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2017年2月28日 (火)
第2回N-Action合宿が行われました
2017年2月18日(土)〜19日(日)に埼玉県国立女性教育会館で
第2回N-Action合宿が行われました。
配置図を見て分かるように、広い敷地内を移動しながらの開催となりました。
■しかく1日目(2017年2月18日)
広く立派な会議室にまず一声は「広いね〜」でした。
機材の確認やマイクの調整、受付の準備にかかりました。
全通研N-Action委員会会議後に会議室に移動し準備開始。
二階から会場全体の様子の確認。
13時30分から受付開始。
16支部から40名が参加しました。
14時00分から開会あいさつ。はじめに渡辺会長代理として石川理事からの挨拶。
続いてN-Action委員の長山委員長より、2015年5月の代議員会にて設立した
N-Actionの今までの活動報告が行われました。
14時30分からは東京支部の江原こう平氏による「U-35の経験から伝えたいこと」と題しての講演会でした。U-35の立ち上げの経緯や、当時の活動の様子などを語っていただきました。
パネルディスカッション/「次世代活動とは?」
パネリスト/江原こう平氏
石川芳郎(全通研理事)
梅澤仁士(N-Action委員)
ファシリテーター/長山 綾(N-Action委員長)
手話を始めたきっかけや、全通研に入ったきっかけなどを、自己紹介を兼ねながら話していただきました。その後、つどいの活動から見えてきたこと、N-Actionの立ち上げについてどう思ったかなど、それぞれの立場からのご意見を語っていただきました。
U-35の立ち上げを後押ししてくださった市川恵美子元会長の人となりを聞き、40年前の全通研を立ち上げた当時の青年層の活動の様子などは、参加者の今後の活動に影響を与えてくれたことと思います。
パネルディスカッションの後は、宿泊棟に移動してグループ討議を行いました。
6グループになり、3会場で、講演、パネルディスカッションを受けての意見交換を行いました。
■しかく2日目(2017年2月19日)
9時00分から「同世代のろう者の暮らしから学ぶ」のテーマで
一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会の中西 潤氏に講演いただきました。
講演は、手話との出会い、手話を通して学んだこと、青年部を通して学んだことなどに始まり、一般企業で働いている立場としての業務上の苦労や情報保障についてのお話もいただきました。
途中、講師の中西氏から参加者へ障害者に関する新しくできた法律の名前についての質問があり、参加者の皆さんは法律の名前や詳細を休憩時間にスマホで検索し、講師に話しかけている様子もみられました。
講演後に「N-Actionとして自分たちの地域で取り組みたいこと」という内容でグループワークを行いました。実際どういう活動をしていきたいかということを、1日目と同じグループで話し合い、各グループ10分間のプレゼンのための資料を作成しました。
グループプレゼンテーションの様子
グループ発表のタイトルは以下の通りです。
・今自分でできることをやっていこう
・N-Actionで取り組みたいこと
・組織としてのコミュニケーション
・ろう青年が普段使用する手話や冗談手話を知る
・県別に見たN-Actionの現状とこれから
・仲間集め。手話を学んでいる若い人たちの集まりがあるということを広める
各グループとも限られた時間の中での発表でしたが、それぞれの工夫が見られて大いに盛り上がりました。
閉会予定の時間を少し超えてしまいましたが、「お疲れさま」「ありがとう」「次はつどいで」と元気な声が飛び交っていました。近い将来、全通研を盛り上げてくれるに違いない、期待される仲間たちです。
参加者を見送った後は会議です。今回の反省と来年度の活動など話し合いました。
17時前に終了し、会館担当者と会場チェック。
受付での手続きも無事に終えて、帰路につきました。
(文・写真/全通研理事 荻島洋子)
2017年2月28日 (火) 行事の報告 | 固定リンク
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