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難病の生存学研究会

計画
成果2008 成果2009
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しかくしかくデータベース
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難病/神経難病/特定疾患
-20042005-2009
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Nanbyo: ALS etc. 2008Nanbyo: ALS etc. 2009

筋萎縮性側索硬化症(ALS)
筋ジストロフィー
◇血友病
ハンチントン病

しかくWho's Who
川村 佐和子
中島 孝
武藤 香織
山田 富也

しかく組織
特定非営利活動法人 ある

*****UNDER CONSTRUCTION*****



しかくしかく成果 2009年度
しかく著書・論文等
だいやまーく青木 慎太朗 2009年04月01日 「今、障害をもつ私たち自身が考えなくては、社会や環境は変わらない」
『わんぱく通信』No.62
だいやまーく川口有美子 2009年4月16日 「東アジアALSプロジェクトと生存学[補足]」
『JALSA』77:26
だいやまーく川口有美子 2009年4月16日 「障害者自立支援法 4月からの改定のポイント」
『JALSA』77:27-28
だいやまーく川口 有美子 2009年06月25日 「意思伝達不可能性は人を死なせる理由になるのか」
『福祉労働』123号, pp. 28-35. ワード版
だいやまーく西田 美紀 20090500 「SEIQoL-DWを用いて 患者の「語り」からケアをさぐる」
『看護学雑誌』73(5): 40-44(医学書院)
だいやまーく川口 有美子・小長谷 百絵 編 2009年07月15日 『在宅人工呼吸器ポケットマニュアル――暮らしと支援の実際』
医歯薬出版,212p. ISBN-10:4263235290 ISBN-13:9784263235294 2730円 [amazon]/[kinokuniya] (注記) v03
だいやまーく川口 有美子 2009年07月15日 「人工呼吸器を使って生活する」
川口 有美子・小長谷 百絵編『人工呼吸器ポケットガイド――呼吸器生活者の暮らしと支援の実際』,医歯薬出版
だいやまーく川口 有美子 2009年07月15日 「在宅人工呼吸器生活者の生活実態とケア」
川口 有美子・小長谷 百絵編『人工呼吸器ポケットガイド――呼吸器生活者の暮らしと支援の実際』,医歯薬出版


しかく学会報告等
しろいしかく2009年05月09日 11th Congress of the EAPC, Vienna, Austria
だいやまーくHotta, Yoshitaro, Abe, Akira, Matoba, Kazuko & Arima, Hitoshi 2009年05月09日 "The Importance of Social Support in Decision Making regarding Terminal Care: What ALS Patients in Japan can Teach us",
Poster Presentation at 11th Congress of the EAPC, Vienna, Austria
しろいしかく2009年06月05日-06 第32回日本血栓止血学会学術集会 於:北九州国際会議場
だいやまーく佐野 竜介・大西 赤人・甲斐 隆治・北村 健太郎・松本 剛史・森戸 克則 2009年06月05日-06 「「ヘモフィリア友の会全国ネットワーク」を御紹介します」
しろいしかく2009年06月06日-07 福祉社会学会第7回大会 於: 於:日本福祉大学名古屋キャンパス
だいやまーく佐藤 浩子 2009年06月06日 「医療的ケアを必要とする子どもへの自治体施策について」
だいやまーく田島 明子・各務 勝博・北村 健太郎 2009年06月06日 「「寝たきり老人」と/のリハビリテーション――特に1990年以降について」 パワーポイント(ppt)
だいやまーく伊藤 佳世子 2009年06月06日 「長期療養の重度障害者の退院支援――筋ジストロフィー患者の事例から」 Word版(doc)
だいやまーく櫻井 浩子 2009年06月07日 「重度障害新生児におけるケアの担い手――親子の権利義務関係からのアプローチを中心に」 Word版
だいやまーく有吉 玲子仲口 路子野崎 泰伸 2009年06月06日 「1970年代〜1980年代の高齢者医療と透析医療」 Word版(doc)
だいやまーく仲口 路子有吉 玲子野崎 泰伸 2009年06月06日 「1990年代以降の高齢者医療政策の変容――「入院期間の短縮」から「早期退院」へ」 Word版(doc) Power Point(ppt)
だいやまーく牧 昌子北村 健太郎野崎 泰伸 2009年06月06日 「老年者控除廃止がもたらした可処分所得への影響――2000年代以降における高齢者をめぐる税制改正の現在」


しかく研究会・研修・取材・その他
だいやまーく葛城 貞三 2009年04月01日 取材「肉親二人が発症 社会の理解広げたい」
『京都新聞』
だいやまーく青木 慎太朗 2009年04月03日 「(論壇)高等教育と視覚障害者支援」 『点字毎日』4月3日号
だいやまーく櫻井 浩子 2009年04月03日 「新生児・小児医療における『エホバの証人』輸血拒否事件――親の権利義務を中心に」
東京大学医療政策人材養成講座第9回倫理研究会 於:東京都愛育病院会議室 18:30-21:00
だいやまーく葛城 貞三 2009年04月14日 報告「滋賀難病連の取り組み」
財政確立をめざす研修会 於:大阪城東府庁舎
だいやまーく葛城 貞三 2009年04月26日 取材「ALS協会県支部 独自介護事業所開設へ」
京都新聞
だいやまーく川口 有美子 2009年06月14日 「NPPV(非侵襲的人工呼吸療法)とTPPV(気管切開による人工呼吸療法)のインフォームド・コンセントに係る問題」
DPI全国集会 函館大会 於:函館市総合福祉センター 2F 第1会議室 (word版)
だいやまーく青木 慎太朗 2009年06月14日 「(論壇)模擬裁判で感じた制度の課題」
『点字毎日』6月14日号
しかく2009年06月20日 ×ばつ社会――市野川容孝氏に聞く」
於:立命館大学衣笠キャンパス創思館403・404教室
だいやまーく北村 健太郎 2009年06月20日 「市野川容孝氏への質問」
×ばつ社会――市野川容孝氏に聞く」
だいやまーく堀田 義太郎 2009年06月20日「出生選択の倫理学」
科学研究費補助金・基盤研究(C)「生殖と身体をめぐる"自然主義"の再検討」(2008-2011年度)研究代表者:大越愛子 第一回研究会 於:近畿大学
だいやまーく川口 有美子 2009年06月21日 「千葉で進化する介護」
進化する介護 in 千葉 於:千葉大学・けやき会館
だいやまーく西田 美紀 2009/06/** 講義
「重度訪問介護利用者の医療的ケア・介護支援 ――ALS(筋萎縮性側策硬化症)を中心に」
JCIL主催,重度訪問養成研修
だいやまーく堀田 義太郎 2009年07月11日 報告
関西社会福祉学会第16回若手研究者・院生情報交換会





しかくしかく成果 2008年度
しかく著書・論文等
だいやまーく川口 有美子 2008年04月01日 「書評:『現代思想』3月号・特集:患者学――生存の技法』」
『KINOKUNIYA 書評空間BOOKLOG』http://booklog.kinokuniya.co.jp/kawaguchi/archives/2008/04/post_19.html
だいやまーく北村 健太郎 2008年04月10日 「3-3 子どもと家庭の権利保障を理解する」
堤 荘祐編『実践から学ぶ子どもと家庭の福祉』:53-57.保育出版社
だいやまーく堀田 義太郎 2008年04月15日 「<倫理の現在形>第4回 負担の配分――生存・義務・公共性をめぐる試論倫理」
『Web評論誌 「コーラ」』: 4(2008-04),窓月書房 http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/rinri-4.html
だいやまーく堀田 義太郎・北村 健太郎・渡邉 あい子・山本 晋輔・堀川 勝史・中院 麻央・小林 香織・定行 秀岳・高橋 慎一・阪田 弘一・川口 有美子・橋本 操 2008年05月01日 ×ばつ24時間タイムスタディに基づく事例報告と検討」
(特定非営利活動法人)ALS/MNDサポートセンターさくら会 『在宅療養中のALS療養者と支援者のための重度障害者等包括支援サービスを利用した療養支援プログラムの開発』、平成19年度障害者保健福祉推進事業 障害者自立支援調査研究プロジェクト事業完了報告書 pp. 120-142.
だいやまーく堀田 義太郎 2008年05月30日 「能力と政治――『無能な者たちの共同体』(田崎英明 著)書評」
『インパクション』163: 185-188
だいやまーく川口 有美子 2008年06月01日 「ブレインマシンの人間的な利用 接続と継続に関する政治経済」
『現代思想』36-07(2008-6):98-111
だいやまーく高橋 慎一・倉橋 耕平・堀田 義太郎 2008年06月10日 研究ノート 「自由・監視・コントロール社会をめぐる議論動向」
『女性・戦争・人権』9:131-148
だいやまーく川口 有美子 2008年06月25日 「65歳から始まる後期高齢者医療制度?」
『季刊福祉労働』119
だいやまーく堀田 義太郎 2008年07月01日 Hotta Yoshitaro "A Critique of Liberal Eugenics: Disability and the Problem of Inclusion"
Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine. no. 3(2008-7): 86-107.
だいやまーく川口 有美子 2008年08月01日 「在宅人工呼吸療法の終末期ケアと療養上の注意点」
『難病と在宅ケア』2008.8月号、Vol14,NO.5:25-28(日本プランニングセンター)
だいやまーく李恩周(立命館大学生存学研究センター客員研究員)洪賢秀(東京大学医科学研究所客員研究員)、川口 有美子 2008年08月01日-03 「韓国ALS療養者の在宅人工呼吸療法における現地調査」
文部科学省グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点「東アジア難病患者ネットワーク構築に関する研究」;報告書
だいやまーく川口 有美子 2008年08月24日 「心を伝えるブレイン-マシンへ」特集=生と死の脳科学─意識・倫理・エンハンスメント─
『科学』8月号 (Vol.78 No.8):877-880,岩波書店
だいやまーくHotta、 Yoshitaro 20080900 "Ethical Issues of the Research on Human Embryonic Stem Cells"
International Journal of Bioethics Vol.18: 77-85.
だいやまーく山本 崇記・北村 健太郎 編 2008年10月10日 ×ばつ社会』,生存学研究センター報告3,199p. ISSN 1882-6539
だいやまーく北村 健太郎 2008年10月10日 「序」
山本・北村編[2008:69-70]
だいやまーく北村 健太郎 2008年10月10日 「再録にあたって」
山本・北村編[2008:87-89]
だいやまーく北村 健太郎 2008年10月10日 「C型肝炎特別措置法に引き裂かれる人たち」
山本・北村編[2008:90-113]
だいやまーく立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点 2008年10月15日 『多文化主義と社会的正義におけるアイデンティティと異なり――コンフリクト/アイデンティティ/異なり/解決?』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告4,350p. ISSN: 1882-6539 (注記)
だいやまーくHotta, Yoshitaro ; Ando, Michihito ; Kawaguchi, Yumiko 2008年10月15日 "Reexamining the Quality of Life of ALS patients: Lessons from Previous Studies", 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点[2008:71-85]
だいやまーく北村 健太郎 2008年10月30日 「大西赤人君浦高入学不当拒否事件」
『障害学研究』vol.4:162-187..障害学会
だいやまーく北村 健太郎 2008年11月01日 「救済する法=引き裂く法?」
『現代思想』36-14(2008-11):238
だいやまーく西田 美紀 2009年01月01日 「自己負担金が家計を圧迫――単身ALS患者の経済状況」
『難病と在宅ケア』14(10): 19-22
だいやまーく堀田 義太郎 2009年01月15日 「文献紹介 信原 幸弘・原 塑 編著『脳神経倫理学の展望』(勁草書房、2008年)」
『日本生命倫理学会ニューズレター』No. 39
だいやまーく川口 有美子 20090100「世界の患者会は今、映像によるファンドレイジングへ」
『訪問看護と介護』2009年1月号、医学書院
だいやまーく川村 佐和子川口 有美子 20090100 「看護の「自律」」(対談)
『看護学雑誌』2009年1月号、医学書院
だいやまーく川口 有美子 20090100 「在宅ALS療養者における非侵襲的人工呼吸療法の導入と限界に関する課題――患者・家族・ヘルパーの立場から」
平成20年度厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)研究分担報告書
だいやまーく市野川 容孝杉田 俊介堀田 義太郎 2009年02月01日 「ケアの社会化」の此/彼岸――障害者と介助者の敵対的自立へ向けて」(鼎談)
『現代思想』37-2(2008-2):119-135
だいやまーく堀田 義太郎 2009年02月01日 「ケア・再分配・格差」
『現代思想』37-2(2008-2):212-225
だいやまーく川口 有美子 2009年02月01日 「難病ALSの療養にみる日本独自のケアと共に創るケアへの期待」
難病と在宅ケア特集『保健の科学』2月号51巻: 108-113、杏林書店
だいやまーく青木 慎太朗 編 2009年02月05日 『視覚障害学生支援技法』 立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告6,182p. ISSN 1882-6539
だいやまーく青木 慎太朗 2009年02月05日 「はじめに」
青木慎太朗編『視覚障害学生支援技法』,pp.5-8
だいやまーく青木 慎太朗 2009年02月05日 「大学における視覚障害者支援の概要」
青木慎太朗編『視覚障害学生支援技法』,pp.12-30
だいやまーく青木 慎太朗 2009年02月05日 「視覚障害者への情報支援と著作権法上の課題」
青木慎太朗編『視覚障害学生支援技法』,pp.70-81
だいやまーく植村 要 2009年02月05日 「出版社の対応とその背景」
青木慎太朗編『視覚障害学生支援技法』,pp.82-108
だいやまーく青木 慎太朗 2009年02月05日 「おわりに」
青木慎太朗編『視覚障害学生支援技法』,pp.179-182
だいやまーく立命館大学生存学研究センター 編 2009年02月25日 『生存学』vol. 1
生活書院, 416p. ISBN-13: 9784903690352 2310円
だいやまーく立岩 真也大谷 いづみ天田 城介小泉 義之堀田 義太郎 2009年02月25日 「生存の臨界・?T」(座談会)
『生存学』1:6-22,112-130,236-264
だいやまーく堀田 義太郎有馬 斉安部 彰的場 和子 2009年02月25日 「英国レスリー・バーグ裁判から学べること――生命・医療倫理の諸原則の再検討」
『生存学』1:131-164
だいやまーく西田 美紀 2009年02月25日 「独居ALS患者の在宅移行支援(1)――二〇〇八年三月〜六月」
『生存学』1:165-183
だいやまーく長谷川 唯 2009年02月25日 「独居ALS患者の在宅移行支援(2)――二〇〇八年六月」
『生存学』1:184-200
だいやまーく山本 晋輔 2009年02月25日 「独居ALS患者の在宅移行支援(3)――二〇〇八年七月」
『生存学』1:201-217
だいやまーく堀田 義太郎 2009年02月25日 「独居ALS患者の在宅移行支援(4)――課題・要因・解決方策」
『生存学』1:218-235
だいやまーく堀田 義太郎 2009年02月25日 「介護の社会化と公共性の周辺化」
『生存学』1:265-278
だいやまーく有吉 玲子 2009年02月25日 「医療保険制度―― 1972 年・1973 年の政策からみるスキーム」
『生存学』1:293-307
だいやまーく野崎 泰伸 2009年02月25日 「障害者自立支援法の倫理学的分析」
『生存学』1:362-372
だいやまーく北村 健太郎 2009年02月25日 「侵入者――いま、〈ウイルス〉はどこに?」
『生存学』1:373-388
だいやまーく櫻井 浩子 2009年02月25日 「第11回世界乳幼児精神保健学会世界大会(WAIMH)に参加して」
『生存学』1:391-392
だいやまーく青木 慎太朗 2009年02月25日 「啓蟄の北京を訪ねて」
『生存学』1:396-398
だいやまーく野崎 泰伸 20090200 「正義と反合理主義――リンギス・レヴィナス・デリダ」
『人間社会学研究集録』第4号、大阪府立大学大学院人間社会学研究科、163-182
だいやまーく出生をめぐる倫理研究会2009年03月10日 『出生をめぐる倫理研究会2008年度年次報告書』
だいやまーく野崎 泰伸 2009年03月10日 「『〈個〉からはじめる生命論』紹介にあたり」
『出生をめぐる倫理研究会 2008年度年次報告書』 :34-35
だいやまーく野崎 泰伸 2009年03月10日「「生きるに値しない生」とはどんな生か――メンバーシップの画定問題を考える」
『出生をめぐる倫理研究会 2008年度年次報告書』 :40-47 [PDF]
だいやまーく櫻井 浩子 2009年03月10日 「胎児外科治療に関わる倫理的問題の検討に向けて」
『出生をめぐる倫理研究会 2008年度年次報告書』 :73-81 [PDF]
だいやまーく堀田 義太郎 2009年03月10日「出生選択の倫理学――ジョン・ハリス「障害学の一つの原理と三つの誤謬」(2001)をめぐって」
『出生をめぐる倫理研究会 2008年度年次報告書』 :81-93 [PDF]
だいやまーく櫻井 浩子・上田(三橋)昌恵・小竹 朝子・加部 一彦 2009年03月20日 「倫理委員会への非専門家参加の必要性――参加のためのシステム構築を中心に」
『医療・生命と倫理・社会』Vol.8: 1-16 大阪大学大学院医学系研究科
しかく2009年03月31日 『Core Ethics』5
だいやまーく葛城 貞三 2009年03月31日 「滋賀県難病連絡協議会の運動の展開」
『Core Ethics』5:47-57
だいやまーく櫻井 浩子 2009年03月31日 「障害新生児の治療をめぐる『話し合い』のガイドライン」
『Core Ethics』5:181-190

