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2025年10月22日 (水)
◆だいやまーく「歩いてまわる 長岡まちなか観光スポット」(長岡駅周辺散策)
10月20日は朝食を6時30分に摂りました。ホテルで「食で味わう新潟・長岡 ふるさとの朝ごはん」と宣伝しているだけあってご当地グルメがたくさん並んでいました。
しょうゆ赤飯、良寛の里手まりうどん、栃尾のあぶらげ、新潟県産米、米こうじ味噌の味噌汁を堪能しました。特に手まりうどんはとても美味しくいただきました。
9時にホテルを出発しました。観光スポットを参考にして長岡駅周辺を散策しました。
長岡は毎年8月に開催される花火で超有名です。駅前には、「三尺玉の筒モニュメント」がありました。その隣に「長岡城本丸跡」がありました。
1_20251022102901 三尺玉の筒
2_20251022102901 長岡城本丸跡
また、駅のスカイデッキから見下ろすと、大きい「火焔土器モニュメント」がすぐに目につきました。
3_20251022102901 火焔土器
昨日の会場のアオーレ長岡の側に「長岡城跡(長岡城二の丸跡)」がありました。その壁には長岡の歴史を綴った板が貼ってありました。
2_20251022133901 長岡城跡
5_20251022102901 歴史が書かれた板
まちなかキャンバス長岡の2階には「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」があり、防災関係の展示や過去の震災からの教訓などの映像が見ることができます。私も地元千葉県鎌ケ谷市で災害救援ボランティアとして活動していることもあり、とても興味深く見て回りました。
7_20251022102901 展示物
真っ直ぐ歩いていくとまいまい広場にたどり着きます。その広場には、カタツムリに乗っている「まいまいひめの像」がありました。なぜカタツムリの上に少女が乗っている像なのか由来はわからないそうです。
8_20251022102901 まいまいひめ像
長岡商工会議所を通り右折すると明治公園です。しかし、戦災資料館を建て直すための工事をしていたので中に入ることができませんでした。
次に向かったのが山本記念公園です。山本五十六生家も工事中でしたが、ここは中に入ることができました。山本五十六の像が建っています。
9_20251022102901 山本五十六像
そこから歩いて3分のところに山本五十六記念館がありました。まだ、時間前なので開館していませんでした。
10_20251022103201 山本五十六記念館
そこから駅の方へ下ると河井継之助記念館があります。河井継之助は幕末から明治にかけて藩政改革をした人です。陽明学を学び実行することに一生涯をかけた人物でもあります。また、司馬遼太郎の代表作『峠』でも知られています。
そして、最後に向かったのが「長岡戦災資料館」です。しかしながら月曜日が休館であったので見ることができませんでした。
15_20251022103201 長岡戦災資料館の外観
長岡土産に駅ビル1階のCoCoLo新潟で、柿の種と笹団子を買いました。
18_20251022103201 笹だんご
ゆっくり3時間ほどの小旅行を楽しみました。リフレッシュできたのでさらに活動をしていこうと決意を新たにしました。
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
◆だいやまーく10月19日 新潟県手話通訳問題研究会「設立40周年記念」に出席しました
朝6時8分東京駅発の新幹線「とき」で長岡駅に向かいました。高崎駅を過ぎるとあとはトンネルの中を走ります。そのため、周りの景色を見る楽しみはなくなります。
7時47分に長岡駅に到着。良寛さんのモニュメントが迎えてくれました。
1_20251022101501 良寛さん
2_20251022101501 長岡駅
会場のアオーレ長岡は、駅から歩いて3分ぐらいのところでした。
新潟県長岡市のプロバスケットボールチーム「新潟アルビレックスBB」の試合がこのアリーナで開催されたこともあり、広場はたくさんの店で賑わっていました。
3_20251022101501 アオーレ長岡
4_20251022101501 会場内広場
約50人の参加の下、10時から記念式典が始まりました。司会は礼服で登場した遠山光事務局長が務めました。
はじめに早川かつみ会長から「これまでの新潟支部の活動を振り返り、そしてこれからの展望について」優しい言葉で話されました。
5_20251022101501 早川会長
