2025年02月10日
北海道の冬のおまつり堪能ツアー:5日目
冬の北海道堪能ツアー5日目。今夜の飛行機で帰りますけど21時の便なので、今日も夜までガッツリ観光しますとも!
昨晩泊まったのは札幌から遥か西の余市町。ウイスキーでも有名な自然豊かな街ですね。朝に余市川にかかる橋を渡っていたところ、キンと澄んだ空気に白い山々と薄氷の川面の眺めが美しくてしばらく眺めてました。
で、余市まで来たからには 当然ニッカの工場を見学しますよね!。車じゃないもの! この武骨な、でも愛らしい建物はキルン塔、麦芽を乾燥させる建物です。この建物以外にも入口の門や塀までも重厚な石造りだし、どこを見ても絵になる工場ですね。
事前に予約すれば工場内まで案内してもらえますよ。巨大な蒸溜器はやっぱり盛り上がりますね。自動で管理してるのかと思いきや、火の様子見や石炭をくべるのは今も人の手でやってるそうで、見学中にも定期的に職員の方がやってきてSLのように石炭を投入してました。
ニッカと言えば僕の地元、宮城にも工場があるんですけど、余市と宮城では蒸溜器の形や加熱法を意図的に変えて違うテイストにしてる んですね。全然知りませんでした。ぜひ飲み比べてみたいし、前々から宮城の工場も見学したいとは思ってたので次こそは行きたい。
樽が並ぶ貯蔵庫も盛り上がりポイント。広大な敷地の大半は貯蔵庫だそうで、創業時からある貯蔵庫もいまだに現役ですよ。近年は品質の安定化のため自動管理の高層の貯蔵庫も作られたものの、昔ながらの貯蔵庫もまだ残してるって事はどちらのよさもあるんでしょうね。
お酒の工場見学のお楽しみ、試飲コーナー!
今回試飲できたのはシングルモルト余市、スーパーニッカ、アップルワイン、とニッカの代表的な商品を飲み比べられるラインナップですね。あと今だけ限定で新作のニッカフロンティアも試飲できました。
あまりニッカの知識がないまま来たもので、シングルモルト余市はいい物として他の位置付けがよく分かってなかったのですが、後で調べてみたら ニッカの代表的なシングルモルト、ブレンデッド、新コンセプトを飲み比べてもらいたかったのか! と理解。先に知っておきたかった。
違いが分かって楽しめたもののここでしか飲めない物という訳ではないので、さらにこのあと、ランチがてらにここでしかできないキーモルトの飲み比べ もしましたよ!。お酒はもちろんフードも美味しくて大変幸せなランチでした。詳しくは後述。
てことで朝っぱらから試飲とはいえすでに結構ウイスキー飲んじゃってますが、これから徐々に新千歳空港に近づいていきます。
余市から小樽にかけては列車は海沿いを走るので、こんなに天気もいいと雪と海の色が映えますね。小樽で乗り換えの時間があったので駅前をちょっと歩きましたけど、駅前から海まで見下ろせて映える街だなぁと。
これから夜までどうしようかといくつかプランを立てていて、小樽運河クルーズ と 小樽ビール で夜まで過ごすプランもあったんですけどね。思いのほか天気がよさそうなので、もっと意欲的なプランを実行に移しました。
それがここ、大倉山ジャンプ競技場でございます! 札幌オリンピックのジャンプ競技会場として有名ですけど、今でも現役、というかまさに昨日も大会開催で観光はクローズされてた くらいです。そして その大会で葛西紀明選手が優勝 ってのもまた驚きましたよ。僕がお名前を知ったのは長野五輪の時、20年以上も前ですけど今なお大活躍されていたとは。
今日、お昼に余市を出てここまで来るにはJR、地下鉄、バスを超カツカツで乗り継がないといけなくて、綱渡り過ぎるしこのプランにする気はあまりなかったんですが、晴れたからには俄然行きたくなったので頑張ってよかった!。ずっと急ぎ足で来たのでもうクタクタですよ。
この競技場、札幌オリンピックの記念館 も併設されてるし、リフトでジャンプ台の上の展望台にも登れる一大観光スポットなんですよ。夏場も営業はしてますけどせっかくなら雪のジャンプ台を見たかったのです。
リフトからジャンプ台を間近に見られましたが、ジャンプ台って上を向いてるものかと思ったら下向きなんですね。しかも高さも3mくらいしかないし。これを自力で踏み切って130mとか飛ぶんだから凄まじい。
展望台からの眺望!。午後からは曇ると言ってたし、まさかこんな最高の景色を眺められるとは思ってもいなかった!
