カリース・スペンサー
ハンジェコビッチ・メモリアル (英語版)2010年大会にて | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
個人情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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生誕 | (1987年05月06日) 1987年 5月6日(37歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 1.8 m (5 ft 11 in) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 75 kg (165 lb) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スポーツ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国 | ジャマイカの旗 ジャマイカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 400 mH | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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カリース・スペンサー(Kaliese Spencer、1987年 5月6日 - ) は、ジャマイカの陸上競技選手。400メートルハードルを専門とする。 同種目では2009年と2011年の世界選手権で4位入賞、2006年の世界ジュニア選手権で優勝を果たしている。
経歴
[編集 ]ジャマイカのウェストモアランド教区出身で、母・マーフェリン(Merfelin)は大学時代400mの選手を、父・ジョシュア(Joshua)は中距離走の選手をしており、両親の後を追って陸上競技を始めた[1] 。ジャマイカ工科大学 (英語版)に進学し、ステファン・フランシス(Stephen Francis)の指導の下でマキシミシング・ヴェロシティ・アンド・パワー陸上競技部(Maximising Velocity and Power Track Club)に所属し、練習に励む[2] 。ハードル競技で最初の成功は、2006年世界ジュニア選手権であり、400mハードルを自己新記録の55秒11で終え、優勝した。シニア大会への初挑戦は大阪で開かれた2007年世界選手権であり、準決勝まで進出した[3] 。
2008年シーズンはアズザ太平洋招待(Azuza Pacific Invitational)において400mで自己新記録かつ当季世界最高記録となる50秒55をマークして幕を開けた[2] 。ところがスペンサーは尻に怪我を負ってその後は散発的に練習に取り組んだだけで、北京オリンピックのジャマイカ代表の座を獲得するには至らなかった[4] 。
2009年はIAAFゴールデンリーグのリーボックグランプリ、ゴールデンガラ、ヘラクラスの3競技会に出場するも、表彰台に上ることはできなかった[5] 。 世界選手権では400mハードルで決勝まで進出、自己新記録53秒56で4位入賞を果たした[6] 。その時同じジャマイカ代表のメレーン・ウォーカーが大会記録を叩き出して優勝した[6] 。また×ばつ400メートルリレーで予選メンバーとして出場し、ジャマイカチームが銀メダルを獲得するのに寄与した。世界選手権のすぐ後に開かれたハンジェコビッチ・メモリアル (英語版)(ザグレブ国際)ではウォーカーに勝利した[7] 。スペンサーは2009年シーズンをウォーカーに次ぐ53秒99をマークして銀メダルを獲得したIAAFワールドアスレチックファイナルで締めくくった[3] 。
2010年IAAFダイヤモンドリーグでは初戦である5月の上海ゴールデングランプリでは6位であったものの、年間優勝を果たした[5] 。6月のラバト・ムハンマド6世国際陸上競技大会 (英語版)ではペリー・シェイクス=ドレイトン (英語版)を破って優勝[8] 、同月のジャマイカ選手権では400mで3位に入賞した。ダイヤモンドリーグではプリフォンテーンクラシック (英語版)とゴールデンガラの2戦連続でラシンダ・ディーマスに次ぐ2位でゴールして頭角を現し、53秒48の自己新記録も達成した。英国グランプリでは初めてリーグ戦優勝を果たした[9] 。そのすぐ後に開かれたヘラクレスでも優勝、ルツェルン国際 (英語版)では大会記録53秒72をマークして優勝した[10] 。
2011年 8月5日のロンドングランプリでは大会記録52秒79をマークして優勝し[11] 、韓国・大邱で開かれる同年の世界選手権優勝が期待された。結局同大会では4位に終わった。
個人記録
[編集 ]大会 | 記録 | 開催地 | 年月日 |
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400mH | 52.79 | イギリスの旗 イギリス ロンドン | 2011年8月5日 |
400m | 50.19 | イタリアの旗 イタリア リエーティ | 2013年9月8日 |
800m | 2:03.01 | ジャマイカの旗 ジャマイカ キングストン | 2011年3月5日 |
- 2014年10月13日現在
主な成績
[編集 ]年 | 大会 | 会場 | 結果 | 種目 | 補足 |
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ジャマイカの旗 ジャマイカ代表 | |||||
2006 | CARIFTA競技大会 (英語版) | フランスの旗 グアドループ レザビーム | 2位 | 400 m | 51.99 |
1位 | 4x400 mR | 3:31.90 CR | |||
世界ジュニア選手権 | 中華人民共和国の旗 中国 北京 | 1位 | 400 mH | ||
3位 | 4x400 mR | ||||
2007 | 世界選手権 | 日本の旗 日本 大阪 | 8位(準決勝) | 400 mH | |
2009 | 世界選手権 | ドイツの旗 ドイツ ベルリン | 4位 | 400 mH | |
2位 | ×ばつ400 mR | 予選のみ出場 | |||
IAAFワールドアスレチックファイナル | ギリシャの旗 ギリシャ テッサロニキ | 2nd | 400 mH | ||
2011 | 世界選手権 | 大韓民国の旗 韓国 大邱 | 4位 | 400 mH | |
2012 | オリンピック | イギリスの旗 イギリス ロンドン | 4位 | 400 mH | |
2013 | 世界選手権 | ロシアの旗 ロシア モスクワ | 準決勝敗退 | 400 mH | |
2014 | 世界室内選手権 | ポーランドの旗 ポーランド ソポト | 2位 | 400 mH | |
2位 | ×ばつ400 mR | ||||
2015 | 世界選手権 | 中華人民共和国の旗 中国 北京 | 8位 | 400 mH |
脚注
[編集 ]- ^ Pochert, Alexander (2008年5月8日). "Kaliese Spencer – Die Talentierteste" (ドイツ語). Leichtathletik. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ a b Graham, Raymond (2008年4月21日). "Spencer hits top form in California". The Jamaica Star. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ a b "Spencer Kaliese Biography". IAAF. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ Tucker, Eton. "Asafa may have to step up pace, says Francis »". Sports Caribe. 2011年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ a b "Kaliese SPENCER". The-Sports.Org. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ a b Jalava, Mirko (2009年8月20日). "Event Report – Women's 400m Hurdles – Final". IAAF. 2012年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ Ramsak, Bob (2009年8月31日). "Vlasic tops 2.08m in Zagreb – IAAF World Athletics Tour". IAAF. 2012年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ "Meeting International Mohammed VI d'Athlétisme de Rabat – Rabat (MAR) – Sunday, 6 June 2010". IAAF. 2010年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ Martin, David; David Powell (2010年8月10日). "Overview Disciplines – 10.07.2010 400m Hurdles – Women". IAAF Diamond League. 2010年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ Sampaolo, Diego (2010年8月9日). "Blazing 100m in Nottwil – Carter edges Dix 9.86 to 9.88". IAAF. 2010年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ "400m Hurdles Women: Results" (PDF). Samsung Diamond League. Omega Timing (5 August 2011). 2013年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- カリース・スペンサー - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)