埼玉県自然学習センター 北本自然観察公園
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北本自然観察公園日記 2021年3月
【2021年3月31日(水)】
ヒキガエルの卵塊
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第6回のニホンアカガエル卵塊調査を行いました。新たに確認した卵塊は14個、累計で548個になりました。さらに、一夜堤付近の湿地の奥でアズマヒキガエルの卵塊も見つかりました(写真)。
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春爛漫。虫の世界は恋の季節です。ムラサキケマンの花には、ニッポンヒゲナガハナバチ のペアがやってきました。触角が長いのがオスです。これで平穏無事かと思いきや、そこに別のオスがやってきてメスの争奪戦に突入。さらにもう1頭のオスが加わり、だんご状態のまま地面へ落ちていきました。はたして首尾はいかに...。
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【2021年3月30日(火)】
メミズムシ
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めだかのT字路付近の水際を歩いていると、水面にかすかに波が...。しゃがみ込んで目をこらすと、水の上を滑るように移動するヒメアメンボ や、5?oほどの大きさの水生カメムシの仲間、メミズムシ(写真)が見つかりました! 近くの葉上では、ミナミカマバエ がカマのお手入れ中。春の水辺は小さな生きものたちでにぎわっています。
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今日は昆虫デー!! 虫たちが活発だったのは水辺だけではありません。草はらには、ビビットなオレンジ色のイタドリハムシ 。林沿いのムラサキシキブの葉には、たくさんのイチモンジカメノコハムシ が集まっていました。
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【2021年3月29日(月)】
ヤマザクラ花びら
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昨夜の雨で園内はしっとりと濡れ、森も湿地も瑞々しさにあふれていました。園路沿いではツチグリ が開き、どこからかアマガエル の鳴き声も♪ そんな中、青空に映える展葉がひときわ目を引いたのはミズキ 。透過光で縁どられた葉脈と、輪生状に広がる葉が鮮やかでした。
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今年は季節の進みが早く、桜シーズンも終盤に差し掛かろうとしています。標柱5〜6番付近のヤマザクラ は葉が目立ち始め、苔むした倒木の上に花びらが散っていました(写真)。そして、倒れた幹から伸びた枝で今年も花を咲かせてくれたエドヒガンはというと...。花はすっかり無くなり、ぴかぴかの葉が開いてきています。
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【2021年3月28日(日)】
ハラヒシバッタ
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落ち葉の下から現れたハラヒシバッタ(写真)。背中に大きな白斑がありました。模様に見覚えがあるような気がして、そっと近づいて撮影。戻ってから写真をひっくり返すと...そこにはウシの顔が出現しました!(写真をクリック) 乾いた草はらを好み、ごく身近に見られる本種。体色や模様は千差万別 なので、みなさんのお家の周りでも変わった模様の個体に出会えるかもしれません。
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巡視中、上空からツバメのさえずりが聞こえてきました♪ ぺちゃくちゃとおしゃべりをしているようなこの声を聞くと、本格的な春の訪れを感じます。一方で、冬鳥たちとの別れが名残惜しくなるのもこの時期。小声でさえずり練習中のルリビタキ のオスや、高尾の池でダンスをしているコガモ たち、梢にとまって胸を張るツグミ に、心の中で別れを告げました。
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【2021年3月27日(土)】
エゴノキの展葉
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園内各所でエゴノキ が展葉し始めました。太陽に照らされると、小さな緑のイルミネーションが枝上に並んでいるように見えます♪(写真)
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めだかのT字路付近でニョイスミレ が咲きました。マルバスミレ と同じ白い花のスミレですが、下側の花びらは紫色の綾目模様に彩られています。また、標柱16番の草はらのアケビ は、雄花に続き雌花が開花。淡い紫色の花びらと、濃い紫色の雄しべや雌しべとのコントラストがとても美しいです。
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【2021年3月26日(金)】
オオシマザクラとメジロ
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一夜堤付近のオオシマザクラが満開を迎えています。枝先がザワザワとしていたので目を向けてみたところ、数羽のメジロが花の蜜を吸っていました(写真)。さらに、その周囲をセイヨウミツバチがブンブン♪ ちょっとしたレストランになっていました。
