コンテンツにスキップ
Wikipedia

K-131 (軍用車両)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
K-131
種類 軍用車両
原開発国 大韓民国の旗 韓国
運用史
配備期間 1990年代〜現在
開発史
製造業者 起亜自動車
製造期間 1997年2012年
製造数 32000台以上
派生型 バリエーション参照
諸元
重量 1,580 kg
全長 4,006 mm
全幅 1,745 mm
全高 1,890 mm
要員数 5名

主兵装 KM422:TOW対戦車ミサイル
KM424:106mm無反動砲
KM425:K4グレネードランチャー
エンジン 2L 水冷 4サイクル 直列4気筒 DOHC ガソリンエンジン(マツダ FE型)
2L 水冷 直列4気筒 ターボチャージ ディーゼルエンジン(マツダ RF型)
搭載容量 540 kg
変速機 5速マニュアル
懸架・駆動 リーフスプリング式パートタイム式四輪駆動
行動距離 ガソリン仕様:480 km
ディーゼル仕様:530 km
速度 ガソリン仕様:130 km/h
ディーゼル仕様:115 km/h
テンプレートを表示

K-131 1/4tトラック(K-131 1/4톤 트럭)は大韓民国起亜自動車が開発・製造した小型軍用車両である。K131KM131KM420の名称が使用される場合もある。

概要

[編集 ]
民生用のキア・レトナ

大韓民国国軍では1970年代後半以降、亜細亜自動車M606(ウィリス製ジープ)を参考に開発したK-111を全軍で運用しており、K-131はこの後継として民間向けSUV起亜・スポーテージを基に開発された。1998年からはK-131の民間向け仕様であるレトナも製造されている。

K-131の開発母体はK-111と同じく亜細亜自動車であるが、1976年以降の同社は起亜自動車の子会社となっていたため、実際の製造は1997年から2008年までは起亜自動車光州工場が、2008年から2012年の製造終了までは起亜自動車河南工場が担当した。[1]

なお、2016年には後継となるK-151(所謂、韓国版ハンヴィー)が軍に採用されているが、K-131は2012年から導入されたコランドスポーツ及びレクストンと共に依然として主力車両の座に留まっている。

バリエーション

[編集 ]
KM420(K-131)
基本形。1997年から配備開始。
K-132
防弾仕様。2004年から配備開始。[2]
KM421(K-133)
NBC用偵察車。1999年から配備開始。[2]
KM422
TOW対戦車ミサイル搭載車両
KM423
TOW対戦車ミサイルの弾薬運搬車両
KM424
106mm無反動砲搭載車
KM426
K4グレネードランチャー搭載車両

運用国

[編集 ]


その他にもウクライナ軍UAZ-469の後継として採用を検討している。[8]

脚注

[編集 ]

関連項目

[編集 ]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /