ᅘ
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ᅘ ᅘ
ハングル字母 | ||||||
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基本字母 | ||||||
ᄀ | ᄂ | ᄃ | ᄅ | ᄆ | ᄇ | ᄉ |
ᄋ | ᄌ | ᄎ | ᄏ | ᄐ | ᄑ | ᄒ |
ᅡ | ᅣ | ᅥ | ᅧ | ᅩ | ᅭ | ᅮ |
ᅲ | ᅳ | ᅵ | ||||
合成字母 | ||||||
ᄁ | ᆪ | ᆬ | ᆭ | ᄄ | ᆰ | ᆱ |
ᆲ | ᆳ | ᆴ | ᆵ | ᄚ | ᄈ | ᄡ |
ᄊ | ᄍ | |||||
ᅢ | ᅤ | ᅦ | ᅨ | ᅪ | ᅫ | ᅬ |
ᅯ | ᅰ | ᅱ | ᅴ | |||
古字母 | ||||||
ᄫ | ᄬ | ᅗ | ᄝ | ᅀ | ᅌ | ᅇ |
ᅘ | ᄔ | ᅙ | ᆞ | ᆡ | ||
ᄕ | ᇇ | ᇈ | ᇌ | ᇎ | ᇓ | ᇗ |
ᇙ | ᇚ | ᄜ | ᇝ | ᇟ | ᄞ | ᄠ |
ᄢ | ᄣ | ᄧ | ᄩ | ᄭ | ᄮ | ᄯ |
ᄲ | ᇱ | ᇲ | ||||
ᆄ | ᆅ | ᆈ | ᆑ | ᆒ | ᆔ |
ᅘは、ハングルを構成する子音 字母のひとつ。現在は使用されない古いハングル字母であり、ᄒ を重ねて作られている。呼称はサンヒウッ(쌍히읗)。/ᄒ/[h]の硬音を表したと推定されている。世祖以後(15世紀中葉)には表記法の変化により使用されなくなった。
『訓民正音』当時の濃音も含めた場合の配列順は、最初の「ᄀ」から20番目であった。
音韻
[編集 ]訓民正音初声体系の全濁の喉音に入れられており、訓民正音の世宗序では「ᄒ喉音如虚字初發聲、竝書如洪字初發聲」と規定されている。ここでいう全濁は朝鮮語では濁音(有声音)ではなく、当時においても硬音であったと考えられており、この字母は喉音/ᄒ/の硬音を表したと推定される。ただし、その現れる条件は限られており、必ず/ᅧ/ [jə]の前で使われ、ᅘᅧという語幹をもつ動詞としてのみ存在した。『円覚経諺解』(1465年)以降の正書法では単に혀で表記されたが、その音価は残っていたと考えられ、17世紀の文献にはᄻを使ってᄻᅧと記述された例が見られる。その後、/ᄊ/[s']または/ᄏ/[kʰ]へと音韻変化した。
字形
[編集 ]『訓民正音解例』制字解に、全清字を各自並書(同じ字母の並書)すると全濁となるが、喉音のみは次清字を並書したとある。その理由は全清字のᅙ は声が深くて凝ずることができなく、ᄒ の方が声が浅くて凝ずることができるからだという。
文字コード
[編集 ] 名称
種類
コード
HTML実体参照コード
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HANGUL LETTER SSANGHIEUH
単体字
U+3185
ㆅ
ㆅ
HANGUL CHOSEONG SSANGHIEUH
初声用
U+1158
ᅘ
ᅘ
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