KANA (キックボクサー)
基本情報 | |
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本名 | 森本 佳奈 |
通称 | クラッシャー・クイーン |
階級 | フライ級 |
身長 | 160cm |
体重 | 50kg |
国籍 | 日本の旗 日本 |
誕生日 | (1992年07月29日) 1992年 7月29日(32歳) |
出身地 | 三重県 松阪市 |
スタイル | キックボクシング |
プロキックボクシング戦績 | |
総試合数 | 28 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 11 |
敗け | 5 |
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KANA(かな、1992年 7月29日 - )は、日本の女子キックボクサー。三重県 松阪市出身。K-1ジム・シルバーウルフ所属。第2代、第4代Krush女子フライ級王者。初代K-1 WORLD GP 女子フライ級王者。2023年時点で「四冠王」といわれる王者記録を持つ[1] 。
来歴
[編集 ]小学生の頃に空手を始める[2] 。2015年9月12日、Krush.58でプロデビュー。平岡琴と対戦し、KO勝ち。
Krush王座獲得
[編集 ]2016年4月10日、Krush.65で紅絹と第2代Krush 女子-50kg王座決定戦で対戦し、判定勝ち。王座の獲得に成功。
2016年7月18日、Krush.67でグレイシャア亜紀とKrush 女子-50kg王座防衛戦で対戦し、2-1で判定勝ち。王座の初防衛に成功した。
2016年9月30日、Krush.69で台湾のキル・ビーとKrush 女子-50kg王座防衛戦で対戦し、KO勝ち。王座の2度目の防衛に成功した。
2017年1月15日、Krush.72でオランダのメロニー・ヘウヘスとKrush 女子-50kg王座防衛戦で対戦し、0-3の判定負け。王座の防衛に失敗した[3] 。
2017年5月28日、Krush.76でヘウヘスに勝利したことがあるグレイス・スパイザーと対戦し、判定勝ち。
2017年12月9日、Krush.83でKrush 女子-50kg王者のメロニー・ヘウヘスに挑戦し、判定勝ちで、王座の獲得に成功した。
K-1王座獲得
[編集 ]2019年12月28日、K-1 WORLD GP 2019 JAPAN〜初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ〜のK-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・一回戦でクリスティーナ・モラレスと対戦し、3-0の判定勝ちで決勝に進出[4] 。その後セミファイナルで行われた決勝戦でヨセフィン・ノットソンと対戦し、延長Rの末に2-1の判定勝ち。トーナメント優勝を果たすと共に王座獲得に成功した[5] 。
2022年6月25日、K-1 WORLD GP 2022 JAPAN 〜RING OF VENUS〜のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチでWBCムエタイ世界スーパーフライ級3位のスーリ・マンフレディと対戦し、3RKO勝ち。初防衛に成功した[6] 。
2023年3月12日、K-1 WORLD GP 2023 JAPAN〜K'FESTA6のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチでフンダ・アルカイエスと対戦し、2RKO勝ち。2度目の防衛に成功した[7] 。
2023年7月17日、K-1 WORLD GP 2023 〜スーパーウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ〜のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチでマッケンナ・ウェイドと対戦し、1RKO勝ち。3度目の防衛に成功した[8] 。当初はエイミー・パーニーと対戦する予定だったが、条件面で合意に至らず欠場し、ウェイドが代役出場した[9] 。
2023年12月9日、K-1 ReBIRTH2のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチでアントニア・プリフティと対戦し、0-3の判定負け。王座から陥落した[10] 。
2024年8月7日付でK-1の契約が満了となり、円満離脱した[11] 。
ONE
[編集 ]2024年9月7日、ONEとの複数試合契約を結んだことを発表[12] 。
2024年12月20日、ONE初参戦となったONE Friday Fights 92でK-1時代から対戦を熱望していたアニッサ・メクセンと対戦し、0-3の判定負けを喫した[13] 。
