コンテンツにスキップ
Wikipedia

2017 ワールド・ベースボール・クラシック B組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2017 ワールド・ベースボール・クラシック B組(東京ラウンド)(英語: 2017 World Baseball Classic Pool B Tokyo)は、ワールド・ベースボール・クラシック第4回大会東京で開催された1次リーグ。2017年 3月7日から3月10日までの日程で東京ドームで開催された(期間中、東京ドームの外野フェンスは今大会の特別仕様で行なわれる)。

東京ドーム

本ラウンドは、野球日本代表の公式スポンサーで日本ビール会社であるアサヒビール株式会社の冠協賛を得ており、この東京ドームを中心とした日本で開催される第1ラウンドのB組、並びに第2ラウンドのE組を総称した正式大会名は、同代表のオフィシャルドリンクとなっている同社のビール商品を冠にした『アサヒスーパードライプレゼンツ 2017ワールド・ベースボール・クラシック東京プール』と称されている[1]

経緯

[編集 ]
2016年
8月2日 - 同組が発表[2]
11月10日 - 開催概要が発表された[3]
11月12日 - ソウルラウンドが当初予定より開幕が1日早くなったため、名称がA組からB組へ変更となった[4]
2017年
3月7日 - 開催[5]

開催概要

[編集 ]

出典:[6]

主催
東京プール冠協賛
特別協賛
協賛
公式プレイガイド
協力

大会概要

[編集 ]

日本オーストラリアキューバ中国の4代表が出場。各1回の総当り戦を行い、上位2チームが東京東京ドームで行われる第2ラウンドへ出場する[2]

試合結果

[編集 ]

GAME1 3月7日

[編集 ]

19:09試合開始、試合時間3時間56分、観衆44,908人

日本の旗 日本 11 - 6 キューバの旗 キューバ

出典: [7]

4回裏に二死二塁の場面で山田哲人(ヤクルト)がレフトスタンド最前列へのホームラン性の当たりを打ったが、フェンス際にいたファンがグローブをはめた手をグラウンド側に伸ばしてキャッチしてしまったため、ビデオ判定の協議の末に二塁打と判定された(幻の本塁打。なお、二塁走者だった松田宣浩(ソフトバンク)はこれにより生還した)[8]

GAME2 3月8日

[編集 ]

12:08試合開始、試合時間3時間14分、観衆39,102人

キューバの旗 キューバ 6 - 0 中華人民共和国の旗 中国

出典: [9]

GAME3 3月8日

[編集 ]

19:09試合開始、試合時間3時間18分、観衆41,408人

オーストラリアの旗 オーストラリア 1 - 4 日本の旗 日本

出典: [10]

日本は、先発の菅野智之(巨人)が2回に与えた1失点だけに抑えた。打線は中田翔(日本ハム)の今大会、自身初ヒットとなるホームランと筒香嘉智(DeNA)の2試合連続ホームラン等で逆転勝利。2次ラウンド進出をほぼ確定させた。これで日本の1次ラウンドは過去の3大会も含めて100%突破を維持している。

GAME4 3月9日

[編集 ]

19:09試合開始、試合時間2時間59分、観衆3,013人

中華人民共和国の旗 中国 0 - 11 オーストラリアの旗 オーストラリア

出典:[11]

GAME5 3月10日

[編集 ]

12:08試合開始、試合時間3時間36分、観衆38,050人

キューバの旗 キューバ 4 - 3 オーストラリアの旗 オーストラリア

出典: [12]

GAME6 3月10日

[編集 ]

19:09試合開始、試合時間2時間41分、観衆40,053人

日本の旗 日本 7 - 1 中華人民共和国の旗 中国
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中華人民共和国の旗 中国 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 5 3
日本の旗 日本 1 2 2 0 0 0 2 0 x 7 8 0
  1. 中:甘泉孟偉強宮海成陳坤
  2. 日:武田翔太藤浪晋太郎増井浩俊松井裕樹平野佳寿秋吉亮
  3. 勝利 :武田翔太(1勝)  
  4. 敗戦 :甘(1敗)  
  5. 本塁打
    日:小林誠司(1号)、中田翔(2号)

