四ツ倉駅
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四ツ倉駅 | |
---|---|
東口(2022年4月) | |
よつくら Yotsukura | |
◄草野 (4.4 km) (4.8 km) 久ノ浜 ► | |
地図 | |
所在地 | 福島県 いわき市 四倉町字鬼越[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■しかく常磐線 |
キロ程 | 219.2 km(日暮里起点) |
電報略号 | ヨツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
516人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)8月29日 [1] |
備考 | 業務委託駅 [1] [2] |
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四ツ倉駅(よつくらえき)は、福島県 いわき市 四倉町字鬼越(おにごえ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1] 。
歴史
[編集 ]- 1897年(明治30年)8月29日:日本鉄道の駅(一般駅)として開業[1] [3] 。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる[3] 。
- 1908年(明治41年)9月:磐城セメント四倉工業所(後の住友セメント四倉工場)操業開始、専用線も開業。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1914年(大正3年)3月26日 - 電報取扱開始[4] 。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物・専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止[3] 。
- 1985年(昭和60年)3月14日:車扱貨物の取扱を全廃[3] 。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[3] 。
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)11月:発車メロディを導入。
- 2018年(平成30年)3月16日:みどりの窓口の営業を終了[6] 。
- 2020年(令和2年)
- 2022年(令和4年)3月26日:人道橋、西口広場が供用開始[9] 。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[10] 。
駅構造
[編集 ]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である[1] 。1番線側(東側)に駅舎があり、2番線側とは跨線橋で連絡している。かつては2番線の隣に3番線が設置されていた[1] [注 2] 。業務委託駅であり、JR東日本ステーションサービスが業務を受託している[2] 。
2018年11月にJR東日本といわき市が跨線人道橋の整備に係る基本事項の締結を行い、2019年度には同人道橋整備のための設計や用地取得が実施された[11] 。その後、2020年3月に同人道橋工事の役割分担等を定めた施行協定をJR東日本といわき市が締結したことから、2020年度より人道橋整備の工事に本格着手し、2022年3月26日に供用を開始した[9] [11] 。なお、駅舎の整備はJR東日本が行い、新たに西口改札が整備された[9] [11] 。
西口・東口とも簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
[編集 ]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■しかく 常磐線 | 上り | いわき・水戸方面 |
2 | 下り | 原ノ町・仙台方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
1986年(昭和61年)9月まで、駅の西側に隣接して住友セメント四倉工場が広がっていた[1] 。当駅から分岐していた専用線を使って、製品のセメント輸送、燃料の重油や石炭輸送などが行われていたが、工場閉鎖より一足先の1985年(昭和60年)に廃止された。また、八茎鉱山で採掘された石灰石を工場へ輸送するため、索道が鉱山と玉山鉱泉付近にあった積換所を、専用鉄道(玉山線、全長6.8km)が積換所と工場を結んでいた。
-
旧駅舎(2011年4月)
-
東口改札(2022年4月)
-
西口改札(2022年4月)
-
ホーム(2022年4月)
-
人道橋(2022年4月)
利用状況
[編集 ]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は516人である[JR 1] 。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,175 | [JR 2] |
2001年(平成13年) | 1,099 | [JR 3] |
2002年(平成14年) | 1,074 | [JR 4] |
2003年(平成15年) | 1,028 | [JR 5] |
2004年(平成16年) | 1,006 | [JR 6] |
2005年(平成17年) | 930 | [JR 7] |
2006年(平成18年) | 893 | [JR 8] |
2007年(平成19年) | 863 | [JR 9] |
2008年(平成20年) | 875 | [JR 10] |
2009年(平成21年) | 839 | [JR 11] |
2010年(平成22年) | 806 | [JR 12] |
2011年(平成23年) | 非公表 | |
2012年(平成24年) | 715 | [JR 13] |
2013年(平成25年) | 696 | [JR 14] |
2014年(平成26年) | 638 | [JR 15] |
2015年(平成27年) | 657 | [JR 16] |
2016年(平成28年) | 652 | [JR 17] |
2017年(平成29年) | 624 | [JR 18] |
2018年(平成30年) | 610 | [JR 19] |
2019年(令和元年) | 617 | [JR 20] |
2020年(令和02年) | 503 | [JR 21] |
2021年(令和03年) | 473 | [JR 22] |
2022年(令和04年) | 502 | [JR 23] |
2023年(令和05年) | 516 | [JR 1] |
駅周辺
[編集 ]- 四倉海水浴場
- いわき市役所四倉支所
- 四倉郵便局
- いわき少年自然の家
- 太平洋健康センター
- とまとランドいわき
- ワンダーファーム
- 道の駅よつくら港
- 国道6号
- 福島県道41号小野四倉線
- 福島県道160号四倉停車場線
- 福島県道363号八茎四倉線
- 福島県道382号豊間四倉線
- 新常磐交通「四倉駅入口」停留所
その他
[編集 ]- 常磐線は当駅以北、広野駅 - 木戸駅間を除き単線となる。
- 上野発の中距離電車の北限は、長らくこの駅であったが、現在は高萩までとなっている。
- 当駅の駅名は「四ツ倉」であるが地名は「四倉町」である。また付近を走る常磐自動車道のパーキングエリアも「四倉PA」である。
隣の駅
[編集 ]脚注
[編集 ][脚注の使い方]
記事本文
[編集 ]注釈
[編集 ]- ^ 久ノ浜地区が福島第一原子力発電所事故に伴う屋内退避命令を受けていたため。
- ^ 2番線は上下の待避線、3番線は下り本線だった。
出典
[編集 ]- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、20頁。
- ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年11月22日閲覧
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、434頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『逓信省告示第169号』大正3年3月20日官報第491号3ページ
- ^ 東日本旅客鉄道水戸支社
- ^ "駅の情報(四ツ倉駅):JR東日本". 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月7日閲覧。
- ^ a b 『常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の運転再開について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月17日。オリジナルの2020年1月17日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20200117080118/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200117_ho01.pdf 。2020年1月17日閲覧。
- ^ 土屋武之. "「張り紙1枚」で交通の利便性は飛躍的に高まる". 東洋経済ONLINE. 2021年11月3日閲覧。
- ^ a b c "四ツ倉駅人道橋・西口交通広場の供用開始について" (PDF). 市長記者会見(令和4年3月15日) . いわき市 (2022年3月15日). 2022年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月24日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf 。2024年8月1日閲覧。
- ^ a b c "四ツ倉駅跨線人道橋整備事業について". いわき市 (2020年4月1日). 2022年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月9日閲覧。
利用状況
[編集 ]- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ a b "各駅の乗車人員(2023年度)". 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2000年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2001年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2002年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2003年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2004年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2005年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2006年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2007年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2008年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2009年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2010年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2012年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2013年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2014年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2015年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2016年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2017年度)". 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2018年度)". 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2019年度)". 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2020年度)". 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2021年度)". 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
- ^ "各駅の乗車人員(2022年度)". 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
関連項目
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、四ツ倉駅 に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
[編集 ]- 駅の情報(四ツ倉駅):JR東日本