スマホの胡散臭い超広角モードで撮ったら嬉しさもひとしおだったので、画質汚くてすいませんけどこの写真で。それにしても地平線の彼方まで市街地が広がってるし、やっぱり札幌って大都市なんですね。
そして見下ろしたジャンプ台の怖さよ!。緑の階段を少し降りたところに横に渡した橋がありますけど、選手はそこに座ってスタートする訳で、考えただけでも怖っわ!
中央あたりを望遠。真ん中にテレビ塔と大通公園が見えます。札幌駅は左端の高いビルですね。右寄りのやたら目立つ円柱のビルは何かと思ったら札幌プリンスホテルだそうです。
そういや昨日、大通公園沿いに雪まつりを見物してた時にも 真正面の山にくっきりとこのジャンプ台が見えて驚いた のですが、まさかそう見えるのを意図してここに作ったって訳ではないですよね?。だとしたらすごすぎる。
といったところで日も暮れて、でもまだ飛行機までは時間があるので、昨日は時間が早すぎて行けなかったすすきののビアバーで最後の晩酌へ。遅い飛行機にしてよかった!
札幌にはブルワリーやビアバーがたくさんあるのでどこで飲もうか迷いましたよ。下記がとても参考になりました。本当どこも魅惑的。
お腹も満たしてご機嫌になったら最後にもう一度大通公園へ。せっかくなのでライトアップされた夜の雪まつりもひと巡りしていきましょう。雪ミクさんは大人気でしたよ。
大きさで言えば上のモンハンの大雪像が一番大きく見えたのでカプコンは金あるなぁと思いましたね。他にもゲームやアニメ関連の雪像や特設エリアが多かったし、今はコンテンツ企業がお祭りを盛り上げてるんだなぁと感心しました。
かくして5日間の北海道旅行もとうとう終わり。あとは飛行機に乗るだけ、なのだけれどまた遅れてますね。
まあ20分ならいいかと思ったものの、よく考えたら定刻だとしても横須賀まで帰るのは終電間際だった気がするし、アレ?もしかして家まで帰れないんじゃね?
調べてみるとやっぱり20分遅れでもすでに絶望的。しかもこのあとさらに遅れたのでもう帰るのは完全に諦めてましたよ。
でも羽田に着いてとりあえず電車には乗ったところ、たまたま京急も人身事故で大幅に遅れてたおかげで奇跡的に帰りつけちゃいました。もう1時近くでしたよ。もうヘトヘトでただただ寝たかったですけど、やりきった満足感には溢れてましたね。いい旅じゃった!
昨晩泊まったのは札幌から遥か西の余市町。ウイスキーでも有名な自然豊かな街ですね。朝に余市川にかかる橋を渡っていたところ、キンと澄んだ空気に白い山々と薄氷の川面の眺めが美しくてしばらく眺めてました。
で、余市まで来たからには 当然ニッカの工場を見学しますよね!。車じゃないもの! この武骨な、でも愛らしい建物はキルン塔、麦芽を乾燥させる建物です。この建物以外にも入口の門や塀までも重厚な石造りだし、どこを見ても絵になる工場ですね。
事前に予約すれば工場内まで案内してもらえますよ。巨大な蒸溜器はやっぱり盛り上がりますね。自動で管理してるのかと思いきや、火の様子見や石炭をくべるのは今も人の手でやってるそうで、見学中にも定期的に職員の方がやってきてSLのように石炭を投入してました。
ニッカと言えば僕の地元、宮城にも工場があるんですけど、余市と宮城では蒸溜器の形や加熱法を意図的に変えて違うテイストにしてる んですね。全然知りませんでした。ぜひ飲み比べてみたいし、前々から宮城の工場も見学したいとは思ってたので次こそは行きたい。
樽が並ぶ貯蔵庫も盛り上がりポイント。広大な敷地の大半は貯蔵庫だそうで、創業時からある貯蔵庫もいまだに現役ですよ。近年は品質の安定化のため自動管理の高層の貯蔵庫も作られたものの、昔ながらの貯蔵庫もまだ残してるって事はどちらのよさもあるんでしょうね。
お酒の工場見学のお楽しみ、試飲コーナー!