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センター前の草はらで、たくさん咲いているカントウタンポポ。花の上に乗っかっているヤブキリの幼虫を発見しました。大きさは1?pくらいで、花粉を食べています。成虫になると肉食性になり、他の昆虫を食べます 。
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【2021年3月25日(木)】
ニホンアカガエル卵塊調査
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第5回のニホンアカガエルの卵塊調査を行いました(写真)。新たに確認した卵塊は72個で、累計534個。産みたての卵はまるで宝石のよう! 観察にオススメなのは八ツ橋の池とかえる池周辺です。ご協力いただいたボランティアの皆さま、ありがとうございました。
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ふれあい橋近くのシロダモ が、新しい葉を伸ばしています。また標柱15番付近ではコナラ も展葉。両方とも、ふわふわの毛に覆われて光って見えます♪
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【2021年3月24日(水)】
八ツ橋
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季節の移り変わりが早いこの時期は、毎日が新しい発見の連続です。標柱11番の梅林近くでは、ツマキチョウ を今シーズン初確認! 青空を映す八ツ橋の池の水面からは、いつの間にやらヒメガマの芽がぐんぐんと伸びてきていました(写真)。
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公園のあちこちから小鳥たちのさえずりが聞こえてきてウキウキ♪ これぞ春! といった趣のウグイス に、歯切れよく軽快に鳴くシジュウカラ 。複雑な節回しの
メジロ 、伸びやかな歌声のカワラヒワ ...。高尾の池ではカイツブリ が2羽で仲良く泳いでいました。野鳥たちの恋の季節です。
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【2021年3月23日(火)】
ヤマツツジ
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すっきりと晴れ渡り、林や草はら、湿地に春の柔らかな日ざしが降り注いだ一日。ミズキ やウワミズザクラ 、ヤマツツジ(写真)などが展葉し、透過光で見る若葉がなんとも爽やかでした。
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巡視中、チョウの仲間に多く出会いました。園路脇ではテングチョウ が翅を広げて日向ぼっこ♪ キタキチョウ や モンシロチョウ、スジグロシロチョウ がひらひらと舞っていました。
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【2021年3月22日(月)】
センター開館
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【2021年3月21日(日)】
再開館準備
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明日の再開館に向けて確認作業を行い、新たにセンター入口に自動体温計を設置しました(写真)。入館の際はこちらで検温にご協力をお願いいたします。
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朝から雨がしとしとと降り続き、園内はひっそり。シメ やカケス 、シロハラなどが食べもの探しをしていました。そんななか遠くからこちらに向かって走ってくる茶色い影。ニホンイタチ です! 望遠レンズに付け替えシャッターを切った瞬間、薮の中へと消えていきました。
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【2021年3月20日(土)】
マヒワ
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午前中、ふれあい橋近くで10羽ほどのマヒワの群れに出会いました(写真)。オスの鮮やかな黄色い羽がまぶしい! クヌギの花芽をついばんだ後、すぐにどこかへ飛んでいきました。
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センター前の草はらでスズメノヤリ が咲き始めました。今日は二十四節季の「春分」です。またひとつ、春のピースが加わりました。
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【2021年3月19日(金)】
おたまじゃくし
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第4回ニホンアカガエル卵塊調査を実施しました。新たに確認できた卵塊は163個、累計は462個になりました。ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。シーズンの始めに産んだ卵塊からは、続々とおたまじゃくしが孵化しています。写真は、標柱19番〜かわせみ池に向かう途中の木道沿いで撮影したひとコマ。周りには水辺が広がっているのに、なぜか一ヵ所にぎゅうぎゅうに集まっていました!!
