19:43 更新
大分県由布市は、小学校の教師が使う指導書について事前に必要な議会の議決を経ずに購入していたと発表しました。
2年分、それぞれ2000万円以上にのぼります。
由布市教育委員会によりますと、市の条例では、2000万円以上の物品を購入する際には議会の議決が必要と定められていますが、議決を経ずに小学校の教師が使う指導書を購入していました。
2020年度は1252冊で約2300万円、2024度は1468冊で約2800万円です。
全国でも同様の事例が相次いでいることから市教委が調査をしたところ、発覚しました。
議決が必要だという職員の認識が不足していたことが原因としていて、由布市教委は、9月の定例議会で追認を求める追加議案を提出する予定です。
市教委は、「チェック体制を強化し、再発防止に努める」とコメントしています。
また杵築市でも同様の事例が発覚しています。