今回試飲できたのはシングルモルト余市、スーパーニッカ、アップルワイン、とニッカの代表的な商品を飲み比べられるラインナップですね。あと今だけ限定で新作のニッカフロンティアも試飲できました。
あまりニッカの知識がないまま来たもので、シングルモルト余市はいい物として他の位置付けがよく分かってなかったのですが、後で調べてみたら ニッカの代表的なシングルモルト、ブレンデッド、新コンセプトを飲み比べてもらいたかったのか! と理解。先に知っておきたかった。
違いが分かって楽しめたもののここでしか飲めない物という訳ではないので、さらにこのあと、ランチがてらにここでしかできないキーモルトの飲み比べ もしましたよ!。お酒はもちろんフードも美味しくて大変幸せなランチでした。詳しくは後述。
てことで朝っぱらから試飲とはいえすでに結構ウイスキー飲んじゃってますが、これから徐々に新千歳空港に近づいていきます。
余市から小樽にかけては列車は海沿いを走るので、こんなに天気もいいと雪と海の色が映えますね。小樽で乗り換えの時間があったので駅前をちょっと歩きましたけど、駅前から海まで見下ろせて映える街だなぁと。
これから夜までどうしようかといくつかプランを立てていて、小樽運河クルーズ と 小樽ビール で夜まで過ごすプランもあったんですけどね。思いのほか天気がよさそうなので、もっと意欲的なプランを実行に移しました。
それがここ、大倉山ジャンプ競技場でございます! 札幌オリンピックのジャンプ競技会場として有名ですけど、今でも現役、というかまさに昨日も大会開催で観光はクローズされてた くらいです。そして その大会で葛西紀明選手が優勝 ってのもまた驚きましたよ。僕がお名前を知ったのは長野五輪の時、20年以上も前ですけど今なお大活躍されていたとは。
今日、お昼に余市を出てここまで来るにはJR、地下鉄、バスを超カツカツで乗り継がないといけなくて、綱渡り過ぎるしこのプランにする気はあまりなかったんですが、晴れたからには俄然行きたくなったので頑張ってよかった!。ずっと急ぎ足で来たのでもうクタクタですよ。
この競技場、札幌オリンピックの記念館 も併設されてるし、リフトでジャンプ台の上の展望台にも登れる一大観光スポットなんですよ。夏場も営業はしてますけどせっかくなら雪のジャンプ台を見たかったのです。
リフトからジャンプ台を間近に見られましたが、ジャンプ台って上を向いてるものかと思ったら下向きなんですね。しかも高さも3mくらいしかないし。これを自力で踏み切って130mとか飛ぶんだから凄まじい。
展望台からの眺望!。午後からは曇ると言ってたし、まさかこんな最高の景色を眺められるとは思ってもいなかった!
スマホの胡散臭い超広角モードで撮ったら嬉しさもひとしおだったので、画質汚くてすいませんけどこの写真で。それにしても地平線の彼方まで市街地が広がってるし、やっぱり札幌って大都市なんですね。
そして見下ろしたジャンプ台の怖さよ!。緑の階段を少し降りたところに横に渡した橋がありますけど、選手はそこに座ってスタートする訳で、考えただけでも怖っわ!
中央あたりを望遠。真ん中にテレビ塔と大通公園が見えます。札幌駅は左端の高いビルですね。右寄りのやたら目立つ円柱のビルは何かと思ったら札幌プリンスホテルだそうです。
そういや昨日、大通公園沿いに雪まつりを見物してた時にも 真正面の山にくっきりとこのジャンプ台が見えて驚いた のですが、まさかそう見えるのを意図してここに作ったって訳ではないですよね?。だとしたらすごすぎる。
といったところで日も暮れて、でもまだ飛行機までは時間があるので、昨日は時間が早すぎて行けなかったすすきののビアバーで最後の晩酌へ。遅い飛行機にしてよかった!
札幌にはブルワリーやビアバーがたくさんあるのでどこで飲もうか迷いましたよ。下記がとても参考になりました。本当どこも魅惑的。
限定ビールやクラフトビールを札幌の??聖地?¢n成イーストで楽しむ〜札幌市内ビール巡り?? - TripEat北海道
北海道内ブルワリーの直営店でクラフトビールを味わう〜札幌市内ビール巡り?? - TripEat北海道
北海道内外や海外産まで 多彩な銘柄のビールを楽しむ〜札幌ビール巡り?? - TripEat北海道
それにしても昨日といい今日といい、あちこち歩き回りながらも隙あらば3軒くらいで酒飲んでましたけど、よく記憶も飛ばさず乗り遅れもせず予定をこなしたもんだと我ながら感心しましたね。キンキンに寒いせいかな?北海道内ブルワリーの直営店でクラフトビールを味わう〜札幌市内ビール巡り?? - TripEat北海道
北海道内外や海外産まで 多彩な銘柄のビールを楽しむ〜札幌ビール巡り?? - TripEat北海道
お腹も満たしてご機嫌になったら最後にもう一度大通公園へ。せっかくなのでライトアップされた夜の雪まつりもひと巡りしていきましょう。雪ミクさんは大人気でしたよ。
大きさで言えば上のモンハンの大雪像が一番大きく見えたのでカプコンは金あるなぁと思いましたね。他にもゲームやアニメ関連の雪像や特設エリアが多かったし、今はコンテンツ企業がお祭りを盛り上げてるんだなぁと感心しました。
かくして5日間の北海道旅行もとうとう終わり。あとは飛行機に乗るだけ、なのだけれどまた遅れてますね。
まあ20分ならいいかと思ったものの、よく考えたら定刻だとしても横須賀まで帰るのは終電間際だった気がするし、アレ?もしかして家まで帰れないんじゃね?