2025年1月31日、ONE Friday Fights 95でモア・カールソンと対戦。この試合に勝利すればONEキックボクシング世界女子アトム級王者のペッディージャー・オーミークンへの挑戦権を獲得できるという条件付きで挑戦者決定戦も兼ねて行われ、3-0の判定勝ち。ONE初勝利ならびにペッディージャーへの挑戦権獲得と同時にONE 172でONEキックボクシング世界女子アトム級タイトルマッチが行われることが正式決定し、試合後にペッディージャーがリングに上がりフェイスオフした[14] 。
戦績
[編集 ]プロキックボクシング
[編集 ]キックボクシング 戦績 | ||||||
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28 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
23 勝 | 11 | 12 | 0 | 0 | 0 | |
5 敗 | 0 | 5 | 0 |
【ONEキックボクシング世界女子アトム級タイトルマッチ】 2025年3月23日
【K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ】 2023年7月17日
【K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ】 2022年6月25日
【K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦】 2019年12月28日
【K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・一回戦】 2019年12月28日
【Krush女子-50kgタイトルマッチ】 2017年1月15日
【第2代Krush女子-50kg王座決定戦】 2016年4月10日
獲得タイトル
[編集 ]- 第2代Krush女子-50kg(現:フライ級)王座(防衛2)
- 第4代Krush女子フライ級王座(防衛2=返上)
- 第4回K-1チャレンジ 女子Bクラス-50kg 優勝
- 第5回K-1チャレンジ 女子Bクラス-50kg 優勝
- 初代K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座(防衛3)
脚注
[編集 ]- ^ "【K1】女子フライ級王者KANA-4冠王パーニーのV3戦キャンセル 条件面で合意至らず". 日刊スポーツ (2023年5月30日). 2023年5月30日閲覧。
- ^ "【K-1】女子エースの役割を担った元女子フライ級王者KANAとの契約満了を発表". 日刊スポーツ (2024年8月7日). 2024年8月8日閲覧。
- ^ ヘウヘスが王者KANAに判定勝ち Krush女子 日刊スポーツ 2017年1月16日
- ^ KANA初代女王へ前進!右フックでダウン奪い、"未知の強豪"に判定完勝 スポニチ Sponichi Annex 2019年12月28日
- ^ KANA 涙の初代女王!ノットソンとの延長死闘に僅差判定勝ち「K―1、サイコー!」 スポニチ Sponichi Annex 2019年12月28日
- ^ K-1 GIRLS登場!美の競演 王者KANA初防衛!マンフレディKO/K1詳細&写真特集 日刊スポーツ 2022年6月25日
- ^ 【K―1】女子フライ級、KANA2度目の防衛成功「アニッサ・メクセン戦実現させます」 日刊スポーツ 2023年3月12日
- ^ 【K-1】KANAが強烈左ミドルで一撃KO!V3達成「K-1のチャンピオンはKOじゃなきゃダメでしょ」 スポーツ報知 2023年7月17日
- ^ 【K1】女子フライ級王者KANA-4冠王パーニーのV3戦キャンセル 条件面で合意至らず 日刊スポーツ 2023年5月30日
- ^ 【K1】「絶対王者」KANAがプリフティにまさかの判定負け 女子フライ級王座が海外流出 日刊スポーツ 2023年12月9日
- ^ 【K-1】女子エースの役割を担った元女子フライ級王者KANAとの契約満了を発表 日刊スポーツ 2024年8月7日
- ^ 元K-1女子フライ級王者のKANA、ONEと独占複数試合契約「戦いたい相手がONEにいる。集大成でどこまでいけるか挑戦したい」 BOUTREVIEW 2024年9月7日
- ^ 【ONE FF】野杁正明がダウンを喫し追い上げるも届かず判定負け、KANAがメクセンの妙技に判定負け、吉成士門が見事TKO勝ちデビュー!シャドウがダウン奪いシッティチャイを破る、グレゴリアンは豪快KO勝ち、スアキム激闘KO勝ち、ベクレフがパンパヤックをKO ゴング格闘技 2024年12月20日
- ^ 【ONE】KANAが初勝利で王者ペッディージャーへの挑戦権ゲット「彼女は強いけど私が勝つ」 日刊スポーツ 2025年2月1日
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- KANAオフィシャルブログ - Ameba Blog
- KANA (@kana_sw_d) - X(旧Twitter)
- KANA (@kana_silverwolf) - Instagram
- eFight 選手データ
- K-1 選手データ
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