フロート車
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フロート車(フロートしゃ)、あるいは、単にフロート、パレードフロートとは、乗り物の上に飾り付けをされて造られるか、または飾り付けをされた台車を乗り物で牽引したもの。パレードなどで使用される[1] 。
ニューオーリンズ・マルディグラなどが有名[2] 。
日本では東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパレードショーで使用されている[3] 。また、博多どんたくでの「花自動車」のように、路面電車の廃止により花電車から自動車へ移行した事例も存在する[4] 。
歴史
[編集 ]中世ヨーロッパにおいて、キリスト教会がキリスト受難劇を巡行公演する際の移動舞台として使用されはじめた。
聖体祭(Corpus Christi)で演じられる「コーパス・クリスティ」(Corpus Christi)(神秘劇を参照)に使用されるものは、総上演時間20時間、数日かけて上演することもあり、最大48台のフロートが使用されたこともある。
「フロート」の呼称は、初期のフロートが運河に浮かぶ艀であり、これにロープをつないで、河岸のパレード参加者が引っ張って移動したことに由来する。
関連項目
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、フロート車 に関連するカテゴリがあります。
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脚注
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- ^ 総務部総務課 2021, p. 27.
- ^ 泉けい 2017, p. 147.
- ^ 川村明日香 2022, p. 30.
- ^ 福岡市広報課 2022, p. 3.
- ^ 大阪市 2009, p. 1-12.
参考文献
[編集 ]- 大阪市「御堂筋のイベント」『資料-3 御堂筋について』、大阪市、2009年、1-13頁、2023年6月24日閲覧。
- 泉けい『ガンボ! ジャズの街ニューオーリンズで暮らした十余年 リニューアル版』good.book、2017年、36頁。ISBN 9784907554958。 NCID BA80033354。OCLC 675091658。国立国会図書館書誌ID:000008396759 。https://books.google.co.jp/books?id=lQslDwAAQBAJ&pg=PT147#v=onepage&q&f=false 。2023年6月24日閲覧。
- 川村明日香『ディズニーにおける物語の循環システム:アダプテーション、トランステクスト性、ハイパーリアル』 甲第、20581号、大阪大学、2020年、1-135頁。doi:10.18910/76256。 NAID 500001398891。OCLC 1191797427。NDLJP:11526311 。https://hdl.handle.net/11094/76256 。2023年6月24日閲覧。
- 総務部総務課「国際交流員コラム」『広報みなみしまばら』第178号、南島原市、2021年、27頁、OCLC 973923278、国立国会図書館書誌ID:027865318、2023年6月24日閲覧。
- 福岡市広報課「どんたくでまちを元気に」『ふくおか市政だより』第1707号、福岡市、2022年、1-3頁、OCLC 918883095、国立国会図書館書誌ID:026519885、2023年6月24日閲覧。