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しかく学会報告等
しろいしかく2008年06月07日-08 福祉社会学会第6回大会 於:上智大学
だいやまーく野崎 泰伸 2008年06月07日 「〈異なりの身体〉をめぐる倫理/政治経済について」
だいやまーく田島 明子・坂下 正幸・伊藤 実知子野崎 泰伸 2008年06月08日 「1980年代のリハビリテーション雑誌のなかの「寝たきり老人」言説」
だいやまーく仲口 路子北村 健太郎堀田 義太郎 2008年06月08日 「1990年代〜2000年代における「寝たきり老人」言説と制度――死ぬことをめぐる問題」
だいやまーく有吉 玲子北村 健太郎堀田 義太郎 2008年06月08日 「1990年代〜2000年代における「寝たきり老人」言説と医療費抑制政策の接合」
しろいしかく2008年06月14日-15 第22回日本地域福祉学会大会 於:同志社大学
だいやまーく葛城 貞三北村 健太郎 2008年06月15日 「NPO法人滋賀県難病連絡協議会の財政と課題――滋賀県行政との関わりを中心として」
だいやまーく山本 晋輔仲口 路子長谷川 唯北村 健太郎堀田 義太郎 2008年06月15日 「ALS患者の在宅独居移行支援に関する調査研究(1)――重度ALS患者のための在宅独居空間整備に関する研究」
だいやまーく堀田 義太郎渡邉 あい子仲口 路子長谷川 唯山本 晋輔北村 健太郎 2008年06月15日 「ALS患者の在宅独居移行支援に関する調査研究(2)×ばつ24時間タイムスタディに基づくケアニーズの把握」
だいやまーく仲口 路子長谷川 唯山本 晋輔北村 健太郎堀田 義太郎 2008年06月15日 「ALS患者の在宅独居移行支援に関する調査研究(3)――在宅移行の困難」
だいやまーく長谷川 唯仲口 路子山本 晋輔北村 健太郎堀田 義太郎 2008年06月15日 「ALS患者の在宅独居移行支援に関する調査研究(4)――制度的諸問題」
しろいしかく2008年08月03日 第11回世界乳幼児精神保健学会世界大会 於: パシフィコ横浜
だいやまーく櫻井 浩子 2008年08月03日 「『18トリソミーの会』の活動: 18トリソミー児の親のためのメンタルケア」
[Word:要旨][PDF:全文]第11回世界乳幼児精神保健学会世界大会 於: パシフィコ横浜
しろいしかく2008年08月29日-30 第13回日本難病看護学会大会 於:タワーホール船堀
だいやまーく川口 有美子 「日本におけるALS療養支援の現状と課題」シンポジウム「難病ケアのこれからを考える」(報告要旨)
だいやまーく川口 有美子 8/29(金)13:40〜16:50シンポジウム「難病ケアのこれからを考える」、シンポジスト「わが国のALS療養支援の現状と課題」、8/30(土)10:40〜11:40、「特別演題」座長、報告者:長岡紘司「コミュニケーション無声伝」、山口信人、洋子「地域の中で生きる!―訪問看護と患者との絆」
だいやまーく西田 美紀 「独居での在宅生活が困難となったALS療養者の事例検討――ナラティヴアプローチを用いた支援の在り方」
だいやまーく長谷川 唯竹林 弥生西田 美紀 「独居での在宅生活が困難となったALS療養者の事例検討――社会福祉の立場から」
だいやまーく西田 美紀 「SEIQoL-DWから捉えた個人のQoL――筋ジストロフィー患者の生活の語り」
だいやまーく伊藤 佳世子 「独居者支援のための介護と生活の保障――病院から地域生活へ戻る長期療養の筋ジストロフィー患者の事例から」
だいやまーく前川 智恵子 「在宅神経難病患者に対する心理的支援の方向性――臨床心理士・保健師の立場から」 PPT(95kb)
しろいしかく2008年09月04日-07 日本心理臨床学会第27回大会 於:つくば国際会議場他
だいやまーく前川 智恵子 2008年09月04日-07 「難病患者の特性と心理臨床――医療・保健・福祉の連携と地域臨床活動についての考察」 PPT(485kb)
しろいしかく2008年10月25日-26 障害学会第5回大会 於:熊本学園大学 14号館1階 高橋守雄記念ホール
だいやまーく斉藤 龍一郎植村 要韓 星民 2008年10月25日-26 「スーダン視覚障害学生支援の現状と課題――スーダンに今必要な技術支援と当事者による支援」
だいやまーく植村 要青木 慎太朗韓 星民 2008年10月25日-26 「スーダン視覚障害学生支援の現状と課題――立命館大学における支援の現状からスーダンでの支援を考える」
しろいしかく2008年11月01日 関西倫理学会大会
だいやまーく野崎 泰伸 2008年11月01日 「倫理学は規範をどのように問うべきか――規範の正当化主義批判」
しろいしかく2008年11月08日 科学技術社会論学会 於:大阪大学
だいやまーく日高 友郎・久住 純司・水月 昭道・堀田 義太郎長谷川 唯山本 晋輔中田 喜一 2008年11月08日 「神経難病患者と大学生によるアシスティブ・テクノロジー・ワークショップの実践」
しろいしかく2008年11月17日 第8回日韓中住居問題国際会議・プレシンポジウム 於:立命館大学衣笠キャンパス
だいやまーく西田 美紀堀田 義太郎 2008年11月17日 「進行性難病患者の居宅生活に向けた介入の必要性と課題」(ポスター発表)
だいやまーく長谷川 唯西田 美紀堀田 義太郎 2008年11月17日 「独居ALS患者における制度的支援体制の事例検討」(ポスター発表)
だいやまーく山本 晋輔長谷川 唯 2008年11月17日 「独居ALS患者の住環境整備における現状と課題」(ポスター発表)
だいやまーく長谷川 唯(代表)・西田美紀堀田義太郎 2008年11月17日 「独居ALS患者における制度的支援体制の事例検討」(ポスター発表)
だいやまーく川口 有美子 2008年11月17日 公開シンポジウム「ALS患者をめぐる社会制度の日韓比較」
しろいしかく日本質的心理学会第5回大会 於:筑波大学
だいやまーくサトウ タツヤ西田 美紀・福田 茉莉・中島 孝・園田 裕美 2008年11月29日 「SEIQoL-DWから捉えた個人のQoL(1)――SEIQoL-DW を用いた調査法の検討」
だいやまーく福田 茉莉・サトウ タツヤ西田 美紀中島 孝・園田 裕美 2008年11月29日 「SEIQoL-DWから捉えた個人のQoL(2)――成人筋ジストロフィー患者を対象とした継続的調査」
だいやまーく西田 美紀・福田 茉莉・サトウ タツヤ中島 孝・園田 裕美 2008年11月29日 「SEIQoL-DWから捉えた個人のQoL(3)――筋ジストロフィー患者の生活の語り」
しろいしかく2009年03月14日 日本保健医療社会学会 第200回 関西定例研究会 於:キャンパスプラザ京都
だいやまーく長谷川 唯堀田 義太郎 2009年03月14日 「難病患者の地域生活移行支援における諸課題」
だいやまーく長谷川 唯堀田 義太郎 2009年03月14日 「独居ALS患者における支援体制の事例検討」
だいやまーく西田 美紀 2009年03月14日 「難病患者の地域生活支援における心理的援助についての検討」
だいやまーく伊藤 佳世子 2009年03月14日 「長期療養患者の自立支援について――筋ジストロフィーの事例から」
しろいしかく2009年03月15日 日本在宅ケア学会分科会 於: 大阪府立大学中百舌鳥キャンパス
だいやまーく川口 有美子 2009年03月15日 「ALSの在宅ケア」

