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事業概要

定格熱出力一定運転

原子力発電は安全を最優先に、地球温暖化のことを考えています。

九州電力は、原子力発電を一層有効に利用することにより、地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の削減と石油資源等の節約を図っています。

地球規模から見れば、ごくわずかなことかもしれませんが、今できることに取り組んでいます。

定格熱出力一定運転で発電量を増やします。

川内原子力発電所で実施している熱出力一定運転により、海水温度が低く発電効率の良い冬季には、発電量が約1%増加します。

原子力発電では原子炉の熱を利用して発電しています。これまでは発電量を一定にする運転(電気出力一定運転)でした。
下矢印
今回、原子炉の熱出力を一定にする運転(定格熱出力一定運転)に変更し、冬季の発電量を増やすことにしました。

CO2をさらに減らします。

九州の全ての原子力発電所で熱出力一定運転を行うことにより、火力の発電量が減少し、1年間で約50万トンのCO2(注)を減らせます。

(注)九州の全ての原子力発電所で熱出力一定運転を行うと、年間6億kWh程度の電力量増加が見込まれる(平成12年度ベース)。これを火力(LNGを除く)で発電すると仮定した場合の数値。

電源別CO2排出量

単位: 発電電力量あたりCO2(・/kWh)

(出典:電力中央研究所報告書他)

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