者用のバージョンが全文がここからコピーできますから、みなさんもぜひ読んでみてください!
https://docs.google.com/document/d/1veRWiPw0qHlngC5NqkKsrUOS8eN7ZHqmHlooQNsCNxU/copy
クリエイティブ・コモンズなので、無断で使っていいんですが、何らかの反応があると嬉しいです。
特に、新大久保のあたりの皆さんには、皆中稲荷神社(鉄砲隊を祀る神社)とかいろいろローカルネタが入っていて面白いと思いますよー!
そして冒険は続く。
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Kindleで読みたい人はこちら
「タイムリーパーガール 江戸を撃て! 百人町日本語学校物語」(第1話のみ 学習者用)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FJ5DV1HX
Kindle板の日本語ネイティブ用 (第5話まで全文)
「百人町日本語学校物語: タイムスリップと幽霊とマッドサイエンティスト!? 留学生×日本語×エンタメ大爆発! (エンタメ多読)」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F35RZ7DD
第二言語習得の基礎についてはこちらもご覧ください。
「弟よ、これだけは知っておけ!: 第二言語習得の基本と日本語教育 (冒険新書) 」
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「第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと Kindle版」
小柳かおる (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B097CYC2HT
「日本語を教えるための第二言語習得論入門 Kindle版」
大関浩美 (著), 白井恭弘 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CSJP22M9
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