このページではjavascriptを使用しています。

事業概要

ホーム > 事業概要 > 発電方法 > 火力発電 > 石炭灰の有効活用 > コールサンド(クリンカアッシュ)

コールサンド(クリンカアッシュ)

特徴

くろまる 転圧性
締固め特性は含水比に大きく左右されず、雨天時でも施工が可能です。
くろまる 耐久性
シリカを主成分とし、アルミナ、石灰、酸化鉄分等を含有し、有機不純物を含まず、耐久性に優れています。
くろまる 安定性
粒子密度が2以上のため、浮き上がりや流失の恐れがなく水中施工が可能です。
くろまる 排水性
締固めた状態でも透水性が良好でそれ自体が排水層として機能します。

主な用途

くろまる学校などの運動場、テニスコート くろまる道路舗装用
くろまるゴルフ場の造成、改良用 くろまる浄化槽(ろ過材)
くろまる住宅団地、整地造成用 くろまる管工事の埋戻し用
くろまる埋立整地用 くろまるグランド・ゴルフ場の排水改良材
くろまる圃場の整備、改良用 くろまる土壌改良材 など

施工例

グランド
(熊本県苓北発電所ふれあい広場)

施工中
[画像:グランド施工中の写真] 施工後
[画像:グランド施工後の写真]

施工後の地盤の状態

地盤の状態を表した図

コールサンド(クリンカアッシュ)の化学特性

化学的に安定しています。

コールサンドは赤熱状態(1,500°C)でボイラ底部の水槽に落下した石炭灰を、破砕機で粉砕したものです。
赤熱状態から急冷水洗いしたもので化学的に安定したものです。 [画像:コールサンドの写真]
色・外観

コールサンド(クリンカアッシュ)の物理的特性

砂に近い粒度分布と排水性

コールサンドの粒子は、細礫と粗砂を中心とした締固め性能の高い砂と同じ粒度分布をしています。
透水係数も砂と同程度で高い排水性をもっている他、表面に多数の細孔があり、水分保有率が一般土壌に比べ高いなどの特徴があります。また、軽量で、高いせん断強度(φ≧30度)を持っています。 [画像:コールサンドの粒子写真]
粒子形状

石炭火力発電所からコールサンド(クリンカアッシュ)が出来るしくみ

石炭火力発電所からコールサンドがでるしくみを示した説明図

コールサンドの物性値

コールサンドの成分

項目 コールサンド 参考(砂質土)
湿潤密度(転圧後) (kN/m3) 11〜12 16〜19
最大乾燥密度 (kN/m3) 11〜12 -
内部摩擦角 (度) 35程度 30以下
95%修正CBR (%) 30程度 -
透水係数 (cm/s) 10-3cm/s オーダー 10-4cm/s オーダー
粒度 砂と同等 -
シリカ55%,酸化第二鉄18%,アルミナ13%,石灰6%,その他8%

九州電力の石炭火力発電所(コールサンド生産地)

[画像:各発電所の地図] 松浦発電所(1,2号機:出力170万kW)
苓北発電所(1, 2号機:出力140万kW)


【お問合せ先】

九電産業株式会社 資源リサイクル部
郵便番号:810-0004
住所:福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号(電気ビル北館3階)
電話番号:092-761-4463
ファックス:092-713-9082

  • 公式ソーシャルメディア一覧はこちら
  • 公式ソーシャルメディア利用規約はこちら

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /