埼玉県自然学習センター 北本自然観察公園
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北本自然観察公園日記 2008年7月
【2008年7月31日(木)】
咲き始めたキンミズヒキ
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行田市の先生方が環境教育の研修で来園されました。自然や環境問題に関するレクチャーの後、野外で自然体験プログラムを実施。自然の中の形探しでは、「虫が食べた葉っぱの穴も形」の解説にうなずく先生も。次は生徒さんといっしょにお越し下さい。
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まだ翅(はね)の延びていない、羽化したばかりのトビイロトラガ(ガの仲間)が、草地をすごい早さで歩いているのを見つけました。しばらくして、そばにあった枯れ枝に登るとすぐ停止。今度はみるみるうちに翅(はね)が伸びるではありませんか。動きの変化に驚きです。
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本日の写真はキンミズヒキの花。センター前の道沿いに咲いています。
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【2008年7月30日(水)】
先生方による竹筒トラップ作り
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今日は、伊奈町公民館のみなさんが遊びに来てくれました。4チームに分かれ、ヤゴ&セミのぬけがら探しや虫取りなどで競いながら、たくさんの生きものと出会うことができました。こんなに暑かったのに、帰るころになってもみんな元気いっぱい。遊び足りなかった? また生きもの探しに来てね!
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草刈りの終わったトンボ池のハンノキで探すものと言えば・・・そう!(分かった人は少ないはず)ミドリシジミの卵です。2カ所で5個見つけました♪
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今週も、社会貢献活動として中学や高校の先生方がいらっしゃいました。今日は、イベントや竹林管理をお手伝いいただいたあと、竹筒ハチトラップを作る作業をお願いしました(写真)。普段やらない作業や生きものとのふれあいにビックリしながらも、熱心に取り組んで下さいました。高校の先生方が考えた「夏休み・私のエコ宣言」は、なかなかの秀作!! 後日館内に掲示しますのでどうぞお楽しみに。
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【2008年7月29日(火)】
セミのぬけがら調査 第1回目
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今年一回目の「セミのぬけがら調査」をおこないました。目線を低くして、葉の裏側を見ていくと・・・あったあった、たくさんのぬけがら! セミの大合唱をバックに、たったの40分間でなんと合計495匹見つけることができました。うちわけは、ニイニイゼミ417匹、アブラゼミ67匹、ヒグラシ10匹、ツクツクボウシ1匹でした。
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斜面林沿いの湿地でリスアカネに出会いました。木々に囲まれた薄暗い池を好むトンボです。公園内では記録の少ない種類です。
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本日夕方より、キイロスズメバチの巣に近い園路の一部を通行止めとすることになりました。ご来園のみなさまにはご不便をおかけしますが、う回ルート(黄色のコーンが目印)をご利用いただきますよう、お願いいたします。
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【2008年7月28日(月)】
自然学習センターと夕焼け。19:00撮影
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今日も陽が差したり雨が降ったりと、不安定な天気でした。
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一夜堤近くの園路脇で、アキノタムラソウが咲き始めました。
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待望のヘイケボタル観察会は、無事開催できました。本日の写真は、その観察会の開始時刻に撮影。足早に、夕焼けが夕闇に変わっていきました。
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本日より、委託業者による園内の草刈り作業が始まっています。今週中には完了の予定です。ご来園のお客様にはご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご協力をお願いいたします。
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【2008年7月27日(日)】
キッズ生きもの研究室。テーマは「クモ」
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第4回キッズ生きもの研究室のテーマは「クモ」。ヤダ〜とか、怖い〜などと言いながら、その気になればへっちゃら! 15分ほどで30種ちかくのクモを発見、捕まえることができました(写真)。その後、観察とスケッチでクモに親しみました。大人の親指の爪よりも大きなオニグモの迫力に、虜になった(?)子もいました。
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本日のしぜん工作教室は「シュロの葉でクラフト」でした。大きな子はバッタ、小さな子はカタツムリを作りました。なかなか上手くできず、何度も繰り返して、ようやく納得のいくものができあがりました。
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最近のパターンのように夕方、雷と共に強い夕立がありました。危険と判断し、第1回のヘイケボタル観察会は中止・・・残念です。強い雨、なのに虹がでて、そこに雷が落ちるといった、すごい天候となりました。
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【2008年7月26日(土)】
定例自然かんさつ会
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昨夜の嵐が過ぎ去った後の、朝の公園。ちょっとひんやりした空気が新鮮でした。アオサギが2羽、木のてっぺんに止まって羽づくろいしていました。
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定例自然かんさつ会(写真)では、クズの葉っぱや花にうま〜く擬態したコミスジやウラギンシジミの幼虫をじっくり観察しました。さらにアケビには、頭に目玉の模様が付いたアケビコノハの幼虫の姿も。これからもりもりと葉っぱを食べて大きくなるはず。成長が楽しみです♪
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「夜の自然かんさつ会」を開催しました。最後まで雨も降らず(よかった!)ホタルやセミの羽化、カラスウリの花などを観察、昼間とは違う公園を楽しみました。
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【2008年7月25日(金)】
クサギの花とミヤマチャバネセセリ
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夕方に激しい雷雨がありました。最近、乾いている園内が潤う・・・いや溢れるほどの雨の勢い、雹のおまけ付き。
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この3日間、高校の先生方が社会貢献活動で来られ(第1期の4名)、自然体験イベントや園内整備をお手伝いいただきました。今日は、園路の草刈りの他に「どこがあつい?!オリエンテーリング」を朝・昼・夕方と回って頂きました。一番暑かったのは、10時のコンクリート地面で、なんと58°C超!みなさんも試しにきませんか。
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ふれあい橋のたもとのクサギの花が咲き始めました。名前に反して、花は良い香り。ミヤマチャバネセセリが蜜を吸いに来ていました(写真)。また、来館の方から「クロシデムシがいたよ」との情報をいただきました。両者とも、自然度の高いところにいるとされている虫。うれしい発見でした。
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今朝、ミンミンゼミの声が確認されました。これで全5種類揃い踏みです(そして第6のセミとなるのか?クマゼミ!!)。
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【2008年7月24日(木)】
夏休み昆虫教室(高学年編)
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幼児編、低学年編に引き続いて、夏休み昆虫教室の高学年編を開催しました。高学年対象なので、
テーマはちょっとだけアカデミックに「昆虫を通して学ぶ生態系の仕組み」。草原にすむ小さな虫たちの世界にも、ちゃんと食う食われるの関係が見られました。自由研究の参考にしてくださいね〜!
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園内各地の草原にはたくさんのバッタがいます。中でも、成虫になり始めたショウリョウバッタは、体長が10cm近くもあり見応え抜群です。
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★第7回ホタル調査の結果★ 前回より41匹増え、52匹確認できました。見ごろ到来です!詳しくは、自然学習センター内に掲示している地図をご覧下さい。
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【2008年7月23日(水)】
しぼんでいるカラスウリの花
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公園入口で、咲き終わったカラスウリの花をみつけました(写真)。日が沈むと開き、それぞれの花は一度咲いたら終わり。昨日開花したものなのか、しぼんでいても、清楚なクリーム色がとても美しかったです。
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ビオトープ見本園は、ここ最近、たくさんのクロイトトンボでにぎわっています。 水草に卵を産みつけながら飛び回わる、連結したオスとメスの姿もみられました。オスの鮮やかな水色が涼しげでした。
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【2008年7月22日(火)】
昆虫教室(低学年)スケッチ中
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春日部市の小中学校の先生たちが研修を受けにいらっしゃいました。普段の授業の中で環境教育を取り入れてもらえるように、危険生物の対応や野外プログラムの紹介などを行いました。今日、学んだこと、感じたことをぜひ学校で活かして下さい!
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本日の写真は、夏休み昆虫教室(低学年編)。自分で捕まえてきた昆虫をスケッチしました。上手な絵を描くには、じっくりじっくりモデルを見なければいけません。だから昆虫の体の細かい部分まで、よ〜く分かったでしょ?
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続いて、昆虫の話題をいくつか。一夜堤でヤマトタマムシを発見!エドヒガンザクラ方面では、ツクツクボウシが鳴き始めました。また午後2時すぎに羽化しているニイニイゼミも見つかりました。寝坊?早起き?
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【2008年7月21日(月)】
水の中の生きもの観察 「ザリガニだ〜!」
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市内の本町西高尾コミュニティ委員会の皆さんが来園しました。親子で気に入った「もの」を拾ったり、「生きもの」を取ってきて、スケッチをしてみました。昆虫の脚(あし)に生えている毛までスケッチしている子もいて、観察力に感心しました。
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午前中、暑さを忘れるうれしい出会いがありました。トンボ池近くの下草に止まる1匹のチョウ。ミドリシジミでした。翅(はね)を広げてほしいな〜と思いながら観察をしていると・・・思いが伝わった! 翅が傷ついてボロボロのメス。母のがんばりを感じました。
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午後の定例自然かんさつ会は、「水の中の生きもの」がテーマ。池ではモツゴやタモロコなどの幼魚、流れのある小川ではオニヤンマの小さなヤゴが見つかりました。両方ともまだ赤ちゃん。観察したあとは、そっと元の場所に返してあげました。
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【2008年7月20日(日)】
夏休み昆虫教室(幼児編)
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夏休み昆虫教室(幼児編)では、高尾の草原に子ども達の元気な声が響きました。すばやい虫たちを、弱らせないように手で捕まえるのは結構むずかしいんです。でも、最後にはみんな上手に捕まえることができるようになりました♪
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八ツ橋を渡っていると、ヨシ原の中に草のかたまりを発見しました! カヤネズミの巣です。新鮮な草も使われていたので、ここ数日で作られたものかもしれません(他の場所にもないかな〜)。
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定例自然かんさつ会では、地面を徘徊(はいかい)して動物の死がいを食べる"お掃除屋さん・オオヒラタシデムシ"を「目&鼻」で観察しました。成虫に加えて、たくさんの幼虫もいました。
彼らは、生態系で大切な大切な存在。園路を歩くときは、足でふまないように気をつけて下さいね。
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【2008年7月19日(土)】
生きものいきいき隊 参加の皆さま
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梅雨明けが発表になったことを祝うかのように、さわやかな青空が広がりました。
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午前中、巡視に出ようと上空を見上げると、たくさんの鳥のシルエットを発見。ほとんどはツバメでしたが、一羽だけ大きい...。オオタカでした。
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今日の「生きものいきいき隊」は、タコノアシなど希少な湿地植物保全のためのヨシ刈りと、外来植物のオオブタクサやセイタカアワダチソウの抜き取り作業でした。参加者のみなさん(写真)は暑さもなんのその。気合い十分で、みるみるうちに作業が進みました。ありがとうございました。
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【2008年7月18日(金)】
大きく成長したエサキモンキツノカメムシ
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朝から湿度が高く、お昼すぎには耐えきれなくなったかのように雨が降りはじめました。そのあとは夕方まで降ったり止んだりの微妙な天気。園内巡視にでかけると、八ツ橋でギンイチモンジセセリが飛んでいました。夏型は春型に比べ、翅の銀色のラインが目立たないと言われていますが、今日は光ってきれいに見えました。
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草はらのミズキでは、成虫になったばかりのエサキモンキツノカメムシの集団を見つけました(写真)。6月に紹介したときは卵だったのに・・・成長の早さにビックリです。
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夏の湿地を代表する植物、タコノアシの花が咲き始めました。まだ「タコ」を連想させない可憐な花が見られます。
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【2008年7月17日(木)】
魚捕り修行中のゴイサギくん
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暑い日中に、タカの仲間のツミが水浴びするのを見ました。場所はエドヒガンザクラ方面の奥にある小さな池です。八ツ橋の池では、先月から確認されているゴイサギの幼鳥(写真)が、魚を取ろうと何度も首を伸ばしていました。でも、ことごとく失敗。ガンバレ!
