ウマグマ
- বাংলা
- Català
- Čeština
- Dansk
- Deutsch
- Ελληνικά
- English
- Esperanto
- Español
- Eesti
- Euskara
- فارسی
- Suomi
- Français
- Frysk
- עברית
- Hrvatski
- Magyar
- Հայերեն
- Bahasa Indonesia
- Íslenska
- Italiano
- ქართული
- 한국어
- Lietuvių
- Latviešu
- Nederlands
- Norsk nynorsk
- Norsk bokmål
- Polski
- Piemontèis
- Português
- Română
- Русский
- Slovenčina
- Svenska
- Türkçe
- Українська
『ウマグマ』 | |
---|---|
ピンク・フロイド の スタジオ・アルバム / ライブ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1969年4月27日-5月2日(ライブ盤) |
ジャンル | サイケデリック・ロック、実験音楽、プログレッシブ・ロック、スペース・ロック |
時間 | |
レーベル |
イギリスの旗 ハーヴェスト EMI(再発盤) アメリカ合衆国の旗 ハーヴェスト/キャピトル キャピトル(再発盤) |
プロデュース | ピンク・フロイド、ノーマン・スミス |
専門評論家によるレビュー | |
チャート最高順位 | |
| |
ゴールドディスク | |
| |
ピンク・フロイド 年表 | |
テンプレートを表示 |
『ウマグマ』(Ummagumma)は、1969年に発表されたピンク・フロイドの2枚組アルバム。
概要
[編集 ]「ウマグマ」とは、ニック・メイスンによればシド・バレット、ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアが、生まれ育ったケンブリッジで覚えたという「性交」を意味するスラングで、「名前の響きが良くて面白かった」との理由でアルバムのタイトルとして採用された[1] 。本作は2枚組で、1枚目がバンド初となるライブ盤、2枚目がスタジオ盤の構成となっている。ノーマン・スミスがピンク・フロイドをプロデュースした最後のアルバムとなり、以後のアルバムはバンド自身によるプロデュースである。全英5位[2] 、全米74位を記録した。ジャケットでギルモアの近くに置かれているLPは、1958年公開の映画『恋の手ほどき』のサントラである。
ライブ盤は、1969年4月27日の当時バーミンガムにあった伝説的なクラブ「マザーズ」と、同年5月2日のマンチェスター・メトロポリタン大学でのライブが収録されている[3] 。収録されたのは当時のコンサートで人気の高いナンバーだった「天の支配」「ユージン、斧に気をつけろ」「太陽讃歌」「神秘」の4曲で、非常にパワフルなパフォーマンスを聴くことができる。なお、「星空のドライブ」のライブテイクも収録される予定だったが結局見送られた。
アルバム2枚目のスタジオ盤は、バンドメンバーのリチャード・ライト、ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスンの4人のソロ作品で、演奏も全て作者自身の手によるものである。つまり、「ナロウ・ウェイ」のドラムはメイスンではなく作者のギルモアが叩いている。ただし、メイスンの「統領のガーデン・パーティ」に入っているフルートは彼の妻が奏でている[4] 。いずれも実験的な作風を凝らした作品で、このうちウォーターズ作の「グランチェスターの牧場」とギルモアの作品にボーカルが入っている。ギルモアは曲に詞を付けようとしたがうまく行かず、ウォーターズに助言を乞うも拒絶されている[5] 。これ以降、ギルモアは「デブでよろよろの太陽」「大人への躍動」の2曲以外を除いて自身がバンドの主導権を握る1987年まで歌詞を担当していない。
収録曲
[編集 ]- ディスク1 ライブ・アルバム
サイド1
- 「天の支配」 - "Astronomy Domine" (バレット)
- 「ユージン、斧に気をつけろ」 - "Careful With That Axe, Eugene" (ウォーターズ、ライト、メイスン、ギルモア)
サイド2
- 「太陽讃歌」 - "Set The Controls For The Heart Of The Sun" (ウォーターズ)
- 「神秘」 - "A Saucerful Of Secrets" (ウォーターズ、ライト、メイスン、ギルモア)
- ディスク2 スタジオ・アルバム
サイド1
- 「シシファス組曲」 - "Sysyphus" (ライト)
- 「グランチェスターの牧場」 - "Grantchester Meadows" (ウォーターズ)
- 「毛のふさふさした動物の不思議な歌」 - "Several Species Of Small Furry Animals Gathered Together In A Cave And Grooving With A Pict" (ウォーターズ)
サイド2
- 「ナロウ・ウェイ三部作」 - "The Narrow Way" (ギルモア)
- 「統領のガーデン・パーティ三部作」 - "The Grand Vizier's Garden Party" (メイスン)
パーソネル
[編集 ]ピンク・フロイド
- デヴィッド・ギルモア (David Gilmour) - リード・ギター、ボーカル (ライブ・アルバム) / ギター、ベース、キーボード、ドラム、ボーカル (ナロウ・ウェイ)
- ニック・メイスン (Nick Mason) - ドラム (ライブ・アルバム) / パーカッション、エフェクト (統領のガーデン・パーティ)
- ロジャー・ウォーターズ (Roger Waters) - ベース、ボーカル (ライブ・アルバム) / アコースティックギター、ボーカル (グランチェスターの牧場)、ボーカル (毛のふさふさした動物の不思議な歌)
- リチャード・ライト (Richard Wright) - キーボード、ボーカル (ライブ・アルバム) / オルガン、ピアノ、メロトロン、パーカッション (シシファス組曲)
- 追加パーソネル
- リンディ・メイスン (Lindy Mason) - フルート (統領のガーデン・パーティ)
出典
[編集 ]- ^ ニコラス・シャフナー著 今井幹晴訳『ピンク・フロイド 神秘』宝島社、1991年、pp.150
- ^ "Pink Floyd|full Official Chart History". Official Charts. 2023年1月20日閲覧。
- ^ 立川直樹『ピンク・フロイド One Of These Days』シンコー・ミュージック、1992年、pp.60
- ^ アンディ・マベット著 山崎智之訳『ピンク・フロイド全曲解説』シンコー・ミュージック、1995年、pp.58
- ^ マベット、1995年、pp.57
外部リンク
[編集 ]シド・バレット | デヴィッド・ギルモア | ニック・メイスン | ロジャー・ウォーターズ | リチャード・ライト | |
スタジオ・アルバム | |
サウンドトラック | モア | 砂丘 | 雲の影 | 道 カレラ・パンアメリカーナ |
ライヴ・アルバム | |
コンピレーション・アルバム | |
ボックス・セット | |
映像作品 | |
主な楽曲 | アーノルド・レーン | シー・エミリー・プレイ | 神秘 | 原子心母 | 吹けよ風、呼べよ嵐 | ピロウ・オブ・ウインズ | フィアレス | サン・トロペ | シーマスのブルース | エコーズ | マネー | タイム | クレイジー・ダイアモンド | あなたがここにいてほしい | シープ | アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール | グッバイ・ブルー・スカイ | コンフォタブリー・ナム | ザ・トライアル | 幻の翼 |
映画 | |
関連バンド | |
関連人物 | |
関連項目 | |
レコード会社 | ハーヴェスト・レコード | EMI | コロムビア・レコード | ソニー・ミュージック |
カテゴリ カテゴリ |