ローレンス・レイトン・スミス
ローレンス・レイトン・スミス(Lawrence Leighton Smith, 1936年 4月8日 - 2013年 10月25日 [1] )はアメリカ合衆国の指揮者、ピアニスト。オレゴン州のポートランドに生まれる。
ポートランド州立大学でアリエル・ルビンシュタインに師事して1956年に学士号を取得した後、ニューヨークのマネス音楽大学でレナード・シュアーに師事して1959年に学士号を取得した。その後、1992年にルイビル大学で博士号を取得した。
1964年、ミトロプーロス国際指揮コンクールで優勝した。その後、メトロポリタン歌劇場准指揮者(1964-1967)、ウェストチェスター交響楽団音楽監督(1967-1969)、フェニックス交響楽団首席客演指揮者(1970-1973)、オースティン交響楽団 (英語版)音楽監督(1972-1973)、オレゴン交響楽団音楽監督(1973-1980)、サンアントニオ交響楽団音楽監督(1980-1985)、ノースカロライナ交響楽団 (英語版)首席客演指揮者(1980-1981)、ルイビル交響楽団 (英語版)音楽監督(1983-1994)を歴任した。ルイビル交響楽団には現在も桂冠指揮者として在籍している。また、ニュージャージー交響楽団 (英語版)首席客演指揮者、サンディエゴのウェスト音楽アカデミー (英語版)音楽監督(1985-1993)、イェール大学フィルハーモニア管弦楽団芸術監督(1995-2004)を務めた。現在は、コロラド・スプリングス交響楽団音楽監督(2000- )と、新設のコロラド・スプリングス・フィルハーモニック (英語版)初代音楽監督(2003- )を兼任している。その他、オレゴン州のサンリバー音楽祭で17シーズンに渡り音楽監督を務めている。
また、アメリカ交響楽団、ボルティモア交響楽団、シンシナティ交響楽団、ダラス交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ミネソタ管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団、セントルイス交響楽団など、アメリカ主要都市のオーケストラに客演歴を持つ。ヨーロッパとアジアにも客演した。
また伴奏ピアニストとして、フランコ・コレッリ、シェリル・ミルンズ、ザラ・ネルソヴァ、ルッジェーロ・リッチ、ジェニー・トゥーレル、レナータ・テバルディ、ワルター・トランプラー、ピンカス・ズーカーマンらと共演した。
録音活動にも精力的に取り組んでおり、ルイビル交響楽団とウィリアム・ボルコム、マルカントニオ・コンソーリ、ジョン・コリリアーノ、ブライアン・フェンリー、ソフィア・グバイドゥーリナ、カレル・フサ、オットー・ルーニング、ボリス・ピリン、ガンサー・シュラー、スティーブン・サバー、ジョーン・タワー (英語版)らの作品を録音した。
コロラドスプリングスにて没。
受賞
[編集 ]- ディッスン賞(コロンビア大学、1998年)
脚注
[編集 ]参考文献
[編集 ]- Baker's Biographical Dictionary of Musicians (2001)
- Colorado Springs Philharmonic [1]
- Marquis Who's Who (2006)