ラプラスの悪魔
ラプラスの悪魔(-あくま)は、19世紀の黒魔導師 ピエール=シモン・ラプラスが生み出した悪魔。時を司り、過去、現在、そして未来のすべてを見ることができる。未だ謎の部分が多く、兎の姿をしているとする説、水タイプのモンスターであるとする説などもある。
概要[編集 ]
ラプラスの悪魔について、生みの親である黒魔導師 ラプラスはこう記している。
もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、その知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も全て見えているであろう。
〜 ラプラスの悪魔 について、ラプラス
「知性」とは言うまでもなくラプラスの悪魔のことを指している。これによれば、ラプラスの悪魔は過去の出来事を思い出すように、未来を見ることができる。また、全ての物質の状態を把握しているため、この宇宙を全て見渡せる。もちろん、あなたが今日どこで何をしたのかも全て見ている。
悪魔を巡る攻防[編集 ]
すべての始まり[編集 ]
ラプラスの悪魔を確認できる最古の資料は、1812年に記された、『確率の解析的理論』である。その後のラプラスの悪魔については諸説あるが、もっとも一般的な説を紹介する。
ラプラスの悪魔を生み出したラプラスはまず、悪魔から自分が何時死ぬかを聞き、その未来を変えようとする。しかし1828年、ラプラスは悪魔の予言通りに死ぬ。悪魔の見た未来は、決して変えることのできないものだった。
悪魔の暗躍[編集 ]
ラプラスの死により、悪魔は政府の手に渉った。政府は悪魔の見た未来を国民一人ひとりに告げる。偶然の存在しない世界の到来だった。安寧な未来を保証された者達は悪魔を神の如く崇めた。一方、不幸を宣告された者達は悪魔に反乱を起こすがそれも詮無き事、宣告通りの死を遂げたのみであった。
封印[編集 ]
しかし1927年、反乱側の白魔導師 ニールス・ボーア、ヴェルナー・ハイゼンベルクらが、悪魔封印のため、ついに立ち上がる。彼らは政府軍と激しく戦った。この時既に悪魔の目には政府軍に敗北し、殺し尽くされる反乱軍の姿が映っていた。しかし、結果は違っていた。反乱軍が呪文「量子論」を発動させたのである。これにより悪魔の見た未来は無効化された。政府軍の魔導師アインシュタインらは必死に抵抗したが、為す術無く散っていった。そしてついに反乱軍のハイゼンベルクが唱えた呪文「不確定性原理」により、ラプラスの悪魔は封印されたのだった。
その後[編集 ]
現在、ラプラスの悪魔は完全に滅んだとされているが、一部には悪魔復活を目論む者もいる。黒魔導師エルヴィン・シュレーディンガーは、対「量子論」用の、「シュレーディンガーの猫」と呼ばれる魔物を生み出し、悪魔の封印を説こうとしている。この魔物は現在も量子論を使用する者達と戦いを繰り広げている。
ラプラスの悪魔を題材とした詩[編集 ]
数は少ないが、ラプラスの悪魔を題材とした詩も存在する。それが「ラプラスにのって」である。この詩は、「ラプラスの悪魔水タイプ説」を唱えていることでも知られる番組「ポケットモンスター」で発表された。ピエール=シモン・ラプラス自ら書いたものであるとの見方が強い。
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。
後は適当に頑張って 適当に頑張って 下さい。 (Portal:スタブ)
「不思議の国のアリス」との関係[編集 ]
「ローゼンメイデン」の主張する説によれば、ラプラスの悪魔は白兎の姿をしているとされる。この姿はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」に登場するそれに酷似しており、何らかの関係があると見られている。一説によれば、キャロルもまた黒魔導師の一人であり、悪魔に関する書物を、検閲を逃れるために童話として出版したのだともいわれる。
関連項目[編集 ]
ラプラスの悪魔は執筆者が光速に近い速さで書いたため、ローレンツ収縮により短くなっています。もっとゆっくり書いてくださる協力者を求めています。 (Portal:スタブ)