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【2021年3月18日(木)】
園内管理
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ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、標柱5番付近の土留め柵の補修を行いました。水路のすぐ脇ということもあり、足場が悪いなかでの作業でしたが無事に完了! ご協力ありがとうございました。
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どこから現れたのか、越冬から覚めたルリタテハ が飛んできて目の前の木にとまりました。翅が開くのをじっと待っていたら、音もなくチョウに近づく影。狙いを定めた肉食カメムシ、ヨコヅナサシガメ の幼虫が忍び寄っていました。そしてあと1cm...というところで、気配を察知したのか、ルリタテハは飛び去っていきました。
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【2021年3月17日(水)】
タチヤナギ花
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次々にひらく木々の花♪ 標柱5番付近ではコブシ が白い花を咲かせ、一夜堤から湿地を望む北里の森沿い では、エドヒガンが5分咲きまで咲き進んでいます。めだかのT字路近くでは、黄金色に輝くタチヤナギがひときわ目を引いていました(写真)。
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【2021年3月16日(火)】
草はら
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朝は、少しひんやりしていたものの、日中はポカポカ暖かく、春らしい一日となりました。今日の写真は、標柱16番の草はらです。
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標柱7番の近くではベニシジミ がひらひら♪ センター付近で落ち葉の下からひょっこり顔を出すカナヘビ に出会いました。
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【2021年3月14日(日)】
標本・はく製整理
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今日は、センターに収蔵されている昆虫標本や鳥類・哺乳類のはく製の整理を行いました(写真)。
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春はみるみるうちに風景が変化していきます。標柱10番付近ではマルバスミレ 、15・16番の草はらではノジスミレ が咲き始めました。
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【2021年3月13日(土)】
雨の園路
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朝から雨が降り、午後は嵐のようになりました。園内はひっそり...(写真)。普段は湿地の中にいるダイサギ やアオサギ が、園路を悠々と歩いていました。
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標柱3番の雑木林沿いにツチグリ が生えていました。
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【2021年3月12日(金)】
タシギとクイナ
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本日の写真は、めだかのT字路付近の湿地にいたタシギ とクイナ 。手前がタシギ、右奥のもやっとした影がクイナです(写真)。お互いにつかず離れず、泥にくちばしを入れては歩き、またくちばしを入れて、ちょっと歩き...。何かに似ているなと思って観察していると、来園者の方が「田植えみたい!」と一言。なるほど、言い得て妙です。
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第3回ニホンアカガエル卵塊調査を実施。新たに30個が見つかり、累計299個になりました。ボランティアのみなさま、ご協力ありがとうございました。
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【2021年3月11日(木)】
ニュースレター発送
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ニュースレター「四季」春号が完成しました。表紙にアズマヒキガエル が描かれた、サーモン色のチラシです。本日、ボランティアのみなさまと一緒に県内各施設への発送作業を行いました(写真)。ご協力ありがとうございました!
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色とりどりの野の花が公園を彩ってゆきます。センター近くの草はらではキュウリグサ やカキドオシ 、湿地ではアオイスミレ が咲き始めました。
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【2021年3月10日(水)】
エドヒガン
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あたたかい陽気のおかげで、エドヒガンが開花しました(写真)。幹から出ていた不定枝(ふていし)についていたつぼみが開き、可愛らしいピンク色の花が咲いています。
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【2021年3月9日(火)】
アケビ
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昨日の雨で季節がまた少し進んだようです。標柱16番付近の林沿いでは、アケビが新しい葉を伸ばし始めていました(写真)。まるで、下のつぼみに傘を差しかけているようにも見えて、なんだかほっこり♪
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★野鳥情報★ 標柱16番の草はらで数羽のアトリに出会いました。
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【2021年3月7日(日)】
青空
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八ツ橋の池をマガモ が気持ち良さそうに泳いでいました(写真)。公園では冬鳥の本種。そろそろ北へと渡っていきます。
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埼玉県自然学習センターは3月21日まで休館期間を延長します。みなさまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
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【2021年3月6日(土)】
ツミ
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標柱20番の近くでツミを発見。樹上で尾羽を広げ、翼を半開きにして休憩していました(写真)。
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標柱15番付近の草地では早くもコスミレ の花が咲いています。「名は体を表さない」のがこの種類。スミレ類の中では大型の花が咲きます。
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【2021年3月5日(金)】
コガタルリハムシいっぱい
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今日は二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」です。冬眠していた虫たちが動き出す日ということで探してみると...。センター近くの草地にはナナホシテントウ 。桜土手では数えきれないくらいのコガタルリハムシ が歩き回っていて、足の踏み場もないほどでした!(写真)
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【2021年3月4日(木)】
高尾の池
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写真は、鏡のように青空を映す高尾の池です。巡視中、時折吹いてくる暖かな風に乗ってウグイス やホオジロ 、ヤマガラ のさえずりが聞こえてきました♪
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第2回ニホンアカガエル卵塊調査を行いました。前回までの13個から一気に増えて、累計269個に!! 観察には、特に数が多いめだかのT字路や八ツ橋の周辺がおすすめです。ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。
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【2021年3月3日(水)】
園内管理
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ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、標柱8番から一夜堤へと続く園路沿いの水路側にロープ柵を設置しました(写真)。ご協力ありがとうございました!
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【2021年3月2日(火)】
雨の公園
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午前中はどんより曇り空...。昼くらいに風が強くなったと思ったら、急に雨が降り出し嵐のようになりました(写真)。湿地のアオサギやダイサギは、ヨシ原でじっとして風をしのいでいました。
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標柱15番近くでヒサカキ が開花しました! これから花が咲き進むと、独特の香りが遠くまで届くようになります。
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