埼玉県自然学習センター 北本自然観察公園
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北本自然観察公園日記 2007年8月
【2007年8月31日(金)】
キジの雄
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朝から、すごいものを観察してしまいました。それは、「ハシブトガラスによるセミ狩り」。
センターの屋根に止まっていたカラスが、勢いよく木に止まる→セミが驚いて逃げる
→飛んでいったセミをカラスが追いかける→空中でセミをキャッチ!→セミのはねをむしって食べる!!
しばらくの間、そんな光景が数羽のカラスによって繰り広げられました。う〜ん、賢い。
しかも、ゲームを楽しんでいるようにも見えます。
聞こえてくるのは、「ジジッ・・」というセミの逃げまどう声と、「カァ、カァ、カァ」というハシブトガラスの声。
通行する方が少なかったからこそでしょうか? 以上、センター事務室からの報告でした。
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そろそろ産んでいるかな〜と、目を皿のようにして探したところ、ありました。ハンノキの枝に、ミドリシジミの卵。
16個の塊を発見しました。卵はとても小さいので、遠目に見たら、「ハンノキの枝を見てにやにやしている人」にしか
見えなかったかも(笑) なにはともあれ、うれしい発見でした。
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雨が降ったり止んだりの一日でした。散歩の方も少ない中、巡視中なぜかひんぱんにキジ(写真)に出会いました。
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【2007年8月30日(木)】
「英和幼稚園の仲間たち」クモ観察中。
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同じ幼稚園の卒園生グループが遊びに来てくれました。これまでに何度も来たことがある彼らとの観察会は、
自動的にじっくりペース。かつ、とっても活発でした。
今日は、クモの観察日和。巣に水滴がついて、"ドレスアップ"していたおかげで、普段は素通りしがちな
クモやその卵が次々と目に入ってきました。子どもたちに大人気のカタツムリも、たくさん見かけました。
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ふれあい橋たもとのクサギはそろそろ開花期が終わりそうなのですが、いまだに元気なのが、センニンソウ。
白い花を咲かせるツル性の植物で、名前の由来は、果実の先につく羽毛状の毛です
(おもしろい形なんですよ〜!)。 若い実も、熟した実も、それぞれ個性のある風貌をしています。
今から、実りの時期が楽しみです。
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【2007年8月29日(水)】
森の中にオオスズメバチの巣が...
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ときおり雨の降る曇り空で、日中の最高気温も26°C止まり。涼しい一日でした。
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高尾の森の中で、オオスズメバチの巣が見つかりました。センター主催イベント以外では立ち入らないようにしている場所なのですが、
念のため、森の周囲に看板を設置しました。(樹液に集まってきているオオスズメバチたちの巣は、ここなのか??)
季節柄、公園内でスズメバチに出会うことが多くなってきました。ご注意を。
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【2007年8月28日(火)】
今年もドングリ収集ネット設置
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昨年は不作だったドングリが、今年は豊作の予感?! 園内のあちこちに、緑色のドングリが落ちています。
枝付きのものも。これはハイイロチョッキリというオトシブミの仲間が、ドングリに卵を産んだあと、
枝をかみ切って落としたものです。よく見るとドングリに、小さな穴があいています。
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今日は園内管理ボランティアの日。ドングリ収集ネットの設置(写真)とオオブタクサの除去作業を行いました。
ドングリ収集ネットは、豊作を期待して昨年よりも1ヶ月早い設置です。昨年の経験を生かしスムーズに完成。
その後はお昼まで、汗だくになりながら湿地のオオブタクサを除去しました。
参加して頂いた方々、本当にいつもありがとうございます。
くぎり線
【2007年8月27日(月)】
園路も草刈りが終わり、すっきり
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本日、園内巡視に出たスタッフ2人がともに写真に撮ってきたもの、それは・・・たくさん集まったクモの子たち
(かたまり)でした。しかも、それぞれ違う場所。こちらの気配を察すると、いっせいにざわっざわっと動きます。
これから、風に乗って飛んでいくのでしょうか(大きくなれよ〜)。
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南入口方面のオオブタクサの刈り取り作業をしていたところ、新しいカヤネズミの巣を見つけました。
今年に入って2例目、いずれも南入口方面です。
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21日・22日と、連続してセンターの外壁にやってきていた
アブラコウモリが、またいました。逆さまでぶら下がる、逆さまで壁にくっつく、横向きにくっつく、
