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徐文燕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 徐文燕 二段
名前 徐文燕
生年月日 (2005年01月15日) 2005年 1月15日(20歳)
プロ入り年 2021年
出身地 東京都
所属 日本棋院東京本院
師匠 光永淳造
段位 二段
概要
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徐 文燕(じょ ぶんえん、2005年 1月15日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。二段。東京都出身、光永淳造六段門下。母は金艶四段。

経歴

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2005年、東京都に生まれる。小学校1年生のときに母の金艶に教わって囲碁を始め[1] [2] 、小学3年生時には小学生のアマ大会で東京都代表になるまで上達[3] 。小学4年生から光永淳造の囲碁教室に通い始め[4] 、2016年、小学6年生時の第37回少年少女囲碁大会で準優勝(決勝戦で三浦太郎に敗退)[5] 。その後、2017年10月に日本棋院東京本院の院生となる[3]

2019年1-2月の女流棋士採用試験では本戦3勝5敗の6位[6] 、2020年1-2月の同試験は本戦5勝3敗で3位[7] 。2021年1-2月の同試験にて本戦5勝2敗で首位となり、プロ入りを決めた[8] 。同年4月1日、16歳で入段。

入段初年の2021年には、非公式若手棋戦の第3回ワイズアカデミー杯で優勝[9] 。2023年、第27期女流棋聖戦で本戦ベスト4(準決勝で上野愛咲美に敗退)[10]

2024年4月より、Eテレ囲碁フォーカス』で聞き手を務める[11]

人物

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  • 棋風は手厚く打ち進めるタイプ[3]
  • 母・金艶と、通訳の仕事をしていた父はともに上海の出身。そのため、徐も上海語を多少理解できる[1]
  • 師匠の光永とともに、「燕joy光永ヨセ祭りチャンネル」と題するYouTubeチャンネルでヨセを題材とした動画投稿を行っている[4]
  • 趣味はお菓子作り[1]

棋歴

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良績

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昇段履歴

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  • 2021年4月1日 入段
  • 2023年1月1日 二段(賞金ランキング)[12]

脚注

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  1. ^ a b c "ノリノリでお菓子作り♪〜徐文燕二段の素顔「つるりん式観る碁のすすめ〜こぼれ話」". 日本棋院 (2023年7月17日). 2024年3月21日閲覧。
  2. ^ "16歳徐文燕初段が会見「まだ実感が」4月デビュー". 日刊スポーツ (2021年2月24日). 2024年3月21日閲覧。
  3. ^ a b c "【マンスリー囲碁】母とはライバル 徐文燕初段プロに". 産経ニュース (2021年4月16日). 2024年3月21日閲覧。
  4. ^ a b "師匠は数学の大天才〜徐文燕初段が語る光永淳造六段「つるりん式観る碁のすすめ〜こぼれ話」". 日本棋院 (2022年11月21日). 2024年3月21日閲覧。
  5. ^ "第37回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会 大会結果・小学生の部:結果". 日本棋院. 2024年3月21日閲覧。
  6. ^ "平成31年度女流棋士(特別)採用試験本戦". 日本棋院. 2024年3月21日閲覧。
  7. ^ "令和2年度女流棋士(特別)採用試験本戦". 日本棋院. 2024年3月21日閲覧。
  8. ^ "令和3年度女流棋士(特別)採用試験本戦". 日本棋院. 2024年3月21日閲覧。
  9. ^ "第3回 ワイズアカデミー杯". 日本棋院. 2024年3月21日閲覧。
  10. ^ "第27期 ドコモ杯 女流棋聖戦". 日本棋院. 2024年3月21日閲覧。
  11. ^ "徐文燕による2024年3月11日のポスト". X(旧Twitter). 2024年3月21日閲覧。
  12. ^ "2022年賞金ランキング昇段が決定". 日本棋院 (2023年1月6日). 2024年3月21日閲覧。

外部リンク

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日本の現役囲碁 棋士
七大タイトル
保持者
名誉称号
資格者
三大タイトル
獲得経験者
他七大タイトル
獲得経験者
九段
八段
七段
六段
五段
四段
三段
二段
初段
棋士は日本棋院または関西棋院所属。Wikipediaに項目のある棋士のみ記載。日本の囲碁棋士一覧も参照。

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