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河内森駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
河内森駅
駅舎(2020年6月)
かわちもり
Kawachimori
KH65 交野市 (1.7 km)
(0.8 km) 私市 KH67
地図
所在地 大阪府 交野市 私市一丁目2番1号
駅番号 KH  66
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 しかく交野線
キロ程 6.1 km(枚方市起点)
電報略号 河(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
5,597人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
11,320人/日
-2019年-
開業年月日 1930年(昭和5年)10月21日
乗換 河内磐船駅
(JR片町線(学研都市線))
備考 無人駅(自動券売機有)
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河内森駅(かわちもりえき)は、大阪府 交野市 私市一丁目にある、京阪電気鉄道 交野線。駅番号はKH66

京阪の駅の中では、唯一旧令制国名(河内)が冠されている駅である[注 1]

当駅からの接続路線

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歴史

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単線時代は現在の下り線のレール敷地に当たる部分に1面1線の単式ホーム(枚方市寄りに改札口を備える。線路は現在の上り線)のみ、いわゆる棒線駅であったが1992年に複線化に伴う大規模な工事により改札口の地下化・ホームの移設、私市行きホームを新設して現在の駅となった。

バリアフリー対策は、複線化後も枚方市行きホームのみ車イス用利用者専用のスロープと出入り口が設置されているだけであったが、2010年3月にエレベーター3基と多目的トイレが設置された。

年表

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  • 1930年(昭和5年)10月21日:信貴生駒電鉄枚方線の駅として、交野(現・交野市) - 私市間に新設開業。
  • 1939年(昭和14年)5月1日:路線譲渡により交野電気鉄道の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)
    • 5月1日:会社合併により京阪神急行電鉄の駅となる。
    • 9月15日:輸送混乱防止のため、使用を中止[1]
  • 1948年(昭和23年)5月1日:営業再開、同時に交野駅と当駅の間にあった京阪神磐船駅を廃止[1]
  • 1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
  • 1959年(昭和34年)7月15日:ホーム延伸、上家改築[1]
  • 1968年(昭和43年)12月1日:ホーム延伸・駅舎改良[1]
  • 1992年(平成4年)
    • 2月8日:現在の枚方市行きホームと地下コンコース西側部分の使用開始[2]
    • 6月:冷房付き待合室設置[3]
    • 9月12日:当駅から0.1 km枚方市駅寄りの森信号所から私市駅まで複線化し、1面1線から2面2線化となる[4] 。併せて、地下コンコースと各ホーム間・コンコースと東口にエスカレーター計3基を使用開始[5]
  • 2010年(平成22年)3月23日:エレベーター・多目的トイレの設置工事が竣工、使用開始[注 2]

駅構造

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ホーム(2005年10月)

相対式2面2線のホームを持つ地平駅 [4] 。改札・コンコースは地下化されており、入口は踏切を挟んで両側にある。改札口は地下の1か所のみ。枚方市方面行ホームには上りエスカレーター、私市行ホームには下りエスカレーター、車イス対応のエレベーター3基、車イス・オストメイト対応の多目的トイレも枚方市行きホームに設置されている[6]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 しかく交野線 上り 枚方市方面[6]
2 下り 私市方面[6]

利用状況

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  • 2019年(令和元年)度のある特定日における1日乗降人員11,320人である。
  • 鴨東線を除く京阪の支線の駅では最も乗降客数が多い。
年度 特定日 出典
乗降人員 乗車人員
2000年 10,376 5,190 [統計 1]
2001年 -
2002年 9,267 4,395 [統計 2]
2003年 10,365 5,208 [統計 3]
2004年 10,405 5,235 [統計 4]
2005年 10,420 5,247 [統計 5]
2006年 10,869 5,399 [統計 6]
2007年 10,627 5,332 [統計 7]
2008年 10,748 5,365 [統計 8]
2009年 10,836 5,453 [統計 9]
2010年 10,846 5,504 [統計 10]
2011年 10,709 5,349 [統計 11]
2012年 10,370 5,177 [統計 12]
2013年 10,658 5,352 [統計 13]
2014年 10,945 5,471 [統計 14]
2015年 11,129 5,621 [統計 15]
2016年 10,789 5,382 [統計 16]
2017年 11,126 5,525 [統計 17]
2018年 11,143 5,516 [統計 18]
2019年 11,320 5,597 [統計 19]

駅周辺

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地図
当駅(下)と河内磐船駅(上)の位置関係

駅周辺は住宅街。駅を出て東側の道を北上すると片町線(学研都市線)河内磐船駅、西側へ行くと交野市水道局の前を抜けて国道168号へとつながる。

バス路線

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隣の駅

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京阪電気鉄道
交野線
交野市駅 (KH65) - 河内森駅 (KH66) - 私市駅 (KH67)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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注釈

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  1. ^ 石山坂本線には近江神宮前駅があるが、この場合は「近江神宮」という固有名詞の一部とみなされる(「近江・神宮前」ではない)。
  2. ^ 「おけいはん.ねっと|駅情報局:河内森駅」の駅構内図の更新日より

出典

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本文中の出典

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  1. ^ a b c d 京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編144頁各駅紹介「河内森」
  2. ^ 京阪広報誌「くらしの中の京阪」1992年2月号[出典無効 ]/ 京阪電気鉄道開業90周年記念誌『街をつなぐ、心を結ぶ』106‐107頁「交野線全線複線化が完成」/ 京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編144頁各駅紹介「河内森」
  3. ^ 京阪広報誌「くらしの中の京阪」1992年6月号[出典無効 ]
  4. ^ a b "交野線河内森 - 私市間の複線化 今日から使用開始 京阪電鉄". 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月12日) 
  5. ^ 京阪広報誌「くらしの中の京阪」1992年10月号[出典無効 ]/ 京阪電気鉄道開業90周年記念誌『街をつなぐ、心を結ぶ』106‐107頁「交野線全線複線化が完成」
  6. ^ a b c "河内森駅|駅構内図". 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。

利用状況の出典

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  1. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)

関連項目

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ウィキメディア・コモンズには、河内森駅 に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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*(削除) 打消線 (削除ここまで)は廃駅

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