いつのまにか移動している・・・など、見に行くたびに姿勢が変わっているのが、おもしろいです。
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先週から始まっていた園内の草刈りがほぼ終わりました。写真のとおり、園路もすっきりです。
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【2007年8月26日(日)】
水の中の生きもの調べ
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午前中、キッズ生きもの研究室がありました。今回のテーマは「水の中の生きもの調べ」。公園内の2箇所の
水辺で、水の色やにおい、生きものなどを調べて、比べようというものです。マツモムシ、ドジョウ、ヒメガムシなど、
捕まえた生きものを室内に持ち帰り、スケッチをしました。今回の成果は、センター内階段脇の壁に掲示しています。
ぜひご覧ください。
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キッズいきもの研究室で見つけたカエルの中に、しっぽが残っている個体がいました。最初はウシガエルかと
思ったのですが、よくよく見たらアマガエル。浅い水辺が少ないせいか、意外にこの公園では多くないカエルです。
今回の調査で、「とんぼ池」でアマガエルの繁殖が確認できたのは、大きな成果でした。
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今日は、夏休み最後の日曜日。自由研究の最後の仕上げで、調べものをする家族の姿もちらほら。
お昼前に定員に達してしまった「竹でマイはしを作ろう」に追加して、臨時で実施した
「紙の鳥を飛ばそう」も盛況でした。大沢さんによる「オーストラリア野生生物の旅写真展」も今日が最後。
ご来館いただいた多くのみなさま、ありがとうございました。
くぎり線
【2007年8月25日(土)】
シマヘビがアカガエルを捕まえている!
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本日の定例自然かんさつ会のテーマは、トンボとり。みんなで捕虫網を持って出かけたのですが、
終盤で思いがけない場面に遭遇! シマヘビがニホンアカガエルに巻き付いていました(写真)。
急きょ、ヘビの観察会に変更となり、一部始終をじっくり見ることにしました。
シマヘビは、相手が弱ってきたところで頭からくわえ、あっさりと丸呑みに。「ヘビは苦手」とおっしゃっていた参加者も、
こわごわながら写真を撮って、興味津々の様子でした。
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★第11回ホタル調査の結果★ 昨晩実施した結果、なんとか7匹確認できました。
今年もそろそろ終わりですね・・・。詳しくは、自然学習センター内に掲示している地図をご覧ください。
くぎり線
【2007年8月24日(金)】
トリノフンダマシの卵のう
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お昼前の事でした。八ツ橋の池の近くを歩いていたら、アブラゼミやツクツクボウシの
大合唱にまじって、ひときわ大きな「シャン シャン シャン」という鳴き声が聞こえて
きました。音の源はバス停近くの木立ち。クマゼミの声です。
クマゼミは神奈川県が分布の東限。はてさて、彼はどうやってここまで来たのでしょうか?
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ヨシの葉から「パンチングボール」のような小さな固まり(写真)がぶら下がっていました。
トリノフンダマシというクモの「卵のう」です。トリノフンダマシは夜行性で、
昼間は葉の裏でじっと動かず、夕方から巣を張ります。お腹がとても大きな、
ちょっと変わったクモです。
くぎり線
【2007年8月23日(木)】
スズメガの幼虫
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2回目の「セミのぬけがら調査」を行いました。今日集めた、ぬけがらの数はなんと
755個!! 前回の471個をはるかに上回る結果となりました。
前回、約300個見つかったニイニイゼミが6分の1に減り、逆にほとんど見つからなかったツクツクボウシが、
100個以上見つかりました。そろそろ夏も終盤ですね。
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今日は鴻巣市教育委員会の環境教育研修で、たくさんの先生方がいらっしゃいました。
実習プログラムでは、子ども達と同じように、くず鉄砲や草笛を体験したり、
コウモリの形をした紙飛行機を作って飛ばしたりしました。
先生方は子どもに返って、夢中になって楽しんでいました。
次回は、児童・生徒のみなさんと一緒のご来館をお待ちしております。
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高尾の森の林縁で、スズメガの仲間の幼虫(写真)を見つけました。大人の中指ほどもある、
大きなイモムシです。お尻にトゲが付いていますが毒はありません。成虫は、夜に
カラスウリの花などに飛んで来ます。
くぎり線
【2007年8月22日(水)】
ルリモンハナバチ
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本日の写真は、ルリモンハナバチです。夏の青空のような水色がすてきですね。大きさは、親指の爪くらい。
見つけたのは、北里の森に隣接する園路ですが、花にもやってきます。
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ほんとに来てくれた〜!! 今日もアブラコウモリが、センターの外壁にいました。連続2日目。
気に入ってくれたのだとしたら、うれしいなぁ!
