19:35 更新
大分県の発明くふう展が、県立美術館で17日から始まりました。
小中学生から一般まで、約150点のアイデアが展示されています。
ものづくりを通して創造力を育て、発明や工夫に興味を持ってもらおうと、県発明協会などが主催して開かれています。
2024年で83回目。
小中学校の部と高校の部、一般の部の、合わせて153点が展示されています。
(中野記者)
「こちらの作品はライトでコップを照らすと、魚が浮かび上がっているように見えます」
「小中学校の部」で最高賞に選ばれたのは、別府市の小学1年生、伊南來恩さんの作品です。
影絵の陰影だけでなく、カラフルな絵が美しく見えるように表現した点が評価されました。
こちらは名付けて「空気で水やり」。
凍らせたペットボトルを吊るしておくと、空気中の水分が表面に結露して水滴になり、下に置いた植物に水やりをする仕組みです。
こうした日常の困りごとや小さな疑問から思いついた発明が並んでいます。
(来場者)
「チョークがおける黒板消しは先生たちがすごい助かりそうだなって思った」
県発明くふう展は、大分県立美術館で9月22日まで開かれています。