発電所のしくみと概要
発電所のしくみ
- 原子力発電所では、原子炉の中で核分裂により発生した熱エネルギー(原子炉熱出力)を利用して蒸気発生器で蒸気を作り出し、その蒸気の力でタービンを回し発電機で発電(電気出力)しています。
- タービンを回し発電機で電気を作った後の蒸気は、タービンの下にある復水器に導かれ、海水で冷やされて水に戻ります。この復水器の中は、蒸気が水に戻されることにより真空になっています。
- 冬季は海水温度が低くなり、蒸気が効率よく冷やされるので、復水器は、より高い真空になります。すると、タービンからの蒸気の引き込みが良くなるので、タービンはより大きな力を出せ、より多くの電気を作ることができます。
発電所の概要
発電所の概要の図説