博士課程
博士課程(はくしかてい、英: Docter Couse)とは、世界で活躍する優秀な研究者およびニートを輩出する稀有な教育課程。卒業生の末路がノーベル賞受賞者から社会不適合者と両極端であることから「天国と地獄」や「馬鹿と天才は紙一重」とも呼ばれる。
概要[編集 ]
二年間の博士前期課程と三年間の博士後期課程が存在し、一般的には前者を修士課程、後者を博士課程と呼ぶ。そして所属する学生を博士一年、博士二年、博士三年と呼称する。卒業できれば名実ともに世界 最高の学位である「博士」の称号が得られる。修士課程を経てさらに研究に没頭したい学生が進む道であるが、その実は非常に過酷である。その上、卒業時には就職はなく、若さもなく、哀咽することとなる。
活動[編集 ]
当然、研究が第一の生活を送る。修士課程では日曜日は休みだが、博士課程では基本的に年中無休である。優秀な学生が博士課程に進むが、修士課程よりも遥かに多くの研究成果を求められるため、どれほど優秀な学生であろうと苦しむ。ノーベル賞受賞者ですら「博士課程とポスドクは辛かった」というほどである。ブラック企業など比較の対象にすらならないほどの過酷な生活を送っていることから、「サイボーグ養成課程」と呼ばれることもある。
卒業後[編集 ]
卒業後の進路は基本的に三択であるが、どれも非常に過酷である。
大学[編集 ]
所属する研究室に残って研究を続けたり、大学の研究機関に入ったりする道。研究室に残る場合は非正規雇用であり、たとえ東大卒であろうとも非正規切りの犠牲となる。研究機関はまだ安定しているが、修士で卒業した学生とは比べ物にならないほど低い給料が支払われる。当然ながら人権はほぼない。何とか教授になれる人もいるがごく少数であり、ほとんどはピペット土方として人生を終える。
一般企業[編集 ]
一般企業に就職し、社畜として研究開発を行う。世界最高の学位である博士を持っているから優遇されるかと思いきや、どの企業も採用してくれない。それもそのはず、27歳で高い賃金を払わなければいけない博士など一般企業は欲しくないのである。修士を雇って会社内で博士を取得させた方が経済的である。会社のホームページを見れば分かるが、大体は高卒・学卒・修士卒の初任給しか載っていない。初めから博士を募集していないのである。もちろん博士を歓迎している一般企業や研究機関もあるが、東大や京大などの博士学生の応募が殺到しており、非常に高難易度となっている。学卒や修士卒より遥かに就職が厳しいのだ。ちなみに、産業界が博士を冷遇しているのは日本だけであったりする。
ニート [編集 ]
非常に多い。文系で博士課程に進学すると十中八九ここである。日本に生まれて来なければ良かったのにね。
単位取得満期退学[編集 ]
見逃されがちであるが、三年間研究したのにも関わらず博士号を取得できずに退学する学生が非常に多い。(称号は博士課程修了である)
もっとも博士取得率が高い工学系ですら学位取得は8割程度であり、人文系や社会科学系の文系では1割程度である。文系と理系で大きな差が出ているのは、理系では実験条件(温度、圧力等)を1つでも変えれば違う研究だと言い張れる一方で、文系では独自性を出すのが非常に難しいからである。博士号の取得の難しさという観点で言えば文系の博士の方が非常に優秀であると言えるだろう。
退学をしてしまうと、研究者としての人生が絶たれ、大学はもちろん一般企業にすら就職はできない。ニートまっしぐらである。退学率が非常に高いにも関わらず退学者が知られていないのは子供部屋の片隅でひっそりと暮らしているからなのだ。しかし、決して馬鹿にしてはいけない。彼らの屍があってこそ、日本の研究開発は支えられているのだ。
関連項目[編集 ]
「でも」や「しかし」、こういった接続詞があなたの「博士課程」への加筆を邪魔している。...じゃあ、いつ加筆するか?今でしょ! (Portal:スタブ)