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しかく研究会・研修・取材・その他
だいやまーく野崎 泰伸 2008年04月19日 「デリダの思想と〈異なりの身体〉をめぐる倫理/政治経済」
研究会 於:東京
だいやまーく櫻井 浩子 2008年04月20日 「18トリソミーの会の概要」
長野県安曇野周産期小児臨床遺伝カンファレンス特別講演会 於:長野県立こども病院
だいやまーく佐藤 浩子 2008年05月01日 発表「コミュニティ政策とは」
21世紀社会デザイン研究学会、第1回コミュニティ政策研究会 於:立教大学
だいやまーく川口 有美子 2008年06月20日 インタビュー 「終末期医療、どう考える〜後期高齢者終末期相談支援料をめぐって」
『シルバー新報』3面,(環境新聞社)
だいやまーく青木 慎太朗 2008年06月21日 報告
座談会「大学における視覚障害者支援の現状と課題 スーダンで今求められていること」 於:立命館大学
だいやまーく植村 要 2008年06月21日 報告
座談会「大学における視覚障害者支援の現状と課題 スーダンで今求められていること」 於:立命館大学
だいやまーく川口 有美子 2008年06月22日 シンポジスト
全国自立生活センター協議会総会シンポジウム 「あなたは「尊厳死」を選びますか?‐「生」と「死」の自己決定を問う‐」
於:千里ライフサイエンスセンタービル
しかく2008年07月16日 「障害者運動・自立生活・メディア――映画『こんちくしょう』のスタッフと共に考える」
於:立命館大学学而館第3研究室
だいやまーく野崎 泰伸 報告 「若い障害者」が怒らなくともよい社会へ」
「障害者運動・自立生活・メディア――映画『こんちくしょう』のスタッフと共に考える」
しかく2008年07月20日〜21 「進化する介護」in京都 http://d.hatena.ne.jp/sakura_kai/20080701
だいやまーく堀田 義太郎 2008年07月20日 「意思伝達装置、スイッチ、ALSの介護に必要なITの知識と療養環境」
だいやまーく川口 有美子 2008年07月21日 「医療との連携による安全な在宅介護について」
「進化する介護」in京都 http://d.hatena.ne.jp/sakura_kai/20080701
だいやまーく野崎 泰伸 2008年07月21日 コメント「正義論・ケア論の視点から――論点の再確認とそこから考えられるべき問い」
大阪府立大学現代思想研究会+「生命の哲学」研究会 於:立命館大阪オフィス
だいやまーく葛城 貞三 2008年09月12日 取材「難病患者の支援充実を」中日新聞
だいやまーく川口 有美子 2008年09月13日 「人工呼吸器をつけて地域で暮らすために」
第3回かながわ医療的ケア実務者研修、10:10〜10:50 於:横浜ラポール
だいやまーく川口 有美子 2008年09月15日 「介助を通して――障害者差別禁止法を考える」(コメント)
NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク"全国の集い"in 京都
しかく2008年09月27日 グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点主催研究会第4回 出生をめぐる倫理研究会 「『生命』を問い直す―『生まれない方がよかった』という思想をめぐって」
14:00〜17:30 於: 立命館大学衣笠キャンパス学而館2階 第一研究室
だいやまーく野崎 泰伸 2008年09月27日 指定質問 「倫理は正当化できるか――加藤秀一の議論から」
出生をめぐる倫理研究会
だいやまーく櫻井 浩子 2008年09月27日 司会
出生をめぐる倫理研究会
だいやまーく葛城 貞三 2008年10月11日 報告
滋賀神経難病研究会事例検討会 於:大津市民病院
だいやまーく葛城 貞三 2008年10月18日 講義「難病ホームヘルパー養成講座」
社会福祉法人華頂会華頂社会福祉専門学校
だいやまーく川口 有美子 2008年11月11日 「在宅ALS療養者に対する基本的な支援のあり方」
愛知県医師会主催、難病講習会
しかく 2008年11月22日 出生をめぐる倫理研究会・難病の生存学研究会主催 第1回「"QOL"を考える勉強会」
於: 立命館大学創思館416 13:30−16:00
だいやまーく野崎 泰伸 2008年11月22日 話題提供者「QOLの哲学とそのリスト化の困難――とくにケイパビリティとの関連において」
第1回"QOL"を考える勉強会
だいやまーく川口 有美子 2008年12月05日 「重症神経難病患者が地域で生活するためには」
石川県難病相談支援センター主催、重症神経難病患者地域支援研修
だいやまーく橋本操・川口有美子 2008年12月13日 「国民的合意によるマイノリティの「死ぬ権利」」
第14回障害者政策研究全国集会
だいやまーく川口 有美子 2008年12月13日 「人工呼吸器をつけて地域で暮らすために〜NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会「進化する介護」のこれまでとこれから〜」
第1回医療的ケア全国交流会、13時〜17時、於:京都教育大学
だいやまーく川口 有美子 2008年12月17日 「NPPV導入と停止に関する課題整理 患者・家族・ヘルパーの立場から」
特定疾患患者の生活の質(QOL)向上に関する研究報告会
だいやまーく橋本操・川口 有美子 2008年12月20日 「ALS当事者による介護派遣事業の起業について」
JALSA講習会
だいやまーく西田 美紀 2009年01月18日 講義
「重度訪問介護利用者の医療的ケア・介護支援 ――ALS(筋萎縮性側策硬化症)を中心に」
JCIL主催,重度訪問養成研修
だいやまーく櫻井 浩子 2009年01月23日 「『ネットワークの構築』 出口の見える学習の取り組み」
愛知県豊田市交流館主事研修講師、13:30〜15:30、於;愛知県豊田市青少年センター (社会教育学)
だいやまーくHotta,Yoshitaro 2009年01月24日 "Between medical equipments and home appliances"
Workshop on The Mechanization of Empathy in Health Care, Ritsumeikan University.
だいやまーく野崎 泰伸 2009年02月03日 「「最低限のニーズ」は存在するか――とくに〈承認〉に焦点化して」
研究会 於:大阪府立大学
だいやまーく川口 有美子 2009年02月08日 「当事者の目線で語る医療的ケア」
15:30〜17:00 主催;NPO法人医療的ケアネット(http://www.mcnet.or.jp/index.shtml), 於;京都アスニーホール(4F)
だいやまーく野崎 泰伸 2009年02月09日 「「生の無条件の肯定」は正義だ!――倫理学からの・倫理学への挑戦」
研究会 於:六甲道勤労市民センター
だいやまーく川口 有美子 2009年02月14日 「「リヴィング・ウィルと尊厳死」懐疑的立場から」
第8回医師・介護懇談会 於;からすま京都ホテル
しかく2009年02月14日 出生をめぐる倫理研究会・難病の生存学研究会主催 第2回「"QOL"を考える勉強会」
於: 立命館大学 学而館2階 共同研究室202 11:00-15:00
だいやまーく櫻井 浩子 2009年02月14日 報告「新生児・小児の治療方針決定とQOL」
第2回「"QOL"を考える勉強会」
だいやまーく堀田 義太郎 2009年02月14日 報告「終末期におけるQOL」
第2回「"QOL"を考える勉強会」
だいやまーく野崎 泰伸 2009年02月14日 報告「ニーズを語れない人たちにおけるQOLを語るということ――とくに知的障害者を念頭に」
第2回「"QOL"を考える勉強会」
だいやまーく前川 智恵子 2009年02月14日 報告「自閉症児とその家族のQOL(仮)」
第2回「"QOL"を考える勉強会」
だいやまーく植村 要 2009年02月14日 報告「視力回復手術とQOL」
第2回「"QOL"を考える勉強会」
だいやまーく西田 美紀 2009年02月14日 報告「心理学とQOL(仮)」
第2回「"QOL"を考える勉強会」
しかく2009年02月28日・03/01 国際研究フォーラム「ライフデザインと福祉(Well-being)の人類学」
於:立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム
主催:国立民族学博物館 , 立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点 立命館大学生存学研究センター
だいやまーく阪田 弘一・山本 晋輔 2009年03月01日 ×ばつ建築」
国際研究フォーラム「ライフデザインと福祉(Well-being)の人類学」
於: 立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム
しかく2009年03月19日 出生をめぐる倫理研究会・難病の生存学研究会主催 第3回「"QOL"を考える勉強会」
於: 立命館大学衣笠キャンパス創思館410 13:00−18:00
だいやまーく櫻井 浩子 2009年03月19日 報告「『医療ネグレクト』概念の検討」
第3回「"QOL"を考える勉強会」
だいやまーく野崎 泰伸 2009年03月21日 伊勢田哲治『動物からの倫理学入門』合評会コメント
「『動物からの倫理学入門』の一つの読み方――倫理・正当化・正義」
京都生命倫理研究会 於:京都女子大学
だいやまーく川口 有美子 2009年03月29日 講演
TILベンチレーターネットワーク設立集会,13:00〜 於: 東京国際フォーラム


