コンテンツにスキップ
Wikipedia

ルノー・フエゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フエゴ(FUEGO)は、ルノーが製造・販売していた自動車である。

概要

[編集 ]
フエゴ
概要
製造国 フランスの旗 フランス
スペインの旗 スペイン
アルゼンチンの旗 アルゼンチン
 チリ
ベネズエラの旗 ベネズエラ
販売期間 1980-1992年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 3ドアクーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
変速機 5MT
前:ダブルウィッシュボーン
後:3リンクリジッド
前:ダブルウィッシュボーン
後:3リンクリジッド
車両寸法
ホイールベース 2,445mm
全長 4,360mm
全幅 1,690mm
全高 1,315mm
車両重量 1,035kg
系譜
先代 ルノー・フロリード
ルノー・カラベル
ルノー・15
ルノー・17
テンプレートを表示

1980年2月発表。ルノー・18をベースにしたクーペで、ルノー・15/17の後継車。

ベースの18同様エンジンはフロントオーバーハングに縦置きされ、前輪を駆動する。いずれも直列4気筒のエンジンは、当初1.4L/1.6LのOHV、および2L SOHCの3機種を搭載。1982年10月には2.1Lディーゼルターボ、1983年に1.6Lターボを設定した。さらに1984から1985年にかけて2.2Lエンジンが搭載された。サスペンションはこれも18と同様の前がダブルウィッシュボーン、後は3リンクのリジッドで、フエゴではリアにもスタビライザーが付いた。4WDは設定されなかった。

デザインについてはロベール・オプロンがルノー移籍後初めて指揮したものとされる。ハッチゲートを持つ3ドアクーペで、サイドまで回り込んだ大きなガラスハッチを持つ。

1980年から1982年までの販売は好調であったが、後に販売台数は減少する。理由としては、電気回路の設計が悪く、よくショートを起こし、最悪の場合は炎上してしまうトラブルがあったからである[要出典 ]

1985年、ルノー・21の発表とともにフランス(MCA)での生産終了。

1986年、スペインでの生産を終了し、アルゼンチンとベネズエラに生産拠点を移管。

1992年、南米での生産が終了し、約12年のモデルライフに幕を閉じた。

車名

[編集 ]

「FUEGO」はスペイン語で「」の意味である。

参考文献

[編集 ]

関連項目

[編集 ]

脚注

[編集 ]
ルノー ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /