玄海原子力発電所における放射性よう素の検出についてお知らせ
平成23年4月6日
玄海原子力発電所における放射性よう素の検出についてお知らせ
玄海原子力発電所では、発電所の各建屋から排気される空気をサンプリングし、1週間捕集して定期的に放射能濃度を測定していますが、本日、玄海原子力発電所1号機の原子炉補助建屋排気筒及び雑固体溶融処理建屋排気口において、ごく微量の放射性物質(よう素131)を検出しましたのでお知らせします。
玄海原子力発電所1号機及び雑固体溶融処理設備に異常はなく、排気筒モニタ等の放射線モニタの指示値に有意な変動はありませんでした。また、現在、福島での事故を踏まえ、全国的に測定が行われており、各所でよう素131が検出されていることから、本事象は当該号機及び当該設備に起因したものではないと判断しています。
なお、今回確認された放射性物質の量はごく微量であることから、環境への影響はなく健康への影響もありません。
○しろまる検出された放射性物質濃度
(ベクレル/m3)
原子炉補助建屋排気筒 0.0014
雑固体溶融処理建屋排気口 0.0029
注) ベクレル:放射線を出す能力を表す単位
(参考)これまでの放射性物質検出状況
(ベクレル/m3)
原子炉補助建屋排気筒 0.0011