季刊 刑事弁護30号
特集/量刑と情状弁護
特別企画/司法改革は刑事弁護の危機を招くか?
◇企画の趣旨●くろまる加藤 克佳・水谷 規男
◇犯罪論・刑罰論と量刑のあり方 ●くろまる 土井 政和
◇福岡のデータベースに基づく量刑の実態調査 ●くろまる武内 謙治
◇情状鑑定について●くろまる守屋 克彦
《座談会》どんな情状が量刑に影響するのか ●くろまる浅田 和茂・伊藤 誠一・住田 定夫・高野 嘉雄・安原 浩・水谷 規男
《ケース・スタディ》
◇1.交通事件 結果の重大性に惑わされず適正な量刑を求める ●くろまる工藤 昇
◇2.少年逆送事件 早期に55条移送を求め社会記録を活用する ●くろまる 三木 憲明
◇3.虐待事件 厳罰主義では何も解決しないことを立証する ●くろまる 岩城 正光
[事件の風土記]免田事件その2 河口の街で ●くろまる毛利 甚八
[単発論文]
◇「心神喪失者等に対する新処遇法案」は刑事司法の危機を招く 法案と精神医療の問題点 ●くろまる 伊賀 興一
◇児童ポルノの罪の訴訟法的検討と弁護のヒント ●くろまる 奥村 徹
◇アパリによる「保釈中の刑事被告人に対する薬物研修プログラム」●くろまる尾田 真言
[特別企画]司法改革は刑事弁護の危機を招くか?
◇激論 司法改革は刑事弁護の危機を招くのか? 京都・当番弁護士を支える市民の会3周年記念シンポジウムより ●くろまる 大出 良知・小田中 聰樹・村井 敏邦
[刑事弁護レポート]法人税法違反等被告事件 税法学に対する無知による無理な公訴と有罪判決 ●くろまる中村 寿夫
[付添人レポート]逆送の際の収監指揮書のみによる身柄移監の問題(決定書・申立書) 最高裁が検察実務に警鐘 ●くろまる金子 泰輔
[Q&A刑事弁護]
◇一部否認と調書の同意・不同意 ●くろまる森下 弘
◇アリバイ証人への対応 ●くろまる森下 弘
[連載]
◇刑確定後の弁護活動(1) 自由刑受刑者に対する弁護活動 刑確定後もこれだけやれる! ●くろまる安田 好弘
◇発見!実務に役立つ研究論文(1) 「訴訟的事実」をとらえなおす(豊崎七絵『刑事訴訟における事実観』)●くろまる村岡 啓一
◇弁護活動のための法と心理学(10) 供述分析 「供述の世界」を読む ●くろまる浜田 寿美男
◇刑事弁護に役立つ法医学の知識(2) 解剖鑑定書における死因 ●くろまる池田 典昭
◇桜丘だより(2) 刑事弁護と犯罪被害者 ●くろまる 櫻井 光政
[刑事弁護ニュース]
◇法改正後の付添人活動と福岡の全件付添人制度 第12回全国付添人経験交流集会報告 ●くろまる 影山 秀人
◇市民参加を取り入れた刑事施設処遇 刑事立法研究会公開シンポジウム報告●くろまる編集部
◇平成13年版犯罪白書を読んで 犯罪と犯罪者は増加しているか?●くろまる石塚 伸一
[初めての公設弁護事務所 刑事弁護日誌]
◇紋別ひまわり基金法律事務所 紋別の接見事情 ●くろまる松本 三加
◇石見ひまわり基金法律事務所 はじめての無罪判決 ●くろまる 國弘正樹
[新人弁護士日記]はじめての保釈請求 ●くろまる吉川 健司
◇刑事法文献データ/判例レビュー●くろまる中島宏
[BOOK REVIEW]柳沼八郎・若松芳也編『新 接見交通権の現代的課題』 ●くろまる稲田 隆司
[VIDEO GUIDE]『スリング・ブレイド』
[資料]
国費による被疑者弁護制度の具体的な制度構想について(2002年2月25日答申)
当番弁護士制度運用状況集計表
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