くぎり線
【2007年8月21日(火)】
大沢さんが、アブラコウモリをパチリ。
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朝、センター事務室の外壁でアブラコウモリを見つけました。
案外小さく、たまにもぞもぞと動いて、位置や姿勢を変えます。
コウモリの専門家、大沢さんが写真展を開いているときにやってくるなんて、すごいタイミング!
(やっぱり、引き寄せられるなにかがあるのかなぁ??)
結局、このコウモリは、18時30分〜50分の間に飛び立ちました。
19時頃、センター上空を飛ぶ1匹のアブラコウモリが。明日も来てね〜♪
アブラコウモリの写真は、大沢さんのブログ(外部リンク)でご覧下さい。
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今日も、最高気温は36°C。残暑が厳しいです。
夏の後半に多くなるセミ、ツクツクボウシの声が目立つようになってきました。
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【2007年8月20日(月)】
かじった跡のついたヤマノイモの葉っぱ
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巡視中、円く欠けたヤマノイモの葉っぱ(写真)を見つけました。正確には、バラハキリバチが
卵を産む部屋を作るために切り取った痕跡です。ミツバチのような姿をしており、するどく発達した
あごを持っています。実際に切り取っている場面を見てみたいものですね。名前の通り、バラの葉っぱも
切り取ります。
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オオブタクサが少しずつ咲き始めました。外来種ということもあって、園内各地で刈り取りをしていますが...
なにせ、この暑さです。なかなか作業が進みません。種子ができる前に、何とかしたい!!
くぎり線
【2007年8月19日(日)】
アマチャヅルの花
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今日は北本あそびの学校のみなさんが、団体利用で来館しました。
自然の中の生きものさがしとして、クズの花に擬態しているウラギンシジミの幼虫を探しました。
そのそっくりな姿にみんなビックリ!観察会の最後には成虫が指導員の腕に止まるなど、
楽しいハプニングもあり、みなさんに身近な自然を楽しんでもらえたようでした。
- ×ばつクイズや世界のコウモリに関するお話を聞いたあと、
コウモリ型の紙飛行機を飛ばしました。
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定例自然かんさつ会では、「小さな虫や花」がテーマでした。
アマチャヅルの花(約5ミリほど。写真)やオオウロコチャタテ(約3ミリほど)を虫めがねでよーく観察しました。
チャタテムシはセンターの周りの石垣に多く止まっています。
石の壁を滑るように移動し、動いては止まるを繰り返す感じは、まるで「だるまさんが転んだ」をしているようです。
くぎり線
【2007年8月18日(土)】
オーストラリア野生生物の旅講演会
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9日間続いた猛暑日が、やっと一段落。本日の最高気温は25°Cでした。前日から一気に13°C下がったとはいえ、
むしむしした一日でした。
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午後、大沢夕志さんによる「オーストラリア野生生物の旅・講演会」がありました。キャンピングカーで暮らしながら
オーストラリアを一周した様子を、野生動物、外来種対策、国立公園、食など、さまざまな切り口で
ご紹介いただきました。オーストラリアは外来種対策に力を入れており、浅瀬の
海の中にまで張り巡らされている「キツネフェンス」があるとのこと。この公園では目標種のキツネが、
オーストラリアでは外来種。所変われば・・・ですね。参加者もその規模の大きさにびっくりした様子でした。
なお、写真展は、来週日曜日まで開催しております。
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暑苦しい図?第2弾 水曜日にご紹介したセミヤドリガに続き、
今日は「ハゴロモヤドリガ」を見つけました。そう!ハゴロモというセミの仲間に寄生するガです!!