調べてみるとやっぱり20分遅れでもすでに絶望的。しかもこのあとさらに遅れたのでもう帰るのは完全に諦めてましたよ。
でも羽田に着いてとりあえず電車には乗ったところ、たまたま京急も人身事故で大幅に遅れてたおかげで奇跡的に帰りつけちゃいました。もう1時近くでしたよ。もうヘトヘトでただただ寝たかったですけど、やりきった満足感には溢れてましたね。いい旅じゃった!
メシログ 2/10(月)
- 朝食: ゲストハウス余市 前日買ったコンビニ飯 (455円)
- 初日とほぼおなじ、セブンで買える北海道ぽいセレクション。夜に飲んだナポリンも北海道仲間だし並べときましょう。
- 昼食: RITA's KITCHEN キーモルト飲み比べとローストチキンなど (3740円)
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ニッカ余市蒸溜所内のレストラン。すでに見学ツアーでウイスキーとか試飲してますけどさらに飲みますよ。なんとこのレストランでは ブレンデッドウイスキーの元となるキーモルトの飲み比べができるのです!
ブレンド担当の方が「んー、この風味をもっと強くしたいな?」と調整するための原酒なのでそらもうクセの強い味と香りのはずなんですが、そのまま飲んでもどれも美味しい!。特に右の PEATY&SALTY なんて ラフロイグ 並みの極端さで、でも好きだなぁコレ。友達にも飲ませたくてお土産に買っちゃっいましたけど、まあ当然いいお値段しますよね(180ml3000円、500ml8500円)
あとこのお店、料理がすごい美味しいんですよ。名物のローストチキンが鶏も付け合わせも素晴らしく美味しくて感激しましたね。ターキーくらい手間暇かけないと こうはならないと思うんだけど、それが頼めば次々出てくるってのがすごい。
それにこういうお店にしては値段がお手頃だしどれもいい盛りっぷりで出てくるので、満足度高すぎでしょうこのお店?。他のメニューも気になるしまた食べに来たいなあ。 - 夕食: Tap Room BEER KOTAN 地ビールとピザなど (4560円)
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この旅最後の晩餐。毎日各地の美味しい地ビールを飲めて幸せでしたよ。
ここのブルワリー、定番3種のほかに限定ビールが9種もあってひととおり飲むのも大変なんですけど、飲み比べも使って5種は飲んだかな?。もっと飲みたかったけどこのあと飛行機乗って帰るので自制しときました。
さらにそれぞれのビールの説明、というか思い入れがこれでもかと書き連ねられてて、これ読んでるだけでもつまみになります。本当に好きで作ってるんでしょうね。フードも美味しいし楽しいお店でした。レバーパテのピザは真似したい。
旅のきろく 2/10(月) 晴れ
- 行程: 余市 > 大倉山ジャンプ競技場 > 札幌 > 新千歳空港 > 羽田空港 > 横須賀
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- 歩数: 19337 歩
- JR: 余市−小樽 (普通) 440円
- JR: 小樽−琴似 (普通) 640円
- 地下鉄: 琴似−円山公園 210円
- バス: 円山公園BT−大倉山ジャンプ競技場 160円 (乗継割引?)
- 観光: 大倉山展望台リフト、オリンピックミュージアム セット券 1300円
- バス: 大倉山ジャンプ競技場−円山公園BT 240円
- 地下鉄: 円山公園−大通 130円 (乗継割引?)
- 地下鉄: 西11丁目−大通−さっぽろ 210円
- JR: 札幌−新千歳空港 (普通) 1150円
- 飛行機: 新千歳−羽田 JAL528 18890円 (セイバー)
posted by ひこざ at 23:59| Comment(0)
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