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タゾバクタム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タゾバクタム
IUPAC命名法による物質名
  • (2S,3S,5R)-3-methyl-7-oxo-3-(1H-1,2,3-triazol-1-ylmethyl)-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptane-2-carboxylic acid 4,4-dioxide
臨床データ
投与経路 点滴静注
識別
CAS番号
89786-04-9
ATCコード J01CG02 (WHO )
PubChem CID: 123630
DrugBank EXPT03012
ChemSpider 110216  チェック
UNII SE10G96M8W  チェック
KEGG D00660
ChEMBL CHEMBL404  チェック
化学的データ
化学式 C 10H 12N 4O 5S
分子量 300.289 g/mol
  • O=S2(=O)[C@]([C@@H](N1C(=O)C[C@H]12)C(=O)O)(Cn3nncc3)C
  • InChI=1S/C10H12N4O5S/c1-10(5-13-3-2-11-12-13)8(9(16)17)14-6(15)4-7(14)20(10,18)19/h2-3,7-8H,4-5H2,1H3,(H,16,17)/t7-,8+,10+/m1/s1 チェック
  • Key:LPQZKKCYTLCDGQ-WEDXCCLWSA-N チェック
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タゾバクタム(略号:TAZ, 英語:tazobactam)とは、細菌β-ラクタマーゼ阻害薬のひとつである。大鵬薬品工業が開発した。これはβ-ラクタム系 抗生物質であるピペラシリンと配合剤として、製品名タゾシンゾシンセフトロザンとの合剤がザバクサとして販売されている。(タゾシン・ゾシンは大鵬薬品が製造販売元、大正富山医薬品が発売。ザバクサはMSDが製造販売。)[1] ゾシンは海外ではワイス(現ファイザー)が先行して発売した。日本においても単独の薬剤としては販売されていない。これはβ-ラクタマーゼを産生する抗生物質耐性菌に対して効果をもつ。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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