今日だけでも、「くっつかれたハゴロモ」を4匹、見つけてしまいました。
くぎり線
【2007年8月17日(金)】
テプコケーブルテレビの取材が入りました
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日中、テプコケーブルテレビ「さわやかカフェ」の取材があり、館内で番組を収録した後、定例自然かんさつ会の
様子を撮影していただきました。写真は、ガガイモの花(2日に写真を紹介しています)を
みんなで観察しているところです。
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園路脇の枝に、オニヤンマが止まっていました。よく見ると、しっぽの先に泥がついています。産卵を終えて、
疲れて休んでいたのかなぁ? そっと近づいたのですが、全く逃げる様子はありませんでした。
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★第9回ホタル調査の結果★ 昨晩実施した結果、68匹確認できました。だんだんと減ってきては
いますが、まだ観察できます。詳しくは、自然学習センター内に掲示している地図をご覧ください。
くぎり線
【2007年8月16日(木)】
クサカゲロウの成虫
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本日の写真は、クサカゲロウの成虫です。
8月14日には1時間半も探して見つからなかった、とお伝えしました。
今日は巡視中に、頭上高く飛んでいる所を発見!
すぐ網を取りにセンター戻り、捕獲して写真を撮りました。
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ジリジリと焼けるような陽ざしをさけるように、林縁の日陰に多くのトンボが休んでいます。
暑さのせいか、日中、小川の上をよく飛んでいるオニヤンマも、今日は止まっている姿が目につきました。
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明日から学習センター内で、大沢夕志さん、啓子さんによる「オーストラリア野生生物の旅」写真展が始まります。
さまざまな気候に住む生きものたち、オオコウモリの仲間、外来種など興味深い作品ばかりです。
どうぞご観覧下さい。
くぎり線
【2007年8月15日(水)】
・・・
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今日は、この天気に合わせて、暑苦しい!?写真です。
ヒグラシのメスに、「セミヤドリガ」の幼虫がくっついていました。
名前のとおり、「セミに宿る蛾(ガ)」です。
幼虫時代にセミの成虫にくっついて、栄養を奪って暮らします。
右の矢印の先にいるのは、終齢幼虫。白く目立ちます。
・・・こんな虫をくっつけていても生き続けるヒグラシって、すごいですね。
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昨日ウワサをしたとたん、センター前のサクラで、アオマツムシ(外来種)の鳴き声を聞きました。
まだ1匹だけでしたが、これからどんどん増えてくると思います。
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本日15時の気温は、38.5°C(センター車庫の横で計測)でした。
半信半疑で、気象庁HPのアメダスのページで確認しました。が、やはり、本当の数値でした。。。
くぎり線
【2007年8月14日(火)】
夏休みらしい青空です!
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連日暑い日が続きます。今日も一日中、青空が広がっていました。
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昨日ご紹介したクサカゲロウ。「よく見かける」とは本当か!? ということで、某スタッフが成虫探しにチャレ〜ンジ。
結果は・・・見つけられませんでした(暑いさなかの1時間半、目を皿にしてがんばったのですが)。
その替わりに発見したのは、木の枝に化けているしゃくとりむし、違うところにあったクサカゲロウの卵、
葉っぱの陰にあったドロバチ類の巣、イラガの幼虫、、、などでした。
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8月も半ば。虫たちの合唱に、アオマツムシの大音響が加わるのも、そろそろです。
すでに、北本市内の別の場所では鳴き始めている、という情報も入っています。
「虫たちのアンサンブルが聞きたい」という方は、今のうちがチャンスかも知れません。
【宣伝】今週は、ウィークデーにも「夏の夕暮れ観察会」開催中です。
くぎり線
【2007年8月13日(月)】
クサカゲロウの卵(うどんげの花)
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大宮バプテスト教会のみなさんが団体利用で来館しました。
暑いけれど、屋外で元気にネイチャービンゴゲームに挑戦!
自然の中のいろんな形や色などを一生懸命さがしました。
カタツムリのうずまきや、きれいな紫色のコガネムシを発見して、盛り上がりました。
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センター前のエノキの葉で、ちょっと変わった形をしたクサカゲロウの卵を発見しました。
"優曇華(うどんげ)の花"とも言われています。
幼虫はアブラムシなどの小さな虫を食べるので、その近くに卵を産みます。
公園内ではよく見かける虫です。卵も意外に身近で見つかるかも!?
くぎり線
【2007年8月12日(日)】
今回のストーンペインティング作品
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午前中、またもや公園上空を飛ぶサシバを発見! 今回はノスリと一緒でした!! 結構低空だったのですが、、、
写真におさめることはできませんでした。次回に期待しましょう。
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「埼玉県のカブトムシ・クワガタムシ」のテーマで実施したいきもの講座は、おかげさまで大盛況。
続けて実施した定例自然かんさつ会では、急きょ数名の方にサブリーダーをお願いし、大人数の
参加者をまとめていただきました。どうもありがとうございました。
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本日の写真は、しぜん工作教室「ストーンペインティング」の作品です。自然の形を活かした個性的なものが
できあがりました。
くぎり線
【2007年8月11日(土)】
夏の夕暮れ観察会〜クサギにやってくるスズメガの仲間を観察
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今日の野あそび教室のテーマは、「カブトムシ ながーいツノはなんのため」。
野外で拾ってきた材料を元に、影絵にして「野外でもっとも生き抜いていけそうなカブトムシ」の角を
表現してもらいました。
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午後の自然学習リーダー養成講座は、今回が最終回。8名の方が修了されました。おめでとうございます。
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
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今日の夕暮れ観察会は、豪華版でした。夕暮れに飛ぶトンボや、クサギにやってくるスズメガの仲間は、スタッフの想定内ですが、
ラッキーだったのはアブラゼミの羽化が見られたこと。また、観察会の前半と後半で、カラスウリが開いていく経過を
観察できたのは、夕暮れの時間帯ならではの出来事でした。
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ワレモコウが咲き始めました。夏〜秋に咲く、赤紫色の花です。昨日ご紹介した虫たちに続き、
秋の気配を感じさせてくれます。
くぎり線
【2007年8月10日(金)】
コバギボウシ
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北里病院側の斜面林で、コバギボウシが咲き始めました。うす紫色の上品な花です。
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園内は、まだまだセミの鳴き声でにぎやかですが、少しずつ、秋の虫も出始めています。昨日はクツワムシ、
本日は、カンタンやツヅレサセコオロギの声を聞くことができました。
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★第9回ホタル調査の結果★ 昨晩実施した結果です。172匹確認できました。ピークはすぎつつありますが、
まだしばらく観察できそうです。詳しくは、自然学習センター内に掲示している地図をご覧ください。
くぎり線
【2007年8月9日(木)】
サシバです!!
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午前中、公園の上空を旋回しながら、「ピックィー、ピックィー」と鳴く鳥を発見! そう、サシバ!!
この公園の目標種の一つでもある、夏鳥(夏にやってくる渡り鳥)です。
ひさびさのお目見えに、スタッフ一同大喜びでした。
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今日も猛暑日。。。あまりの暑さに、ふれあい橋のたもと(センター寄り)にあるクサギの花が、ぐったりしてきました。
全体的に「くたっ」とはしていますが、満開を迎えて甘い香りを振りまいています。
くぎり線
【2007年8月8日(水)】
なかよしクラブのみなさん。昆虫のスケッチに挑戦!
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幼稚園の同窓生仲間「なかよしクラブ」のみなさんが、団体利用で来館しました。「虫をテーマにした内容を」との
ご希望だったので、草原で捕まえた虫を室内でじっくり観察することにしました。中でも、注目したのは「口」です。
なるほど!食べものに合った口の形をしているんですね(納得)。小学生も、その姉弟の幼児たちも、
集中してスケッチしていましたよ。
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オトシブミ、ふたたび現る! 最近、ヒメクロオトシブミが再び目立つようになってきました。春に生まれた個体が
成虫になったんですね。この暑いさなか、体より大きな葉っぱを巻くなんて、大変そうだなぁ〜。
くぎり線
【2007年8月7日(火)】
エゴヒゲナガゾウムシ
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公園内にはエゴの木が多く、緑色の実が鈴なりになっています。よく見ると小さい穴の明いている実が目立ちます。
穴を明けた犯人はエゴヒゲナガゾウムシ。この小さい虫が実をかじり、産卵した跡です。
ウシズラヒゲナガゾウムシとも呼ばれています。ウシの顔に見えますか?
