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2025年11月12日 (水)

だいやまーく第2部 「東京2025デフリンピック日本選手団」壮行会

11月7日「手話を広める知事の会総会」閉会後、1430分から1615分まで同じ会場で東京2025デフリンピック日本選手団壮行会が開催されました。

司会は、日本選手団総務の豊島晴美さんが務めました。

1_20251112132801 司会の豊島さん

1 主催者あいさつ

一般財団法人全日本ろうあ連盟 理事長 石橋大吾氏

17_20251112132801石橋理事長

石橋理事長から、「選手286人、役員127人、合わせて過去最大規模の395人が参加します。キャラバンカーが47都道府県全て回り、各地でイベントを開催したり、学校に出向いたりしました。キャラバンカーが広報活動を行い気運醸成ができました。メダルを取って終わりではなく、真の共生社会の実現とは何か、レガシーとして何を残せるのかが重要です」とあいさつがありました。

2 来賓あいさつ

(1)スポーツ庁長官 河合純一氏

(2)2025デフリンピック東京大会推進議員連盟 会長 遠藤利明氏

(3)東京都スポーツ推進本部長 渡邉知秀氏

(4)手話を広める知事の会 副会長 黒岩祐治氏(神奈川県知事)

代理 首藤健治氏(神奈川県副知事)

(5)全国手話言語市区長会 副会長 高野律雄氏(府中市長)

河合長官からは、

「知事の会がこの大会の招致活動からこれまで、全国的な広がりに努めて頂いたことに感謝申し上げます。スポーツ庁としては、デフアスリートの競技力向上強化はもちろんのこと、認知度向上や気運醸成に力を注いできました。開催まで一週間に迫ってきましたが全力でこの支援を継続していきます。選手団の皆さんには日々の練習の成果を存分に発揮して、多くの国民の皆さんに勇気と希望を届けていただきたい。

6月に手話施策推進法が施行されました。聴覚に障害のある人が暮らしやすい状況を作り出していくためにも、この大会が大きなきっかけになります。誰もが自分らしく生きられる共生社会の実現のために皆さんと共に力を注いでいきたいと考えています」とあいさつがありました。

18_20251112132801河合長官

遠藤会長からは、

「4年前に東京でデフリンピックを開催したいと聞きました。こんな短期間に開催できるのか心配していました。しかしながら東京都の努力はもちろんのこと、手話を広める知事の会、全国手話言語市区長会、議員の皆さんの支えがあって今日に至ったのかと思います。デフリンピックは単なるスポーツの祭典ではありません。個性を持ちながらも互いに理解し合い共に競い合う共生社会の象徴の大会だと思っています。

昨日、議員連盟の総会を開いてこの大会を全力で支えようと決意を示させていただきました。選手の皆さんのひたむきな姿、仲間を信じる姿、最後まで諦めない心、その全てを示して多くの国民に勇気と感動を与えてくれるものと信じています。素晴らしい大会になるように期待しています」とあいさつがありました。

19_20251112132801遠藤会長

20_20251112132801渡邉本部長

21_20251112132801首藤副知事

22_20251112132801高野府中市長

3 議員あいさつ

(1)参議院議員 立憲民主党 横沢高徳氏

(2)参議院議員 自由民主党 滝波宏文氏

(3)衆議院議員 立憲民主党 早稲田ゆき氏

(4)参議院議員 自由民主党 今井絵理子氏

(5)参議院議員 日本維新の会 青島健太氏

(6)衆議院議員 立憲民主党 泉健太氏

(7)衆議院議員 立憲民主党 小宮山泰子氏

(8)衆議院議員 自由民主党 牧島かれん氏

(9)参議院議員 日本共産党 吉良よし子氏

(10)衆議院議員 立憲民主党 伊藤俊輔氏

時間短縮に議員の皆さんが協力してくださり、それぞれが一生懸命覚えたサインエールであいさつを締めてくれました。

4 報告 東京2025デフリンピック進捗状況報告

全国キャラバン活動の説明

全日本ろうあ連盟 副理事長 河原雅浩氏

23_20251112133101河原副理事長

「キャラバンカーは2つのルートを回っていよいよ東京に入ります。14日には最終目的地に到着する予定です。その後は、国立オリンピック記念青少年総合センターと福島県にて展示されることになっています」と紹介がありました。

5 紙芝居 渋谷画劇団

お二人が元気いっぱいの声で紙芝居を演じてくれました。最後には、「エイエイオー!」と元気よく皆さんといっしょにエールを送りました。

24_20251112133201渋谷画劇団

25_20251112133101「エイエイオー!」

6 東京2025デフリンピック日本選手団 団長あいさつ 太田陽介氏

パリのオリンピック・パラリンピックと同じ公式ウエアの紹介がありました。

32_20251112133501 太田団長

7 団旗授与式

石橋理事長から選手代表のお二人に団旗が手渡されました。

26_20251112133101(しっかりと受け取られました)

8 日本選手団 選手代表 決意表明

(1)柔道男子 蒲生和麻選手

(2)空手女子 小倉涼選手

27_20251112133101 蒲生選手

蒲生選手より、

「勝利だけでなく見ている人の心に届く試合をします。そして、日本代表として誇りを持って闘います。応援してくださる皆さまの声援を力に変えて挑戦していきます。私たちの闘いを見守ってください」と決意表明がありました。

28_20251112133101小倉選手

小倉選手より、

「これまで支えてくださった周りの方々へ、結果でお返しできるよう尽くしていきます。また、私たちの挑戦が障害の有無に関わらず誰もが生きやすい共生社会の実現に繋がることを願っています。さまざまな思いを胸に堂々と自分たちらしい闘いをしてきます」と決意表明がありました。

9 記念撮影

29_20251112133101「デフリンピック」

30_20251112134301「オールジャパン」

横断幕を持っているのは、左側は全通研の間舩理事、右側は士協会の渡部事務局長です。

10 サインエール 日本選手団 副団長 粟野達人氏

3つのサインエールを会場の皆さんといっしょにやりました。

31_20251112134401 粟野副団長

11 閉会

司会者からあいさつがあり無事に終了しました。

いよいよ1115日から東京2025デフリンピックが開催されます。デフリンピック開始から100年目に当たる年に東京で初めて開催されます。

12日間の期間中、どこの会場もたくさんの人で埋め尽くされることが望まれます。日本選手をはじめ多くの世界の選手にサインエールを送ることは大事だと感じました。

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

2025年11月12日 (水) | 固定リンク
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