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March 30, 2007

「本生」

アサヒビールの「本生」が商標登録拒否されました!!(正確に言えば、商標登録出願の拒絶審決取消請求棄却判決が出ました)

なぜアサヒビールは負けたのか?その大きな理由は、商標をきちんと育てなかったからだと思います

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アサヒビールは、「ビール風味の麦芽発泡酒」を指定商品として、商標「本生」について出願しました。

しかし、特許庁は、「"本生"は"加熱殺菌していない本格的なもの"と言う意味を認識させるに過ぎず、単なる品質表示であり、商標として機能しない」と判断しました。

この判断に対して、アサヒビール側は、「"本生"という言葉は辞書に載っていない」、「本生は造語であるから商標として機能し得る」、「"本生"はアサヒビールの発泡酒として広く使用されており周知商標となっている」など種々の主張を致しました。

しかし、負けました。

その敗因は何か・・・。それは、「本生」という商標をきちんと育てなかったからだと思います。

簡単に説明しますと、アサヒビールは、この発泡酒の商品名を「アサヒ本生」とすることを宣言したうえで宣伝広告活動を展開していました。そのほかにも、「スカッと本格「生」」、「しっかりうまい、本格「生」」などとして宣伝広告しており、「本生」単独ではほとんど宣伝していませんでした。

判決においては、「アサヒ(Asahi)の本生」としては、広く知られていると言えるが、「本生」の文字のみの商標は広く知られているとは言えない、と判断しました。

この例では、ある意味、著名商標である「アサヒ」、「Asahi」が、まだ育っていないひよこの「本生」の成長を阻害したと言えるのではないかと思います。

なぜなら、この判決のなかで裁判長は、「"本生"の文字のみによってアサヒビールの商品であることを認識できるほどに知られるに至る可能性のあることを一般論として否定したものではない」と言っています。

すなわち、裁判長は、アサヒビールが「本生」という商標をきちんと育て、周知、著名としたならば、「本生」と言う商標の登録の可能性は十分有り得ることを示唆しているものと思われます。

子供と同様、商標もきちんと育てましょう

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ezenyu1 at 19:04│Comments(0)TrackBack(0)│ [フレーム]

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