出典: [13] 日本はこの勝利で1次ラウンドを3戦全勝で突破した。日本が1次ラウンドを全勝で突破したのは、4大会目にして初めての快挙。

最終順位

[編集 ]
順位 国・地域 得点 失点
1 日本の旗 日本 3 0 22 8 -
2 キューバの旗 キューバ 2 1 16 14 1.0
3 オーストラリアの旗 オーストラリア 1 2 15 8 2.0
4 中華人民共和国の旗 中国 0 3 1 24 3.0

テレビ・ラジオ中継

[編集 ]

日本国内での放送

[編集 ]

テレビ中継

[編集 ]

[14] [15] [16]

Game7に日本が出場する場合にはテレビ朝日系列で放送予定であった。
地上波の中継では、日本代表公認サポートキャプテン(応援団長)として、中居正広(俳優)[17] がベンチ横からレポートをする

ラジオ中継

[編集 ]

脚注

[編集 ]
  1. ^ 日本代表の活躍を通じて、日本に"勇気と元気"を!『アサヒスーパードライ プレゼンツ2017 WORLD BASEBALL CLASSICTM東京プール』の特別協賛社ならびに日本代表オフィシャルチームパートナーに決定!〜アサヒビールは、日本代表の"世界一への挑戦"を応援します!〜。(アサヒビール株式会社2017年1月24日 2017年3月1日閲覧)
  2. ^ a b Asian venues, pools for 2017 WBC announced The official site of World Baseball Classic (英語) (2016年8月2日) 2016年11月1日閲覧
  3. ^ 2017 WORLD BASEBALL CLASSICTM1次・2次ラウンド 東京プールの開催概要が決定 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2016年11月10日) 2016年11月13日閲覧
  4. ^ WBC、ソウルで開幕に変更 来年3月6日から、日本はB組に SANSPO.COM (2016年11月12日) 2016年11月13日閲覧
  5. ^ "Schedule". World Baseball Classic. 2017年3月6日閲覧。
  6. ^ "大会概要". World Baseball Classic. 2017年3月6日閲覧。
  7. ^ "Cuba vs. Japan Wrapup" (英語). World Baseball Classic (2017年3月7日). 2017年3月8日閲覧。
  8. ^ "【侍ジャパン】山田の"幻の本塁打"外野スタンドの観客が捕球、ビデオ判定の末、二塁打に変更". 産経ニュース (2017年3月8日). 2017年3月8日閲覧。
  9. ^ "China vs. Cuba Wrapup" (英語). World Baseball Classic (2017年3月8日). 2017年3月12日閲覧。
  10. ^ "Japan vs. Australia Wrapup" (英語). World Baseball Classic (2017年3月8日). 2017年3月8日閲覧。
  11. ^ "Australia vs. China". World Baseball Classic (2017年3月9日). 2017年3月12日閲覧。
  12. ^ "Australia vs. Cuba Wrapup" (英語). World Baseball Classic (2017年3月10日). 2017年3月12日閲覧。
  13. ^ "China vs. Japan Wrapup" (英語). World Baseball Classic (2017年3月10日). 2017年3月12日閲覧。
  14. ^ テレビ朝日系列 順位表・日程(放送予定を含む)<https://www.tv-asahi.co.jp/wbc/schedule/>(2017年3月9日閲覧)。
  15. ^ JSPORTS 日程・結果(放送予定を含む)<http://jsports.co.jp/baseball/wbc/result/>(2017年3月9日閲覧)。
  16. ^ TBSテレビ系列 放送スケジュール<https://www.tbs.co.jp/wbc/schedule/>(2017年3月9日閲覧)
  17. ^ 中居正広、侍ジャパンを全力応援(朝日新聞)。TBSテレビテレビ朝日のテレビ中継においてのナビゲーター(総合司会)として、選手への同行取材や応援リーダーなどを務めていく役柄。

関連項目

[編集 ]

外部リンク

[編集 ]
本選シード国・地域
予選出場国・地域
予選突破
予選敗退
本選開催地
予選開催地
決勝R

準決勝・決勝(ロサンゼルス)

第2R

E組(東京) - F組(サンディエゴ)

第1R

A組(ソウル) - B組(東京) - C組(マイアミ) - D組(ハリスコ)

予選R

予選1組(シドニー) - 予選2組(メヒカリ) - 予選3組(パナマシティ) - 予選4組(ブルックリン)

20062009201320172023

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /