医療の革新を追求し、世界に貢献。
本学は創設以来、約半世紀にわたり教育、研究、医療・福祉、社会貢献の各分野で時代に先駆けた数々の取り組みを行ってきました。多職種連携教育、新たな医療技術や機器の開発、地域医療・福祉連携など多岐にわたります。特に医学教育では病床数日本一の大学病院が隣接する恵まれた環境を生かし、独自のカリキュラムを創ってきました。
本学では、最先端の医療を肌で感じられる臨床実習や国内トップレベルの設備環境を通して、「良き医療人」としての志と技能を養えます。その学びは医師としての皆さんの未来を切り拓くと同時に、次世代の医学を担う医療人へと成長する礎となります。
学びの特長
診療参加型臨床実習で磨く実践力/リサーチマインドの育成
診療参加型臨床実習は、学生が医療チームの一員として医療現場に携わることで、医師としての知識や技術、思考や姿勢などを学ぶことを目的としています。本学は、全国に先駆けてこれを導入。4年次の10月から1年間に全48週の臨床実習を設け、1年のほとんどを病棟で過ごし、医療の質や安全への高い意識と経験値を身につけます。
また、研究志向を持つ学生を支援する「スチューデントリサーチャープログラム」や、さまざまな研究室を見学する「基礎教室体験」、国内外の研究室で最先端の研究に挑む「医学研究演習」など、3つの充実したカリキュラムを用意し、学生一人ひとりのリサーチマインドを育んでいます。
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最先端の医療現場で学ぶ
手術支援ロボット「ダビンチ」をはじめ、藤田医科大学病院の実習では最新の医療機器や設備に実際に触れて学べます。また医師の層も厚く、最新の手技も間近で見学できます。常に進化し続ける最先端の医学を体感することで、技術や知識の習得はもちろん、一生学び続ける覚悟と姿勢も養われます。
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1年次から臨床実習開始
臨床現場を1年次の早い段階から体験することで、医師になるための動機付けを高め、知識や技術を臨床でどのように役立てればよいかという意識が生まれ、普段の講義や学内実習での学びがより効果的になります。また、実践力や応用力、医療現場で働く覚悟も着実に磨かれます。
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電子カルテ入力
365日医療チームの一員として、大学病院の各科で実習を行います。医療用携帯が与えられ、実際の電子カルテに入力するなど、医療チームの一員として、医師に求められる高度な技術や知識を学びます。学生の電子カルテ入力は、藤田の先進的な取り組みで、見学実習や模擬実習では得られない実践力が身につきます。
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SRP(スチューデントリサーチャープログラム)
研究志向を持つ医学部生が1年生から医学研究できるように支援する任意参加の制度です。本学医学部の全ての基礎・臨床講座および医科学研究センターの中から興味のあるテーマを選択。最終的に学会発表や論文作成など成果発表を目指します。
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興味ある研究室で医学研究を見学・体験
1年次から参加できる選択科目「基礎教室体験」では、週1回、興味のある研究室を訪問し、教員による解説や実験見学を通して、間近で研究に触れることで、リサーチマインドを高め、今後の研究演習をイメージするきっかけになっています。
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国内外の研究室で最先端の医学研究に携わる
少人数単位で各研究室に配属され、研究医から直接指導を受けることでリサーチマインドを育みながら知見を広げ、医学研究の重要性を学びます。
国際雑誌における論文発表、各種学術大会等に参加する機会もあります。
数字で見る医学科
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卒業生医師免許取得率
99.6%
医学部創設から2025年3月の全卒業生4,940名中4,921名合格
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第119回医師国家試験合格率
98.1%
全国平均95.0%[新卒]
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設備満足度
89.9%
卒業生対象アンケート結果
施設・設備
講義や実習、自学自習に、最適な学習環境を
大学2号館は、地上14階建ての校舎に、医学部の講義室を中心に、スキルスラボやIT 学習室、自習室、憩いの場など、充実した教育施設・設備を備えています。
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スキルスラボ スキルスラボ -
モニター室 モニター室 -
SGL室 SGL室 -
大講義室 大講義室
研究
リサーチマインドを育てる学生研究
医師として常に新たな医療の課題を発掘し、その解決に向かってチャレンジしていくためには、幅広い基礎医学の知識を備え、常に科学の最前線に立つことが必要。藤田医科大学では、新たに3年次以降の学生研究を単位として認定。基礎医学教室、臨床医学教室、医科学研究センターに入り、研究とはどんなものか、 研究室の日常がどんなものかを体験します。