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リンス

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(2016年11月)
曖昧さ回避 リンス」のその他の用法については「リンス (曖昧さ回避)」をご覧ください。
Dupuy社製の9種のヘアケア製品を宣伝する、19世紀の広告

リンス(rinse)は、頭髪用の浴用化粧品の一種。ヘアリンスともいう。また、コンディショナー(conditioner)または、ヘアコンディショナー(hair conditioner)ともいう。

洗髪後にリンス剤を使用して髪に馴染ませた後、洗い流すとリンスの中の有効成分(ジメチコン等の油分や陽イオン系界面活性剤)がの表面に付着し、コーティングされる。

似たようなものにトリートメントがあるが、違いは、髪の毛の表面にとどまるか、髪の毛の中まで浸透するかの違いである。

概要

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「リンス」(rinse)とは英語で「すすぐ」の意味から来ている。製造技術が発達していない時代、シャンプーは石鹸に近いアルカリ性の成分だったため、洗髪後にアルカリ成分が付着しキューティクルが開いてしまい、これを中和するため最後に酸性の水溶液(クエン酸等)で髪をすすぐ必要があったことに由来する[1] 。その習慣から派生した日本特有の意味である。

前述の通り、現在の一般的なシャンプーに対して用いるリンスはそれとは意味合いが異なる。英語では「ヘアコンディショナー」(hair conditioner)が一般的な呼称である。

リンスには、毛髪のごわつきを抑えて櫛どおりをなめらかにする、毛髪をしなやかにしてツヤを出す、静電気の発生を抑える、毛髪の保護といった効果がある[1]

コンディショナー

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リンスとの違いはpH調整機能で、pH値を整える機能が特徴で、毛染めやパーマの後に使用することが効果的である。 今ではリンスをコンディショナーと呼ぶメーカーも多く、厳密な区別はないが、石鹼シャンプー用のリンスに比べてコンディショナーのほうが毛髪保護という点に特化している。

リンスインシャンプー

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20世紀末には、リンスとシャンプーが一緒に出来るリンスインシャンプーも登場した。

脚注

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  1. ^ a b 『現代商品大辞典 新商品版』 東洋経済新報社、1986年、616頁

関連項目

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スキンケア
メイクアップ
ヘアケア
ネイルケア
オーラルケア
その他
歴史的
道具一覧
メイクブラシ
カテゴリ カテゴリ

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