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園内は、夏らしくセミの声でにぎやかになってきました。木の幹を見ながら歩くと、たくさんのニイニイゼミの抜け殻がみつかります。イベントで抜け殻の数を調べるので、とらずに観察してくださいね。
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★第6回ホタル調査の結果★ 11匹のヘイケボタルを確認できました。前回より増えています。詳しくは、自然学習センター内に掲示している地図をご覧下さい。
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【2008年7月16日(水)】
Q:この〜葉なんの葉? A:「キリ」
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2階から高尾の池をみると常連のカルガモとアオサギを発見。水の中をスイスイと移動する姿は、ちょっとうらやましいくらい、涼しげでした。
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この〜葉なんの葉?!(写真)標識15番付近の草はらで、大人の顔よりも大きな葉の植物を見つけました。タンスの材にも使われる「キリ」の葉でした。近くに生えているキリからタネが飛んで生えたようです。とびっキリ大きい?!(笑)
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ふれあい橋のたもとでは、クズの花が咲きはじめました。すると、さっそくウラギンシジミ(蝶)が花に卵を産みにヒラヒラ。成長を観察するのが楽しみです。
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【2008年7月15日(火)】
給水するクロアゲハ
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蒸し暑い天気に、のどが渇くのは人間だけではないようです。木道わきの水辺では、モンシロチョウ3匹とクロアゲハが集まって、夢中で水を飲んでいました。ビアガーデンならぬ、ウォーターガーデン?!
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標柱5番付近ではヤマユリが、南入口方面ではノカンゾウが、それぞれ見ごろです。またエドヒガンザクラ方面では、ヤブミョウガとキツネノマゴが咲き始めました。
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【2008年7月13日(日)】
お気に入りの虫 展覧会
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大石地区子供会育成協議会の皆さんが研修のために来園されました。「どのようにして子どもたちに自然体験をさせればよいか」について、五感を使って学びました。今年の夏休みは、いっぱい自然とふれあってくださいね!
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もう一つの団体利用、東京蜘蛛談話会の方々のクモ調査会に同行しました。ジョロウグモをはじめ、ヒメグモやトリノフンダマシの仲間など、70種ものクモが確認されました。
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今日の定例自然かんさつ会のテーマは「お気に入りの虫さがし」。参加者全員が虫を1種類捕まえて、お気に入りポイントのメモを添えて机に展示(写真)。理由はさまざま。いろいろな見方があって楽しかったです。
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★第5回ホタル調査の結果★ 2匹のヘイケボタルを確認できました。今年初確認です。詳しくは、自然学習センター内に掲示している地図をご覧下さい。
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【2008年7月12日(土)】
目隠ししたコウモリ役が、声をたよりに虫役の人にタッチ!
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野あそび教室のテーマは「コウモリのくらし体験」。ゲームを通して、コウモリが虫を捕まえる時に使う"エコーロケーション"を体感したり(写真)、剥製や骨格標本を観察したりして、コウモリのくらしを学びました。ぜひ、家の周りで夜空を飛ぶコウモリを探してみてね! 今回は貴重な標本などを国立科学博物館からお借りしました。ありがとうございました。
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午後の定例自然かんさつ会は、初夏の花さがし。クサギとカラスウリには、つぼみがついていました。開花すれば、どちらも夜の虫たちのレストランになります。楽しみに待ちましょう。
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【2008年7月11日(金)】
キノコ
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朝から気温が上がり、ニイニイゼミの元気な鳴き声が盛んに聞こえてきました。今日はさらに、夏らしさを感じさせる「ジーーー、ジリジリジリ」・・・アブラゼミ! これで3種類目です。
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セミに負けじと、トンボたちもたくさん飛び回っています。ビオトープ見本園では、クロイトトンボの産卵が見られました。桜堤近くでは、公園ではあまり多くないハグロトンボの姿も。
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連日雨が降ったり、止んだり、湿度が高い日が続いています。そのためか、公園各所でいろいろなキノコたちが出現(写真)! 多くの方が観察できるよう、大事に残しておいて下さいね。
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【2008年7月10日(木)】
アオスジアゲハの卵
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先日、常連の方から「桜土手近くに生えているシロダモの新芽にアオスジアゲハの卵がついているよ」と教えて頂きました。今日見に行ってみたら、真珠のようなきれいな卵を発見!生まれたての幼虫(約3mm)もいました。シロダモは園内各所にありますので、違うところでも探してみようと思います。
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一方、残念な発見もありました。一夜堤から桜土手にかけての簡易木道のわきに、アライグマの足跡がたくさん。5月にも確認された場所です。小さい足跡もあり、子連れかも・・・。アライグマは特定外来生物で、気性が荒いといわれています。もし見かけたら、手を出さずに学習センターまで連絡して下さい。
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【2008年7月9日(水)】
ヒメギス 鳴き声は、シリリリリ〜
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木の葉っぱがずいぶん大きくなりました。
カナムグラやクズなどのつる植物たちの成長も急加速して、木道をおおってしまいそうな勢い。そのクズの葉の上に、キリギリスの仲間のヒメギスがいました(写真)。褐色のボディー側面に縦の白いラインが入っているのが特徴です。
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ここ数日、ハシブトガラスが学習センターの屋根に集結。まさかサミット?!ではなく、ねらいは、ヤマモモ。今年は実が大豊作で、カラスたちは夢中になって食べています。熟す前は知らんぷりだったのに。やはり野鳥、旬を知っているなぁと思います。
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朝、センター前でボーっとしているタヌキを発見しました。すっかり夏毛になっていました。
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【2008年7月8日(火)】
セリの花
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強い雨が降ったり、止んだりの落ち着かない天気でした。木道方面では急の雨にも動じず、セリの葉を食べ続けるキアゲハの幼虫や今年生まれのニホンアカガエルを多く見かけました。また木道方面の谷では、セリの花が群生し、とてもきれいです。
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今日は「NPO富里のホタル」の方々が、ホタルのすむ環境を視察に来られました。ヘイケボタルが自然発生する場所にご案内し、公園の環境管理などのお話をしました。ホタルが舞うすばらしい環境を管理するもの同士、色々と情報交換できました。
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ニイニイゼミに続き、ヒグラシが鳴き始めています。(カナカナカナカナ〜♪)次はなにゼミかな。
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【2008年7月6日(日)】
夏も近〜づく・・・ 茶摘み風景
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第2回の手作り実験教室は「オリジナルティーをのもう」でした。チャノキの葉を摘むところから始め(写真)、レンジで蒸す、手で揉むを繰り返し、煎茶を作りました。皆さん、お茶を手作りするって、こんなに手間がかかるものなのだと改めて感じたようです。完成したお茶は、とても美味しく、先人たちの知恵に感謝しながら頂きました。
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定例自然かんさつ会のテーマは「虫のさがし方、見わけ方」。葉っぱに残された食べ跡をたよりに探してみると、クズではマメコガネとコフキゾウムシ、ギシギシではハグロハバチの幼虫が見つかりました。その他、クワの枝では樹皮をかじるクワカミキリも発見。声のみ聞くことができたニイニイゼミやヤブキリの姿も、今度探してみて下さい♪
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八つ橋のわきの池では、ゴイサギの幼鳥が間近で見られました。
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【2008年7月5日(土)】
竹を切ろう〜七夕準備〜願い事の短冊を背に
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本日は「竹を切ろう〜七夕準備〜」がありました。拡大したマダケ林を元の範囲に戻すため、参加者のみなさんに汗を流していただきました。切った中から七夕用のものを選び、七夕飾りや生きものを型どった短冊で飾り付けをしました。"この夏も、来館者のみなさまと一緒に、たくさんの生きものたちに出会えますように!"(スタッフ一同の願い)
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定例自然かんさつ会のテーマは「初夏の生きものさがし」でした。濃い緑の葉の上に止まって、カモフラージュしているゴマダラチョウの幼虫や葉を綴って巣を作るアカタテハの幼虫など、身の隠し方の巧さに、みんなで感心しました。
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「ヘイケボタル出ていますか?」の問い合わせを多数いただいています。今日調査した結果、まだ確認されていません。調査の結果は随時、センター内に掲示しています。
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【2008年7月4日(金)】
地球ぐらぐらジェンガゲーム
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今日はとても湿度の高い一日でした。気温もぐんぐん上がって・・・35°Cを記録(センター前の温度計)! もうバテてしまいそう!そんな中、このじめじめした空気がよかったのか、元気だったナメクジたち。園路の杭の上を這い回っていました。
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センター前では最近、ルリボシカミキリがよく見られます。今日は4ペア(合計8匹)が交尾し、産卵していました。その他、キスジトラカミキリやナガゴマフカミキリの姿も観察できました。
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館内では、企画展示「地球温暖化防止〜行動しましょう!〜」がスタートしています。写真は来館された方々が「地球ぐらぐら ジェンカゲーム」を楽しんでいる様子。明日から「どこがあつい? オリエンテーリング」が始まります。楽しく遊びながら、温暖化防止のヒントを学びましょう♪ ご参加お待ちしてます!
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【2008年7月3日(木)】
お腹のおおきなカナヘビ
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今日は朝から曇り空。小雨がポツポツ落ちてきたり、一時、太陽が顔をのぞかせたりとなんだか変なお天気でした。そんな中、「ひさしぶりに来たよ〜!」と元気な声。遊びにきてくれた地元の小学生たちが、もやもやした雰囲気を吹き飛ばしてくれました。
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園内巡視中、八ツ橋の近くで、カナヘビを発見(写真)。あれ?なんだか動きがにぶい...そういえばお腹が少し大きく見えます。産卵前のお母さんだったようです。
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園内ではミズヒキ、スズメウリが咲き始めました。
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【2008年7月2日(水)】
うんとこしょ どっこいしょ!
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園内管理ボランティアでは、公園日記に何度も登場している外来種オオブタクサの駆除をおこないました。加えて、湿地に繁茂していたキショウブも抜いたのですが、これには大苦戦(写真)。掘り出した根に付いた土が水を吸っていて重い重い...。ご協力いただいた12名の皆様、どうもありがとうございました。
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最高気温32度・・・夏の陽気に目覚めた生きものがいます!ニイニイゼミ。エドヒガンザクラのあたりで、第一号の声を確認しました。その後、南入口方面でも聞きました。
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公園のはずれにある竹林で、ラミーカミキリを見つけました。中国原産の外来種で埼玉では、秩父や大麻生で確認されていますが、北本にも分布を広げて来たようです。
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【2008年7月1日(火)】
草原のネムノキ。駐車場にもあります
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青空、さわやかな風、ホオジロのさえずり、とても気持ちの良い日でした。梅雨の晴れ間に、チョウやカナヘビなど明るい陽の下で休む生きものにたくさん出会いました。
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駐車場、草はらでは、ネムノキの花が見ごろです。八ツ橋付近の林縁では、リョウブ、チダケサシが咲き始めました。
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園内巡視中、木道方面で見慣れない虫の死骸をみつけました。腹部のみでしたが、4?p以上もあり、メタリックに光る固い翅があります。図鑑で調べてみると、どうやら外国産のカブトムシ(コーカサスオオカブトムシ?)のようでした。ペットは最後の最後まで、自分で責任を持って飼ってほしいものですね。
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