臨海部広域斎場組合
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臨海部広域斎場組合(りんかいぶこういきさいじょうくみあい)は、東京都 大田区、港区、品川区、目黒区、世田谷区によって構成される一部事務組合。公営斎場である臨海斎場を運営している。
沿革
[編集 ]臨海斎場の完成まで、東京23区内で公営斎場は江戸川区の瑞江葬儀所1ヶ所のみだった。
民間の東京博善が、6つの斎場を運営していたが、城南地区には斎場がなく、多死社会到来を受け、人口の多い同エリアのための公営斎場設置が急がれた。
平成11年10月20日、一部事務組合「臨海部広域斎場組合」が設立され、建設用地は住宅地の少ない埋立地である、大田区東海の空き地が選ばれる。
平成15年9月に竣工。平成16年1月より開場した。従来の火葬場のイメージを一新する現代的な建築物となっている。
臨海斎場
[編集 ]- 所在地 - 大田区東海一丁目3番1号
- 敷地面積 - 約22,500平方メートル
- 施設概要 - 火葬場(火葬炉10基(台車式))、葬儀式場(4室)
- 設計 - 梓設計
- 火葬炉施工 - 太陽築炉工業[1]
- 受賞歴 - 照明普及賞(2004年)