生きる意志こそ絶望(危機)の源泉だと。〜北条民雄〜

2025年12月03日

生きる意志こそ絶望(危機)の源泉だと。〜北条民雄〜

昨夜の本棚の整理から、3年前に購入した名言集が出て来た。

以前に聞いた、

「無謀なチャレンジ(意志)がなければ、大きな目標には至らない」

とある先輩が語っていました。

人間、危機に落ちる(絶望)ことがなければ、真剣に自らの姿を顧みない。


『人生を変える言葉2000』に以下の言葉を見つけました。

作家の北条民雄氏の文から、

(以下、転載)

僕思うんですが、意志の大いさは
絶望の大いさに正比する、とね。
意志のないものに
絶望などあろうはずがないじゃありませんか。
生きる意志こそ絶望の源泉だと
常に思っているのです。
(『いのちの初夜』)

要するにどん底を見たものしか、意志を持って前に進めない、という意味だと思います。

建築事務所を35年もやっていると、経済情勢や人間関係、さらに自らの役割から、仕事なできない状況や困難な陥ることある。

バブル経済の終わる

個人事務所に大型物件、しかも設計に2年半

消費税アップ3%→5%

選挙と並行して建築現場

今年後半の超短期の設計と工事

人生に何度も、"これ乗り切れるのか?"の危機的状況が発生する。

毎日、毎日、考える日々。

私は乗り切れるのか?と、悩みながら目標を逆算して、日々の作業を進める。

>意志の大いさは、絶望の大いさに正比する。

さらに、予期せぬ変化にも対応が必要となる。

ほんとに西郷隆盛が言った「危機管理」の日々ではないかと振り返ります。

志(意志)を持ち、危機(絶望)に対処していく。その積み重ねが、人生だと思います。

久しぶりに、名言集を読み返していて、頭に浮かぶ体験を振り返っています。

(追記) (追記ここまで)

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(追記) (追記ここまで)

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