しかく今後の課題
2008年度の研究活動については、「福祉社会学会 第6回大会」、「第22回 日本地域福祉学会大会」、「第13回 日本難病看護学会」、「障害学会 第5回大会」、「科学技術社会論学会」、「第8回 日韓中住宅問題国際会議・プレシンポジウム」、「日本保健医療社会学会 第200回 関西定例研究会」等において、複数のプロジェクトメンバーによる学会発表を行うことができた。次年度についても、プロジェクト内外の協同研究を積極的に進め、各自の研究実績を学術論文・著書として執筆し、将来的には「(仮)難病資料集成論集」または「(仮)難病の生存学」等の、研究成果の刊行を行うことを目標とする。
次年度に向けては、本研究会の情報を共有化する手段として、生存学ホームページを有効活用し、プロジェクトメンバーの活動報告を集積した形で随時、掲載できるよう企画していきたい。



しかく2008年度グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
研究課題:難病の生存学の探究
研究メンバー:計16名 *所属などは2008年度当時
氏名 /研究科名 /領域・専攻・年次等 /プロジェクトにおける具体的な役割
前川 智恵子* /先端総合学術研究科 /生命領域・3年次 /難病者に対する多職種連携・協働
青木 慎太朗 /先端総合学術研究科 /公共領域・4年次 /支援技術と支援体制
有吉 玲子 /先端総合学術研究科 /公共領域・3年次 /人工透析と医療経済
伊藤 佳世子 /千葉大学大学院人文社会科学研究科公共専攻公共基盤研究・2年次 /筋ジストロフィー患者の自立生活
植村 要 /先端総合学術研究科 /公共領域・3年次 /難病者の情報保障
葛城 貞三 /先端総合学術研究科 /公共領域・3年次 /滋賀難病連と難病行政
川口 有美子 /先端総合学術研究科 /公共領域・5年次 /ALS患者の自立生活
櫻井 浩子 /先端総合学術研究科 /生命領域・4年次 /先天性疾患児の倫理的問題
佐藤 浩子 /先端総合学術研究科 /公共領域・3年次 /難病者に対する政策支援
竹林 弥生 /先端総合学術研究科 /公共領域・1年次 /難病者をめぐる制度研究
西田 美紀 /先端総合学術研究科 /公共領域・3年次 /ALS患者の自立生活の支援
長谷川 唯 /先端総合学術研究科 /生命領域・4年次 /難病者への支援体制
山本 晋輔 /先端総合学術研究科 /公共領域・3年次 /ALS患者の自立生活の居住空間
堀田 義太郎 /日本学術振興会 /倫理学/ケア労働をめぐる倫理的諸問題
野崎 泰伸 /生存学PD /倫理学 /難病の哲学および難病者に関する諸問題の倫理的検討
北村 健太郎 /生存学PD /社会学 /日本の血友病者の歴史
*プロジェクト研究代表者
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しかく計画
?T .研究内容等および「生存学」創成拠点にもたらす効果
だいやまーく研究内容、目的、意義
〈研究目的〉
本プロジェクト研究の目的は、「生存学」創成拠点の成果を具体的に創出、推進、発展させることである。本プロジェクトは、日本の難病者(以下、稀少疾病者を含む)をめぐる問題系という具体的な地点から考察を進め、学術研究を技術開発や政策提言に結びつけることを試行する。「生存学」創成拠点が国境を越えたプロジェクトであるのに対して、本プロジェクトは日本の難病者の「日常生活」と、難病者に関わる専門職の「現場」から考察を進める。「生存学」に関わる国内の研究の深化は、海外へ発信する研究成果を質量ともに充実させることになる。
〈研究の意義〉
第一に、難病者を対象とした研究は各々の研究領域での蓄積が見られるが、いわゆる障害者を対象とした研究に比べれば、圧倒的に数が少ない。質量両面において難病者をめぐる研究の充実が求められている。第二に、自然科学と人文・社会科学にまたがっていることにより、充分に体系立てられてこなかった。これは「生存学」の趣旨が指摘している。第三に、それらの研究成果が研究対象とされた難病者に充分に還元され、利用されているとは言えない。必要に応じて難病者が利用しやすい形に変換させる。本プロジェクトは以上の三点を踏まえた上で、難病者本人の研究参加および成果利用を念頭に置き、研究計画を立て研究成果を発信する。
〈研究内容〉
日本の難病政策は、1972年の「難病対策要綱」を基本方針として諸政策が進められてきた。他方、難病者の団体内部では、お互いの相互交流やピアカウンセリングが実践されてきたが、政策立案やその提言には疎いのが常であった。近年のIT技術や緩和医療の普及に加え、医療費抑制政策と連動する尊厳死言説の台頭など難病者を取り巻く環境、社会からの無言の圧力も厳しくなっている。こうした現在の情勢に見合った難病研究が求められている。

