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新聞新生

ネットメディア時代のナビゲーター

新聞新生

新聞が崩壊の危機を乗り越え、メディアの主役に返り咲くために必要な条件と経営再建策を提言する。

著者 北村 肇
ジャンル ジャーナリズム
出版年月日 2010年06月14日
ISBN 9784877984489
判型・ページ数 4-6・172ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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新聞関係者は長い間「読まれている」「客観的・公正である」と誤解と錯誤をしてきた。結果、信用は失墜しウェブに負けた。新聞が崩壊の危機を乗り越え、メディアの主役に返り咲くために必要な条件と経営再建策を提言する。
第1章 事実--ビジネスモデルは崩壊している

「ペンよりもパン」
部数・広告の大幅な減少
自らの首を絞めた詐欺的商法
「大本営広告」
意識調査にも表れた「新聞の危機」
マードック戦略が襲った激震
ネット参加だけでは無理
新しいビジネスモデルの姿

第2章 誤解--業界の「常識」は非常識

誤解一「新聞は国民すべてに読まれている」
失敗1購読者の惰性に頼った商売
失敗2"影響力"
失敗3読者への迎合
誤解二「ネットに負けた」
失敗4情報の垂れ流し
失敗5ネットユーザに対する閉鎖的な態度
失敗6「ネットVS新聞」の迷信
誤解三「新聞は客観・公正」
失敗7主観(直感)を恐れた
失敗8主張しない
失敗9立ち位置の間違い
誤解四「速報記事こそスクープ」
失敗10スクープ
失敗11権力との癒着
誤解五「記者クラブは諸悪の根源」
失敗12特権に「あぐら」
誤解六「新聞は権力ではない」
失敗13〝権力者〟としての意識がない


第3章 提言--新聞新生のために

新聞〝新生〟への道
職業意識に目覚めよ
情熱
責任感
判断力
正義感
社内民主主義の実現
事なかれ主義を排せよ
第三者の目
市民記者との連
プロのフリーランスとの連携
ナビゲーターになる
有用な人材の確保
採用戦略
訓練
賃金
「ニュース」や「ジャーナリズム」の日本語をつくる
地方紙の可能性
真の目的とは何か
新しいビジネスモデル
テレビは新聞を支え得ない
新聞中心のメディアグループへ
変化1記事の三区分
変化2遊軍拡大と専門記者の育成
変化3整理部の新たな任務と時間体制
変化4新しいメデイア媒体への対応
変化5紙面構成の改善
変化6共同販売会社の設立
変化7広告戦略
経営安定化の方策──商社との連携

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