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ページID:2684更新日:2023年3月30日

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キャベツ

明治の終わり頃より河口湖の南岸で栽培が始まり、昭和初期にはすでに東京都の神田市場などに出荷されていました。現在栽培の中心である鳴沢村では、昭和30年代に栽培が始まり、昭和40年代後半に当時主要野菜であったダイコンに連作障害が多発したことから、キャベツ栽培への移行が進みました。その後、鳴沢村を中心に富士北麓地域におけるキャベツ生産量は順調に増加し、昭和53年に鳴沢村が野菜産地指定を受けました。産地指定は昭和59年に近隣の旧河口湖町、富士吉田市、忍野村を含めた富士北麓地域へと修正されています。近年は生産農家戸数、生産量ともにわずかに減少しつつありますが、大消費地に近い高原野菜産地として、環境に優しい農業への取り組みなどを行いながら産地の維持が図られています。

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