来賓のあいさつとして一般社団法人新潟県聴覚障害者協会の米津道幸会長から「全国ろうあ青年研究討論集会をきっかけに新潟支部が発足した」と紹介がありました。
6_20251022101501 米津会長
次に私が「支部の活動に敬意を示し、これからも全通研の目標に向かって共に歩もう」とあいさつしました。
来賓の紹介がありました。
・一般社団法人新潟県聴覚障害者協会 会長 米津道幸氏
・新潟盲ろう者友の会 会長 吉田とき子氏
・新潟県手話サークル連絡協議会 会長 吉田幸男氏(代理 阿部康弘氏)
・一般社団法人全国手話通訳問題研究会 会長 渡辺正夫
・設立功労者 深海篤行氏
・歴代会長 松田幸男氏、長谷川達也氏、小熊聖子氏
・顧問 立川厚太郎氏
8_20251022101501 来賓者
北信越手話通訳問題研究会西暢三氏からの祝電紹介があり、式典は滞りなく終了しました。
記念講演として私から「全通研とろう運動の歴史と課題」をテーマに約1時間スライドを使って話しをしました。内容は、手話サークルと通訳団の誕生。そして、ろう運動の4本柱、最後に全通研のあゆみと課題についてです。
続いて座談会です。
メンバーは、設立の功労者の深海篤行氏(現神奈川支部長)、歴代の会長から松田幸男氏と現会長の早川かつみ氏、私(渡辺)、司会を兼ねて長谷川達也氏の5人で「新通研設立時に想いをはせて」と題して、設立前の状況などを話し合いました。
思い出を語る中で、あらためて当時の状況を思い出したことも話され、会場ではうなずく人も多く、とても有意義な座談会でした。
座談会の時間が40分と短く、4人の方々の設立時の想いなどもっとたくさん話を聞きたい気持ちもあり名残惜しく感じました。
9_20251022101501 座談会
会場を長岡グランドホテル2階に移して祝賀会が行われ、約50人の方が集まりました。
司会は 和服姿の仲村ひさみさんが務めました。
10_20251022101501 司会の仲村さん
早川かつみ会長から式典を無事終えることができたお礼などを述べられた後、記念品であるボールペンの紹介がありました。LEDライト、タッチペン、携帯スタンド機能、ボールペンの4つの機能がある優れものです。
11_20251022102101 早川会長
乾杯の音頭は設立功労者の深海篤行氏です。
お酒を酌み交わしながら美味しいご馳走をいただきました。
宴の途中で、まず、新通研設立にご尽力いただいたきこえない廣川智亮さんに長谷川達也さんがインタビューをする映像が会場に流れました。きこえない人がどんな思いで新通研の設立を願っていたかがよく分かる映像でした。
次に、新通研に関わるクイズがありました。6つのテーブルがそれぞれワンチームになって答えました。7問全問正解のチームがあり、プレゼントが渡されました。
そして、遠山光事務局長が制作したビデオを見ました。少し前に行われた式典の写真などが織り込められ参加者の目を引く素晴らしいものでした。
その映像の中には、AIで遠山さんが作成した「新通研設立40周年記念ソング」も披露されました。とてもリズミカルな曲でした。
1_20251022133501 会場内
最後の締めの言葉は 副会長の安達明美さんです、
新潟県では、三本締めではなく越後の「越」と佐渡の「佐」を合わせて「越佐(えっさ)」ということばで締めるのが恒例です。
早川かつみ会長の提案で参加者が一つの輪になって「越佐」「越佐」「越佐」と唱和して祝賀会はお開きになりました。
14_20251022102201 安達さん
15_20251022102101 輪になって「越佐」
私は偶然隣り合わせた立川厚太郎医師と話しが弾みました。立川医師は、当会で取扱っている本『手話通訳者の現状から見た予防と患者支援について』(書籍画像)で皆さんご存じと思います。
新通研では、通研の仲間から立川医師に頸肩腕障害の健診を依頼されたことがきっかけとなり、新潟をはじめ隣の富山県でも継続して健診をしていただいていると聞きました。
何でも知りたい、やってみたいと好奇心旺盛な方で喜寿になられたとお聞きましたが、心身ともに健康でこれからもバリバリやってくださる方だと思いました。
私から健診に対してのお礼を言い、立川医師からは「これからも全通研活動に寄り添ってくださる」と力強い言葉を頂きました。
18_20251022102101 立川医師といっしょに
新通研設立40周年記念、早川会長が式典で話された「そして次の50周年、さらに100周年へとつなげて」という言葉が心に残る素晴らしい式典と祝賀会でした。新通研の皆さん、本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。
(文:全通研会長 渡辺正夫) ※(注記)写真は渡辺と新通研から掲載