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プレスリリース

平成24年7月31日
九州電力株式会社

当社原子力発電所の更なる安全性・信頼性向上への取組みについて
(免震重要棟、格納容器フィルタ付ベント装置の設置など)

当社は、福島第一事故を踏まえた国の指示を受け、玄海及び川内原子力発電所において、津波により3つの機能(全交流電源、海水冷却機能、使用済燃料プールの冷却機能)を全て失ったとしても、炉心損傷や使用済燃料の損傷を防止できるよう、直ちに緊急安全対策を実施しました。この緊急安全対策が適切に実施されており、炉心損傷等の発生防止に必要な安全性は確保されていることを、国に確認していただいております。
また、当社は、ストレステスト一次評価において、緊急安全対策で原子力発電所の安全性が更に向上していることを確認し、国の審査を受けているところです。

さらに、原子力発電に対する信頼を確保するためには、より一層の安全性・信頼性の向上を目指した取り組みを、自主的かつ継続的に進めていくことが不可欠であり、現在、国が示した福島第一事故の技術的知見等を踏まえて、更なる安全性・信頼性向上対策について、鋭意取り組みを進めているところです。
これらの対策のうち、以下の設備について、これまでの調査検討をもとに基本設計に着手できる段階になりましたので、お知らせします。

1. 免震構造で事故時の指揮所となる「免震重要棟」
2. 格納容器の内圧上昇を抑制する「格納容器フィルタ付ベント装置」

なお、その他の対策についても、適宜、お知らせいたします。

当社は、今後とも、更なる安全性・信頼性向上への取り組みを継続し、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以上

添付ファイル PDFファイル (別紙)免震重要棟 (55KB)
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