未知への飛翔
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『未知への飛翔』 | |
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クリス・スクワイア の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1975年 |
ジャンル | シンフォニック・ロック、プログレッシブ・ロック |
時間 | |
レーベル | アトランティック・レコード |
プロデュース | クリス・スクワイア |
クリス・スクワイア アルバム 年表 | |
未知への飛翔 (1975年) Chris Squire's Swiss Choir (2007年) | |
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『未知への飛翔』(Fish Out of Water)は、イエスのベーシストとして知られるクリス・スクワイアの初となるソロ・アルバム。
概要
[編集 ]1975年から1976年にかけて行われた、イエスの5人のメンバー全員がソロ・アルバムをリリースする、という企画の一環であり、当該企画でスティーヴ・ハウに続いて二番目にリリースされた。
収録曲
[編集 ]- A面
- ホールド・アウト・ユア・ハンド - "Hold Out Your Hand" – 4:13
- ユー・バイ・マイ・サイド - "You By My Side" – 5:00
- サイレントリー・フォーリング - "Silently Falling" – 11:27
- B面
- ラッキー・セヴン - "Lucky Seven" – 6:54
- セイフ - "Safe (Canon Song)" – 14:56
内容
[編集 ]クリス・スクワイア自身が作曲と歌唱、ベース演奏を担当している。以前在籍していたバンド、ザ・シンでオルガンを担当していたアンドリュー・ジャックマン (Andrew Jackman) がオーケストラ・アレンジと指揮を担当しており、シンフォニック・ロックという作風に仕上がっている[要出典 ]。また、ゲスト・プレイヤーとしてビル・ブルーフォードやパトリック・モラーツも参加している。
通常、ベーシストがソロ・アルバムを制作する場合、ボーカリストや作曲家、或いは人気スターとしての面が強調される例が多い[要出典 ]が、本作はベーシストとしてのクリス・スクワイアの比重が大きいとされている[要出典 ]。実際に聴いてみても、ベースの音量が非常に大きくミックスされており[要出典 ]、イエスとは異なったサウンドに仕上がっている。
後のCDでの再発時の限定盤にはDVDが付加されていた。DVDの収録内容はBBCで放送されたアルバム1曲目のスタジオ・ライブの映像と、再発時のクリス・スクワイアへのインタビューであった。
評価
[編集 ]メロディー・メイカー (Melody Maker) 誌における同年12月13日付けのアルバム・ランキングで、初登場28位。
外部リンク
[編集 ]- Fish Out Of Water - Discogs (発売一覧)