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ブルーライン (サンディエゴ・トロリー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブルーライン
Blue Line
UCサンディエゴ・ブルーライン
UC San Diego Blue Line
シンボルマーク
メキシコの国境沿いを走るブルーラインの電車
メキシコの国境沿いを走るブルーラインの電車
基本情報
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 カリフォルニア州 サンディエゴ郡 サンディエゴ
種類 ライトレール
区間 アメリカプラザ(America Plaza) - サンイシドロ(San Ysidro Transit Center)
駅数 18駅(2019年現在)[1] [2]
開業 1981年 7月19日 [1] [3] [4]
運営者 サンディエゴ・トロリー社 (英語版)(SDTI)
路線諸元
路線距離 24.8 km(15.4 mi)[1]
軌間 1,435 mm
電化区間 全区間
電化方式 直流600 V
(架空電車線方式)[5]
最高速度 89 km/h(55 mph)[5]
テンプレートを表示

ブルーライン(Blue Line)は、アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンディエゴ郡 サンディエゴを走るライトレールであるサンディエゴ・トロリー の系統の1つ。サンディエゴの中心部であるダウンタウン地区 (英語版)と、メキシコの国境近くにあるサンイシドロを結ぶ[1] [2] 。途中ナショナルシティチュラビスタを経由する。

概要

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1981年 7月19日アメリカ合衆国初のライトレールとして営業運転を開始した、サンディエゴ・トロリー最初の系統。開業時の路線はハリケーンにより被害を受け休止となったサザン・パシフィック鉄道の貨物線を再整備する形で建設された。1986年に東側のユークリッドアベニュー(Euclid Avenue Station)方面へ向かう路線が開通したことで"サウスライン"と言う系統名が付けられ、1996年に"南北線"(North-South Line)に改称された後、翌1997年以降は"ブルーライン"という名前となっている。また2015年UCサンディエゴ・ヘルス (英語版)が3,000万ドルで30年間のネーミングライツを獲得した事から、2019年現在の正式名称は"UCサンディエゴ・ブルーライン"(UC San Diego Blue Line)となっている[1] [2] [3] [4] [6]

2012年ダウンタウン地区 (英語版)への路線延長を経て、2019年現在はダウンタウン地区のアメリカプラザ駅(America Plaza)から全系統が停車する12番通り&インペリアル駅(12th & Imperial Transit Center)を経て、メキシコとの国境近くにあるサンイシドロ駅(San Ysidro Transit Center)まで向かう系統となっており、18箇所に駅が存在する。ダイヤは平日、土曜、日曜・祝日の3種類が存在し、昼間は15分、平日の朝夕ラッシュ時は7 - 8分間隔で運行する。また全ての曜日において、早朝に区間運転を行う列車が設定されている[1] [2]

料金は他の系統も含めて大人2.5ドルだが、非接触式ICカードであるコンパスカード(Compass card)を用いる場合は2ドルとなる[1]

駅一覧

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2019年現在、ブルーラインは以下の18駅で構成される。そのうち太字の駅は、時刻表に時刻が提示される主要駅である。一部を除き、駅に隣接する駐車場は無料で利用可能である[1] [2]

UCサンディエゴ・ブルーライン
UC San Diego Blue Line
駅名 接続交通機関 駐車場 情報センター 備考
他系統 路線バス 通勤鉄道
America Plaza シルバーライン しろまる リムジンバスと接続
グリーンライン のサンタフェ・ディーポ(Santa Fe Depot)とは徒歩でアクセス可能[7]
Civic Center station オレンジライン
シルバーライン
しろまる
Fifth Avenue station オレンジライン
シルバーライン
しろまる
City College オレンジライン
シルバーライン
しろまる リムジンバスと接続
Park & Market オレンジライン
シルバーライン
しろまる
12th & Imperial Transit Center オレンジライン
グリーンライン
シルバーライン
しろまる しろまる しろまる 駐車場は有料
Barrio Logan
Harborside
Pacific Fleet
8th Street しろまる しろまる
24th Street しろまる しろまる
Bayfront/E Street しろまる しろまる しろまる
H Street しろまる しろまる
Palomar Street しろまる しろまる
Palm Avenue しろまる しろまる
Iris Avenue しろまる しろまる
Beyer Boulevard しろまる しろまる
San Ysidro Transit Center しろまる

ギャラリー

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今後の予定

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中央海岸回廊地域の発展による道路混雑の解消を目的に、2019年現在の終点であるアメリカプラザ(America Plaza)からグリーンラインに乗り入れ、オールドタウン駅(Old Town Transit Center)から分岐し、カリフォルニア大学サンディエゴ校UCサンディエゴ・ヘルス (英語版)、屋外ショッピングモールであるウェストフィールドUTC (英語版)周辺を通るブルーラインの延長路線であるミッドコースト・トロリー(Mid-Coast Trolley)計画が進められている。オールドタウン駅から分岐し、9つの駅を有する新規路線は2016年から建設が始まっており、2021年から営業運転を開始する予定である[6] [8] [9]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h "San Diego Trolley, Inc.". San Diego Metropolitan Transit System (2013年2月). 2019年11月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e "Timetable". San Diego Metropolitan Transit System. 2019年11月24日閲覧。
  3. ^ a b "History". San Diego Metropolitan Transit System. 2019年11月24日閲覧。
  4. ^ a b Jeff Ristine (2006年7月23日). "After 25 years, the trolley keeps on moving". The San Diego Union-Tribune. 2012年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月24日閲覧。
  5. ^ a b "Metropolitan Transit System San Diego Trolley Light Rail Vehicles". San Diego Metropolitan Transit System (2015年2月). 2019年11月24日閲覧。
  6. ^ a b "Crossing the Blue Line". The Guardian (2015年9月30日). 2019年11月24日閲覧。
  7. ^ "Santa Fe Transit Center Map". San Diego Metropolitan Transit System (2012年). 2012年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月24日閲覧。
  8. ^ "Mid-Coast Corridor". TransNet. 2019年11月24日閲覧。
  9. ^ "Mid-Coast Trolley Extension". San Diego Metropolitan Transit System. 2021年8月1日閲覧。

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