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木道先の園路で、ニホントカゲを久しぶりに見ました。青色が鮮やかな、まだ子どもです。
最近は見かける機会が減っているように感じますが。。。
くぎり線
【2007年8月6日(月)】
タコノアシ花
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今日も暑かった〜! 14時30分の時点で温度計が35°Cを指していました。。。
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というわけで、今日は涼しげ?な写真を。タコノアシの花が咲き始めました。公園の湿地を象徴する、貴重な植物です。
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子供公園に近い湿地で、カヤネズミの巣を見つけました。細い葉っぱの植物(今回はウキヤガラ)が、巣の材料。
意外にも、今シーズン初記録でした。もっとよく探せば、まだまだ見つかるはずです。ご来園のみなさま、
公園内の違う場所で見つけたら教えてくださいね。
くぎり線
【2007年8月5日(日)】
手作り実験教室「顕微鏡でミクロの世界をのぞこう」
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今月の手作り実験教室は、「顕微鏡でミクロの世界をのぞこう」。まずは顕微鏡の使い方をマスターしてから、
花粉や虫の体の一部、竹の表面に付いている白い粉、クモの巣など、自分が見たいと思ったものを観察しました。
子どもも、おとなも、レンズの先に広がる予想を超えた顕微鏡ワールドに、夢中になっていました。
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連日の暑さで高尾の池のアカマクミドリムシが大繁殖しており、池の表面が、赤さび色の膜のような群体に覆われています。
雨が降れば、ちょっとは緩和するのですが・・・
くぎり線
【2007年8月4日(土)】
グループごとに、夜の公園探検に出発! 出発係のスタッフがご案内。
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今日も暑かったですね〜。夜になっても気温が下がらない中、「夜の自然観察オリエンテーリング」を
実施しました。地図をたよりに、グループごとに夜の公園を探検するイベントです。
今年は、ヘイケボタルが発生のピークを迎えていた上に、
3種類のセミの羽化が観察できるというタイミングの良さ! う〜ん、ラッキーでしたね。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。次回は昼間のご来園をお待ちしています!
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本日の写真は、グループごとの出発をお知らせしている館内の様子です。今回も、多くのボランティアの
方々のご協力により、つつがなくイベントを運営することができました。ありがとうございました!!
くぎり線
【2007年8月3日(金)】
コノシメトンボ
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今日は気温が高くて、風の強い一日でした。コナラやクヌギのドングリが、強風の影響で、いくつも落ちていました。
昨年は不作でした。今年は豊作だと良いのですが。。。
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アカトンボの仲間、コノシメトンボ(写真)が木道方面で見られました。公園で見つかるのは珍しいトンボです。
羽根の先端が褐色で、オスは成熟すると全身がまっ赤になる、美しいトンボです。
くぎり線
【2007年8月2日(木)】
ガガイモの花
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あ・あつ〜い!!夕方4時、まだ33°Cもあり、梅雨明けから夏本番!の真夏日でした。
学習センターには、夏休み満喫中の子どもたちがたくさん来館。
指導員と一緒に、自由研究の下調べをしたり、虫の図鑑を読んだりと思い思いの時間を過ごしていました。
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園内ではガガイモ・キツネノマゴ・キンミズヒキの花が咲き始めました。
それぞれ小さな花ですが、緑の中に彩りを添えてくれます。
写真はガガイモの花です。
近くで見ると花弁に長い毛が密生しています。(ちょっと暑そう?!)
ふれあい橋のセンター側右手で見られます。
くぎり線
【2007年8月1日(水)】
エビイロカメムシ
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本日の写真は、草原のススキで見つけたエビイロカメムシの幼虫です。成虫になると黄土色のありふれたカメムシ
なのですが、幼虫時代は体が薄くて、一反木綿(いったんもめん:妖怪の一種)のようにも?見えます。
ススキ原をすみかにしています。公園では、高尾の草原で出会うことができます。
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カワセミがよく訪れる池の歩道脇に、簡易木道を追加してみました。カメラマンと歩行者の方、双方の利便性を
考えての試験的な措置です。これで、木道周辺への立ち入り(=地面の踏み固め)が減るといいのですが。。。
そんな人間たちを横目に、今日もカワセミが水辺の枝に止まっていました。
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