だいやまーく「生存学」創成拠点にもたらす効果
本プロジェクトが「生存学」創成拠点にもたらす効果は、第一に、既に活動している研究会/プロジェクトと連動し、無理のない範囲で研究成果を集約する機能を果たすことが予測される。現在、「生存学」創成拠点は、個々の研究課題が推進されているが、「拠点」と名乗る以上は、研究成果を生産する一方で、それらを整理していく作業が必要と考える。第二に、後述する(仮)『難病資料集成』、論集(仮)『難病の生存学』の刊行作業を通じて、院生の論文執筆および指導に寄与する。第三に、これらの研究活動を手堅く進めていけば、将来的には「法政大学大原社会問題研究所」(http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/)の難病ヴァージョンのような(仮)「難病問題研究所」設立も不可能ではない。「難病問題研究所」の看板を掲げることで、難病者に関心を持つ後進の研究者が集う、他に類を見ない研究機関となるだろう。

II.研究計画・方法・研究成果発表の方法
前述のI.を達成するための研究計画・方法および研究成果発表の方法について、実施期間を明記する等具体的に記入してください。
〈研究計画〉
本プロジェクトの参加している院生は、博士論文執筆を目指す3回生以上が多い。したがって、院生各自の研究の深化を第一に優先する。その上で、共有できる研究成果を共有し、協力して進められるサブプロジェクトを適宜推進する。本プロジェクトのサブカテゴリ(支柱)として、後述する「生活」「歴史」「政策」「技術」「運動」「倫理」を立てる。本プロジェクトは、研究成果の刊行を研究計画の中心に据える。まず手始めとして、2008年度に難病に関わる資料を集めた(仮)『難病資料集成』を刊行する。続いて、2009年度は本プロジェクトに関わる院生が各自の研究テーマに即して論文を執筆し、論集(仮)『難病の生存学』を刊行する。また、本プロジェクトは便宜的に難病に焦点化しているが、関連する研究分野との協同研究を歓迎する。

〈研究方法〉
以下、便宜的に分類するサブカテゴリ(支柱)の諸研究を、基本的には各自の研究として遂行する。必要に応じて、複数名からなるサブプロジェクトとして研究が進められる。逆に、本プロジェクトは院生各自の研究の深化を第一義とするため、無理に複数名のプロジェクトにすることはない。また、既存の研究会/プロジェクトと連動した活動をすることによって、研究成果を系統的に整理集約することを目指す。本プロジェクトのサブカテゴリ(支柱)である「生活」「歴史」「政策」「技術」「運動」「倫理」を以下に示す。
1.生活
難病者の生活実態を様々な側面から明らかにする研究である。具体的には、京都在住のALS患者のニーズ把握、人的支援、生活を支えるために必要な各種サービスや裏付けとなる諸制度、居住空間の在り方などを検討する。これはサブカテゴリ「技術」等に接続される。
2.歴史
いわゆる難病と呼ばれる人たちの歴史を解明する。歴史の解明は、他のカテゴリ「政策」「技術」等に接続され、研究が深化する。難病者の歴史については、難病の歴史のアーカイヴ構築を目指している「難病支援ネット北海道」(http://nanbyo-shien-h.net)があり、2008年6月時点で連絡が取れる関係になっている。
3.政策
難病をめぐる政策研究である。介護保険法、自立支援法、難病事業、医療政策の絡み合いをほぐして、最終的には難病者団体が行政と交渉できる能力を身につけることを目指す。必要に応じて「老い研究会」と連動して、戦後日本の社会保障政策の変遷を吟味する研究を進める。
4.技術
身体に直接関わる医療技術と、社会とのインターフェイスとしての情報技術、建築技術の諸問題を考究する。「ITP(含スイッチ研)」の情報技術に関わる研究成果の共有、他のサブカテゴリ「生活」「倫理」等との接続、難病者に関わる技術の変遷の解明などを進める。
5.運動
従来、難病者の患者運動の組織的基盤は脆弱であり、運動の中心を担った個人が撤退すると運動が衰退し、組織が消滅する場合が多い。そのこともあり、難病者の患者運動が社会に与えた影響は充分に吟味されてはいない。患者運動の「歴史」を解明し、今後の患者会の財政問題、運動を「政策」に反映させる方策などを考究する。
6.倫理
医療倫理や優生思想などの諸問題を考究する。倫理的諸問題については、既に活動している「出生をめぐる倫理研究会」がある。必要に応じて研究成果を共有し、適宜連動して研究を進める。

各々の課題は関連しているため、最終的には何らかのかたちで関連することになるだろう。本プロジェクトは、院生各自の研究を優先するので、本プロジェクトとして何か一つの研究課題に取り組むわけではない。個々の研究成果が集積され、本プロジェクトの研究成果となる。

〈研究成果発表の方法〉
院生は、論文や研究ノート等の執筆、学会発表などを通じて、研究成果を積極的に生産/発信する。事情により公開不可能なものを除き、本プロジェクトで得たすべての情報は生存学ホームページに掲載する。以上の基本的作業を進めながら、(仮)『難病資料集成』、論集(仮)『難病の生存学』等、研究成果の刊行を行なう。

III.研究経費執行計画(千円)
(省略)

*作成:北村 健太郎
UP:20090801 REV:20100422 20120203
出生をめぐる倫理研究会老い研究会組織
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