March 17, 2007
物の売り方
私は日本酒が好きです!
しかし、以前は大嫌いでした!!
何故日本酒が嫌いだったのか分析してみると、1つは「味」です。もう1つは「安っぽい」、「親父っぽい」イメージだったと思います。
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日本酒が嫌いだったときは、大手酒造会社のものを飲んでいた、あるいは飲まされていたわけですが、そのときは、「日本酒って人工的な味がするんだな〜」と思っていました。
現に、その頃飲んでいた日本酒には、米、米麹以外に、醸造用アルコール、糖類、アミノ酸などが含有されていました。
そして、日本酒が紙パックで売られていることに何だか違和感を感じていました。
「お酒って雰囲気で飲むものなのに、あんな売り方をしたら雰囲気をぶち壊すし、それに安さで勝負するしかなくなるのにな〜」と思っていました。
私は、日本酒をストローで飲みたいとは思わないのですが、大手酒造会社では「ストローで飲む紙パック入りの日本酒」が販売されているみたいです。
商品が生まれる際には、イメージとともに生み出されるものだと思っています。このイメージをうまくコントロールできれば、商品の価値もコントロールできるのだと思います。
始めから「安いイメージ」で売り出してしまえば、その後値段を上げるのは難しいでしょうし、競合他社の製品が出てきた際にはそれよりも安く値段設定をするしかないでしょう。
しかし、最初に「高級なイメージ」や「ある雰囲気」を伴って生まれた製品は、その後価格競争に巻き込まれることは少ないと思います。
その際に、活躍するのが、知財の世界で言えば商品名たる商標です。商標で、ある商品に高級なイメージを持たせることも、使用するシーンを想像させることも、使えるイメージ、面白そうなイメージ、など種々の価値付けをすることは可能だと思っています。
商品を生かすも殺すも商標次第です!!
そして、商標は時代とともに変遷する生き物です!
商品、サービスの販売戦略に商標を活用するといいと思います!!<m(__)m>
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