安部俊幸
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安部 俊幸 | |
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出生名 | 安部 俊幸 |
生誕 | (1950年03月14日) 1950年 3月14日 |
出身地 | 日本の旗 日本 福岡県 福岡市 |
死没 | (2014年09月07日) 2014年 9月7日(64歳没) |
ジャンル | J-POP |
職業 |
作詞家 ギタリスト |
担当楽器 |
ギター 歌 ウクレレ シタール |
活動期間 | 1972年 - |
共同作業者 |
チューリップ オールウェイズ |
著名使用楽器 | |
ギブソン・ES-335 ギブソン・SG リッケンバッカー アイバニーズ | |
ビートルズ |
安部 俊幸(あべ としゆき、1950年 3月14日 - 2014年 9月7日 )は、福岡県 福岡市出身。チューリップのギタリスト。
ウクレレ、シタールなども演奏する。
愛用の楽器のなかではギブソン・ES-335が最もお気に入りだが、リッケンバッカーやアイバニーズに特注したギターなども使用している。
来歴・人物
- ビートルズより多大な影響を受け、大学時代にはハーズメンを結成。1971年、財津和夫の誘いによりチューリップに参加、1972年に上京し、東芝音楽工業(後の東芝EMI、現:EMIミュージック・ジャパン)より『魔法の黄色い靴』でプロデビュー。3枚目のシングル『心の旅』(1973年)のヒットによりチューリップは人気を得る。
- 1985年、『涙のパーティ』を最後にチューリップを脱退。のちに姫野達也、伊藤薫、風祭東とオールウェイズを結成。
- 1986年、シングル『好きさ』、アルバム『ALWAYS BE TRUE』でデビューするが、オールウェイズは2008年現在、活動休止状態にある。
- 1989年、チューリップのファイナルツアー『Well』に姫野達也と共にゲスト参加。
- 1992年、女性3人によるユニット、ヴァージン・リップスのデビューCDのプロデュースを手がける。
- 1997年より幾度か再結成されているチューリップに参加。
チューリップ、オールウェイズにおいては作詞・作曲のいずれも手がけた作品があるが、安部(作詞)・姫野(作曲)コンビでの曲も多く、その代表曲に「博多っ子純情」(1977年)などがある。この曲に関して安部は、あるコンサートで「九州にも都市化の波といいますかどんどん押し寄せてきまして帰るたびに街の様子が変わって、ものすごく悲しい思いで帰ってくるのですが(東京へ)」と述べていた。
晩年はリードボーカル、コーラスなどを担当することはほとんどないが、初期のチューリップ時代にはステージはもちろんテレビ出演時にもリードボーカルの曲(「思えば遠くへ来たものだ」、「夏に別れを」など)を披露していた。MCが上手でステージのパフォーマンス時に観客を笑わせたりなどと司会の進行などをしていた。また独自の感性でエッセイ、旅行記などの著作も上梓した。
インドに居住していたが、2014年9月7日、脳出血により死去。[1] 。
財津和夫との出会い
安部は、2008年にNHKの番組で「TULIP 青春のラストラン」というチューリップの最後のコンサートの軌跡を辿るドキュメンタリー番組に出演。この時、インタビューで初めて財津和夫に出会った時の状況を話した。この出会いの情景は、安部にとって今でも忘れられないもので今でも鮮明に覚えているとのこと。安部は、デビュー前のチューリップと1971年に博多明治安田生命ホールで出会った。地元のテレビ局が開いた音楽イベントにハーズメンとして参加。舞台裏で安部が仲間一緒にいた時に財津とチューリップのメンバーが入ってきて、ハーズメンに向かって「あんたたちかっこいいね!ビートルズ好いとうと?」と声を掛けてくれたのが初めての出会いであった。そして、チューリップの演奏が始まるとハーズメンはチューリップのパフォーマンスをみていたという。安部がこの時、財津をとてもかっこよく思い、自分の中の憧れの人になっていた。そして、インタビューでは「かっこいい!凄く好きになってしまいましたね。それからずっと今日まで仲間ですね」とコメントを残している。
著書(エッセイ集)
- ひとりぼっちのアメリカ見聞録(1980年)
- ティータイム・トーキング(1981年)
- ジャーニー・ギターだったりして(1982年)
- いつでもどこでもff(フォルテシモ)(1985年)
- Wodrs & Snaps(1997年)
参加作品(ギター)
- 杉真理
- 『I'm so sorry』(1991年「MADE IN HEAVEN」収録)
- 『Welcome to my world』(1992年「WORLD OF LOVE」収録)
- ピカデリー・サーカス(杉真理が率いたバンド。CDリリース以前の初期のライヴにも参加)
- 『Baby! it's all right』『彼女のBrand-new Day』(1999年「Piccadilly Circus」収録)