曽根田駅
曽根田駅 | |
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駅舎(改装後、2011年3月) | |
そねだ SONEDA | |
◄福島 (0.6 km) (0.8 km) 美術館図書館前 ► | |
地図 | |
所在地 | 福島県 福島市 曽根田町3番37号 |
所属事業者 | 福島交通 |
所属路線 | ■しかく福島交通飯坂線 |
キロ程 | 0.6 km(福島起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
810人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)4月13日 |
備考 |
1924年 曽根田駅として開業 1943年 電鉄福島駅に改称 1962年 曽根田駅に改称 |
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曽根田駅(そねだえき)は、福島県 福島市 曽根田町にある福島交通飯坂線の駅である。
歴史
[編集 ]- 1924年(大正13年)4月13日:福島飯坂電気軌道が福島駅 - 飯坂駅(現在の花水坂駅)間を開業。(旧)曽根田駅が開業。
- 1942年(昭和17年)12月3日:福島電気鉄道曽根田駅(そねだえき)として新たに開業[1] 。同時に、福島駅 - 森合駅(現在の美術館図書館前駅)間を経路変更。旧線上にあった曽根田駅を廃止。
- 1943年(昭和18年)7月17日:電鉄福島駅(でんてつふくしまえき)に改称[1] 。
- 1962年(昭和37年)9月5日:曽根田駅に改称[1] 。
- 2010年(平成22年)11月25日:駅舎を改装。1991年(平成3年)ごろまで運行されていた5000系車両をイメージし、ベージュの壁と赤屋根の駅舎となった[2] 。
- 2022年(令和4年)4月29日:駅舎を改装[3] 。休憩所を7000系の車内の内装とした「お休み処ナナセン」として整備[3] 。
駅構造
[編集 ]単式ホーム1面1線の地上駅。駅舎は東側にある。かつては島式ホーム1面2線の交換可能駅だったが、駅舎側線路はポイントが撤去され進入不可能である。構内に車両基地があったが、1975年に桜水駅へ移転した。
構内には窓口(平日の朝と夕方に営業)、自動券売機(1台)、NORUCA専用簡易改札機、トイレ、公衆電話、自動販売機(飲料)があり、朝と夕方に駅員が配置される。かつてのトイレは汲み取り式であった。
駅舎外観については窓サッシを木枠に戻すなど改装工事が行われ、休憩所も旧車両7000系の車内の内装とした「お休み処ナナセン」として整備され、2022年(令和4年)4月29日に開所した[3] 。またJR福島駅東口再開発事業に伴い2022年(令和4年)4月29日に「伏見珈琲店」が駅舎内に開業することになった[3] 。
利用状況
[編集 ]2010年度の乗車人員は233人であった[4] 。近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通り[5] [6] 。なお、当駅は福島大学附属小学校の最寄り駅となっているために、登下校時には笹谷方面の児童で混雑する。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
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2010年 | 233 | |
2011年 | 562 | |
2012年 | 646 | |
2013年 | 657 | |
2014年 | 781 | |
2015年 | 731 | |
2016年 | 732 | |
2017年 | 761 | |
2018年 | 810 |
駅周辺
[編集 ]当駅はJR東日本 東北本線の東側に位置するため、福島から並走するJR東日本東北新幹線・東北本線と阿武隈急行の阿武隈急行線からホームが見える。ちなみに当駅付近が東北本線と奥羽本線との分岐点で、東北新幹線と奥羽本線とを結ぶ高架も見える。
- 曽根田ショッピングセンター(愛称・MAXふくしま)
- ダイユーエイトMAX福島店・イオンシネマ福島など、複数のテナントが入居するショッピングセンター。旧さくら野百貨店福島店。
- 福島フォーラム
- 福島曾根田郵便局
- 福島市立福島第四小学校
- 福島市消防本部・福島消防署
- 福島市保健福祉センター
- 福島中央郵便局(ゆうちょ銀行福島店併設)
- 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構福島支部福島職業能力開発促進センター(愛称:ポリテクセンター福島)
- 福島製作所
- ヨークタウン野田 - ショッピングモール
- 東日本旅客鉄道 福島総合運輸区
- 福島県道3号福島飯坂線
- 福島県道310号庭坂福島線
- 国道13号
- 福島交通「曽根田」停留所 - 福島県道3号線沿い
更新・改装
[編集 ]福島交通が進めていた曽根田駅の建て替え事業の構想が2008年(平成20年)2月20日までに固まった。12階建ての高層ビルで、1階に駅舎やコンビニエンスストア、4階には医療モール、5階から12階にマンションを整備し、2009年度中に着工し、2010年度中の完成を予定していたが、福島交通本体の会社更生法申請(現在は同社は同法の適用下から外れた)や東日本大震災の影響を受け、凍結された。
その後、何度か駅舎は改装されており、2022年(令和4年)にも改装されている[3] 。
隣の駅
[編集 ]脚注
[編集 ]- ^ a b c 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 2号 東北』新潮社、2008年、p.27
- ^ 福島交通 - 新着情報 徒歩1分でMAXふくしま!! 曽根田駅をリニューアルしました(写真展も同時開催)
- ^ a b c d e "飯坂線曽根田駅、80年前の姿に 改装完了、旧車両の「お休み処」も". 福島民友新聞. (2022年5月1日). オリジナルの2022年5月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220501111216/https://www.minyu-net.com/news/news/FM20220501-701167.php 2022年5月1日閲覧。
- ^ "福島市公共交通活性化基本計画" (PDF). 福島市. p. 22 (2012年3月). 2012年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月25日閲覧。
- ^ 駅別乗降客数マップ -2019年7月3日閲覧
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年3月9日閲覧